奴隷妻･夏子　肛虐の刻印

浣腸したアナルを……の図

「ひどい……」
「いい尻をして泣くな。もう奥さんは、尻の穴まで俺のものだぜ」
　うつろな夏子の頭の中に、勝ち誇った男の声がぐらぐらと響く。
　そして、その言葉を肯定するかのように、もう夏子は男に逆らえなかった。
　四つん這いにひざまずかされ、まだただれている肛門に飲まされた薬液の灼けるようなつらさ。
　湯船の中ではたかれながら双臀を割られ、懸命にすぼめる肛門をじっくり観察される屈辱。
「ああ、つらい……お尻、変になっちゃう」
　それでも、夏子は反発する気配を見せず、涙を流すばかりだった。
　肛姦の衝撃は、気の強い美人妻の心にクッキリと一生消えない刻印を押していたのだ。
　そして、そんな風情は血も涙もない肛虐鬼にとってさらなる欲望をかき立てられる媚態でしかない。
　事実、夏子の心情を物語るようにおびえてひくつく肛門の妖しい動きに、
　さきほどアナルバージンを奪ったばかりの屹立は早くも力を取り戻していた。
「い、いやあ！　そ、そんなこと、もう、もういやっ！　お尻はいやあ！」
　唐突に湯船から立ち上がった男の意図を悟ったときにはもう遅い。
　今日二度目の、苦痛と官能の入り混じった悲痛な悲鳴が浴室に響き渡った。

……『奴隷妻・夏子　肛虐の刻印』より






アナルの感じが一生懸命閉めてる様に見えたら上手く行ってるのだと思う