人妻蟻地獄

新幹線で遊ばれて……の図

着いたぞ……歩けよ……

(ああ、こんなことって……恥ずかしい……いっそ死んでしまいたい……)
新幹線のホームに降り立った瞬間から、周りの男たちの無遠慮な視線が集中する。
妖しいまでの色気を漂わせた薄着の美女と、それを左右から挟む、ひと目でヤクザとわかる男たち……
そんな4人が、人目を引き、その脳裏に淫らな想像を湧き立たせないはずがない。
ましてや、真ん中の女性が憂いを帯びた悲しげな、それでいて官能に浸かった悩ましげな表情をしているとあっては。
「ええ女や。ふるえがくるわ」
「あんなええ女がヤクザの女とは、世のなかどうなっとんのや」
「ヤクザに輪姦されて、離れられんようなったいうところやな」
その好奇の囁きもその実、あながち的外れでないのが、耀子をいっそういたたまれない気持ちにさせる。
そう、今の耀子はヤクザの情婦どころか、それよりもはるかにみじめな、ヤクザに所有される奴隷妻。
親友・恵美子を助け出すはずが、今や2人揃って大田原組の利益のために日々肉体を酷使されているのだ。
素肌に裾の短いワンピースだけ、媚肉には極太の張型、直腸びっしりに詰め込まれた何本ものヘロイン詰めソーセージ……
そして何より、新幹線内でのいたぶりに反応して、心とは裏腹にすでにビチョビチョに濡れてしまっている事実。
周囲の人々にその全てを知られ、あざ笑われているような錯覚さえして、耀子は生きた心地がしない。
「フフフ、大事な仕事の途中でなかったら、奴らに目の保養をさせてやるんだがな」
「まったくじゃ。ヒヒヒ、奥さんのノーパンのムチムチの尻を、みんなに見せてやりたいくらいじゃよ」
ヤクザたちのからかいにもあらがいの言葉すら出せず、ただただ引き立てられるままに耀子は雑踏の中を通り過ぎていく。
もうヌルヌルで、今にも蜜に滑って抜け落ちそうな張型を必死に食い締めながら……

……『人妻蟻地獄』下巻<耀子・美臀侵蝕篇>より



リクが入ったので一気に描いてしまいました。 まだ落書き帳2冊前のなのですぐに見つかって良かったです……



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