海野 洋子
残された傷痕……の図
美少女戦士セーラームーン真伝……白と黒 その273 母の前で衣服が接がされていく 「おお……お姫様は傷物か」 男の目にさらけ出された洋子の身体は美しいプロポーションに不似合いな禍々しい傷痕があった 「洋子……」 母の振るえる声がこの傷が生来のものでは無い事を示していた 「そうかい、母親が必死に庇う事も無いってこった、何処かでやられたんだろうぜ」 あの爆発の最中、洋子は敵の姿を見つけた、そのエネルギーの本流を真面に受けてしまったのだった、いつもなら輪がカバーに入るタイミングもあの空間ではそれも侭ならなかったのだ…… 「まあ、そんな姿だって抱いてやるこっちへ来い」 あの時から変身ペンを紛失している洋子にはこの男に対抗出来るだけの手段が無かった 「お母さまを……早く助けて……」 必死に言葉を紡ぐ、今の自分にも守れるかもしれないもの、償わなければいけないならすこしづつでも…… 「ああ、じゃあお前が自分からこっち来てこれ舐めたらな」 男の股間は今のままでも充分凶器にしか見えない代物が洋子を狙って黒光りしていた ただの立ちポーズだねぇ |