乱身調書

美しい女体噴水の図

どんどん吹きあがる水

「だめ……ああ、江里子、また狂っちゃう……」
「すっかり尻の穴で感じるようになったな、江里子さん。ちょいと感じすぎのようだがよ」
肛虐魔の志田ですら思わず舌を巻いてしまうほど、江里子のA感覚は鋭く、敏感だ。
そしてそれこそが、どんなにおぞましく思っても江美子が志田の調教から逃げられない最大の理由。
「た、たまんないッ」
テニスコートでの調教で疲れ切った身体、酷使されいまだズキズキと疼く肛門。
だが、苦悶のはずの注入される激しい水流は、同時に再び江里子の官能を無理やりに揺さぶりだす。
それは、江里子がマゾ奴隷として、そして肛虐奴隷として一級品の素質を持っている何よりの証拠だ。
たちまち江里子は、上品な若妻から蛇口をひねる志田の手に踊らされる肉の人形へと変わっていった。
「ひいーッ、ひッ……死ぬうッ」
公園の水飲み場の台の上で、のけぞった江里子の裸身が夕陽を受けて美しく輝く。
この身体がある限り、江里子は一生男に責められて泣き続けることになるだろう……

…『乱身調書』下巻<若妻魔肛地獄>より





噴水での浣腸は結城作品の定番の一つ、でもこれを描くのって結城がいるよね、リクエストじゃないとこから入るのも何だけどこのシーンが好きなんです




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