本棚の奥に連れて行く
ここで……
 のどかの怯えたような声に
「へえ、いい感じだね本の臭いに囲まれてさ」
 男は軽く言うる
「これでないと燃えないんだろ、図書委員は」
 人格すべてを否定された気のする言葉だった