自分で覚悟を決めても揺らぐ精神が自分でも情けないと刹那は思う
「おやおや大事なお嬢様に代わって脱ぐことも出来ないのか」
 明確な脅し、そしてそれに従う自分という状況はある種倒錯した空間を生むのだ
「……」
 無言で最後の一枚に手をかけて引き降ろした
「いい脱ぎッぷりだ!」