「でも、千鶴お姉ちゃんの中はお姉ちゃんにあわせてキュッキュッって締め付けるんだけどなぁ」
 少年の両手は右腕は直腸に左腕は膣へと潜り込んでいる
「お散歩に行こうよ」
 他の子供が千鶴のリードを引いて
「ちょっと待てよ、この腕はリモコンなんだからな! 引っ張ったら意味が無いだろ」
 勝手に子供同士ケンカをはじめる
「ダメよ、みんな! ケンカはしないの」
 今までのようにたしなめる
「うるせぇ千鶴お姉ちゃんはどれいなんだから僕達の言うこと聞いてればいいんだよ」
「そうよ、うざいこと言っちゃダメなの」
 しかし返ってくる言葉は正反対になっていた
「じゃあ二人でね」
 いつのまにか仲直りすると
「ちょっとまてよ俺達も!」
 他の子もよって来てリードに触れる下から腕を差し込むのを交代しようとするものも出始める
「よおし! お姉ちゃんのここに砂詰めようぜ! 砂場までれっつごー」
 子供に囲まれる生活は望みだった、しかし今のこれは望んだ何かとは違うと千鶴は思うのだ。