肛虐生贄クラブ

帰る直前に……の図

「おねだりするんですよ、有理子さん」
「ああッ……ああ、有理子のお尻の穴を犯して……お尻の穴に太いのを、入れてください」
(ああ、お尻の穴を犯されるんだわ……いや、そんなこと……許してッ)
一度犯されたら二度も三度も同じ……そんなはずはないのだが、有理子は抗いの言葉を出せなかった。
それが、征服されてしまった女の哀しさだった。
それどころか、また肛門を犯されるのだと思うと、恐怖と同時にどこか首筋にとろけるような戦慄が走った。
「フフフ、肛門セックスのよさがわかってきたんでしょう、有理子さん。さあ、思いきり気分を出すんですよ」
「ああッ、ひッ、ひッ……た、たまらないッ……い、いいッ……」
貞淑な人妻の肉体をほしいままにし、なおかつ倒錯したA感覚までおぼえこませる瀬島はまさに悪魔そのものだ。
その悪魔に深々と貫かれ、肛悦の快感に身を灼かれながら、有理子は命ぜられるままに次々と屈服の言葉を吐いた。
もう、夢うつつになった有理子には自分でも何を言っているかわからない。
「有理子の……ああ、有理子のお尻の穴、もう、瀬島さんのものです……どんなことでもして……あうう」
そう叫ぶと、有理子は全身をガクガクとのけ反らせてめくるめく絶頂をかけ登っていった。
「あああ、イクッ……有理子、イッちゃうッ」

……『肛虐生贄クラブ』上巻<有理子二十七歳、悲劇は突然に>より




何気なくカラー化をしようとちょっと古い落書き帳を開いてみる(ちなみに私の今描いてるものの7冊前で)その中にあったリクの画はこれのラフでした……いやぁ他のを探すのは大変そうだとちょっと痛感。




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