良く見れば連れ込まれた場所は魔法的な諸術が施された結界の中のようだった
「ここでそれを産み続けるんだぜ」
 固定された身体は言う事を聞かずに、ただ股間にある穴からはあの芋虫が這い出るのだった
「こいつも要らないのかな?」
 男は見下しながら何かを考えていた