「ほら立ってちうちゃん!」
 両側から千雨の体を持ち上げる
「な……何を?」
 大きな男に直接つかまれるなど恐怖でしかない
「こっちに24時間ずっと繋がってるカメラ設置してあったよね」
 そんなことは千雨は知らなかった