聖夜の惨劇


その日香山家は、朝から華やいだ空気に包まれていた。昨夜のリカの友達を招いてひらいたパーティーの余韻が残る中、夜の、家族とルイだけのパーティーの準備に朝から大忙しだった。その準備も一段落して、皆でお昼の食卓を囲んでいると、玄関のチャイムが鳴った。
 立上ろうとする織江を手で制して、七重が立上った。
「私が出るよ」
 そう言って七重が、玄関に向かった。暫くして玄関の方で何か重い物が倒れる音がしたと思うと、荒い足音と共に仮面の男が三人、手に手に拳銃を持って侵入して来た。
「無駄な抵抗はしない様に、この銃は本物だ」
 先頭のガッシリした体つきの小柄な男が、織江達三人に言った。
「貴方達は、誰です。何の為にこんな事を。母は、母は、如何したんです?」
「ばあさんなら、ちょっと寝てもらったよ」
「何が目的なんです。お金なら差し上げます。乱暴は止して下さい」
「別にはした金が欲しい訳じゃない。クリスマスだから、プレゼントを持ってきたのさ。奥さん達が素直に言う事を聞けば、手荒な事などしないさ。俺達は、織江さんのファンだからね。
「おい、子供と男を、縛っとけ」
 小男が、後ろの痩身で背の高い男と、プロレスラーの様な体躯の男に命令した。男達は無言で頷くと、ロープを手にリカとルイに近ずく。小男の銃口が、リカに向けられる。 隙を見て反撃をしようとしていたルイも、こうなっては手が出せない。ルイは、身動きも出来ないくらい厳重に縛られて猿轡をされて床に寝かされ、リカは後手に軽く縛られて、椅子の上に座らされた。男達の視線が、織江に集中する。そのギラギラした熱っぽい視線に、織江は、身も竦む様な恐怖を感じた。男達の粘り付くような視線が、織江の体を嘗め回す。
「ああ、何が、何が望みなんです」
 金が目的ではない、と言う男の言葉から、目的が自分の体だと察しは着いたが、織江は訊かずにいられなかった。織江の体が恐怖に震える。
「ふふふ、亭主が家を空けっぱなしで、寂しい織江さんの心と身体の隙間を、埋めて差し上げようと思ってね。ああ、リカちゃんには、弟妹でも創って上げる積りさ」
 男は、嘲るような楽しそうな声で、織江に言った。
「ヒィッ、イヤッ、いやッー!!そんな恐ろしい事しないで、許して下さい」
 織江の美しい瞳が、恐怖に凍り付く。この男達は、只自分をレイプするだけではなく、無理矢理妊娠させ様というのだ。震えが一層激しくなり、膝がガクガクする。イヤイヤをする様に小さく首を振って、織江が後ずさる。男達は、面白そうにソレを眺めている。織江の背が壁に着く。「織江さん、テーブルの上に乗って、服を脱いで貰おうか」
 小男が、楽しげな口調で、織江に命令する。織江は首を振って、拒否する。
「馬鹿な事言わないで!嫌です!」
 小男の銃口が、リカの頭に突き付けられた。
「ヒィッ、駄目ッ!ああ、します。しますから、娘に、リカに、乱暴しないで!!」
 織江は、慌ててテーブルに乗ると、小男の銃口が、リカの頭から離れた。
「じゃ、始めて貰おうか。色っぽく腰を振りながら、脱いで行ってもらいましょう」
 男の口調は、あくまで楽しげだった。切り札を握っている以上、織江に逆らう術は無い。リカの命を握られては、どんな要求にも屈せざる得ないのだ。織江の口から、啜り泣きが漏れ,そのの美しい瞳から、真珠のような大粒の涙が落ちる。本来なら、それは人の心を打つ光景だ。しかし、悪魔のような陵辱者達には、嗜虐心を一層募らせる心躍る光景なのだ。小男が、痩身の男に目で合図を送る。痩身の男は頷くと、箱に偽装したヴィデオを廻し始めた。
「さあ、早く始めて貰おうか」
 小男が、催促する。その声は、相変わらず楽しげだ。織江は、唇を噛んで一瞬空を見つめると、震える手をセーターに掛けた。セーターを脱ぐと、次はブラウス、そしてスカートと、次々に脱いで行く。とうとう、ブラジャーとパンティーだけになった。ブラジャーもパンティーもシックなデザインの黒だ。織江の白い肌にそれが艶かしく映える。織江の手が止まった。
「ああ、もう、もう許して下さい。堪忍して」
そう言って、胸を抱えてしゃがみ込んでしまった。それを見た小男が、プロレスラーの様な体躯の男に顎をしゃくる。大男が、リカに近ずいた。
「リカちゃん、ママの事好きかい」
 リカが、頷く。
「ママは、一人で裸に成るのが恥かしいみたいだから、リカちゃんも一緒に裸に成ろうね」
 そう言って、リカの服に手を掛けると、真っ二つに引き裂いた。と、漸く膨らみ始めた薄い胸が顕に成った。男の手がその胸を弄る。リカの口から羞恥と激痛に絶叫が迸る。
「ヒィッ、駄目ッ、脱ぎます。脱ぎますから、リカに触らないで!」
 織江は、悲鳴を上げて立上ると、ブラジャーに手を掛けた。大きな白桃の様な胸が、ブルンと重たげに揺れながら男達の眼前に晒された。男達が、思わず息を飲んだ。ツンと上向いた乳首は初々しい色彩を留め、まったく型崩れしていない。とても、小学校の娘がいるとは思えない。男達の喉が鳴った。織江は左腕で胸を覆ったが、豊満な乳房は、その腕からこぼれんばかりだ。織江の右手が、ソロソロとパンティーを下ろしていく。漆黒の翳りが顔を覗かせる。奇麗な逆三角形に生え揃ったソレは、織江の白い肌理細やかな肌に、クッキリと鮮烈なコントラストをなし、艶やかに映える。リーダー格の小男以外の目に、焦れたような色が浮かぶ。織江がパンティーを足首から取り去った。織江は、右手で漆黒の翳りを覆い、体を隠す様にしゃがみ込んだ。
「織江さん、次は足を開いて、跪いて貰おうか」
 リーダーが、にこやかに織江に命じる。織江は、イヤイヤする様に小さく首を振った。そんな事をすれば、女として最も隠しておきたい所を陵辱者達に晒す事になる。愛する夫にさえ、こんな明るい所で見せた事など無いのだ。余りの恥辱に、織江の全身が朱に染まる。羞恥心の人一倍強い織江にとってそれは、死にも勝る恥辱だった。愛する我が子を守るためで無ければ、死んでも聞けない命令だ。しかし、リカを人質に取られていては、素直に従うしか術が無かった。
 織江は、死んだ気になって、脚を開くと跪いた。織江の美しい瞳から又、大粒の涙が零れる。
「ふふふふふ、結構。じゃあ、×マ×コを指で開いて、こう言ってもらいましょう」
 男は、何事かを織江の耳に囁く。真っ赤だった織江の顔が、スッと蒼ざめる。
「ああ、言えません。そんな恥かしい事、言わせないで下さい」
 哀訴が啜り泣きと共に、織江の口から漏れる。しかし、男はにこやかに首を振ると、大男の方を見た。織江は、直ぐにその意味を察した。
「ああ、織江もうだめね」
 そう悲しげに呟くと、男に強要された言葉を口にする。
「皆さん、見て。これが、織江のオ××コです。使い古しだけれど、まだまだ奇麗でしょう。味も良いの。どうか皆さんで、存分にご賞味になってね。織江、こんな熟れきった体を、夫にほっておかれて寂しいの。皆さん、織江の体タップリと可愛がってね」
 言葉と共に、織江の瞳から、止めど無く涙が零れ落ちる。織江の白魚の様な指に、押し開かれた女の花園は、色素沈着も殆ど無く、形も楚々とした、とても○学生の子供がいるとは思えない、初々しい物だった。男達のギラギラした視線が、まるで突き刺さる様に感じる。
「ほらリカちゃん、ここから、君が出てきたんだよ」
「ヒィッ、見ては駄目!リカ、ママを見ないで!!」
「リカちゃんに、性教育する良い機会じゃないですか。これから、オジさん達がママと、リカちゃんに、赤ちゃんの創り方を教えて上げよう。良く見てるんだよ」
「嫌ッ!!そんな恐ろしい事イヤッー!!!」
 織江が、テーブルの上を後退りする。男の腕が、織江の足首をガッチリと掴んで、ズルズルと引き戻すが、織江も力の限り抗う。しかし、所詮男と女の力の差はいかんともし難く、そのまま引き摺り戻された。大男も手伝って、織江の脚が、これ以上無理というまで開かれる。男の指が、織江の花園を弄る。それは、夫ピエールの優しい愛撫とは違い、荒々しい玩弄だったが、女の官能を巧みに刺激するものだった。何時しか織江の花園が、潤み始める。
(如何して、如何してなの。こんなケダモノたちに感じさせられるなんて、私の身体どうなってしまったの?ああ、ピエール、ごめんなさい、許して、織江を許して下さい)
「ほら、リカちゃん。ママのここから、ヌルヌルした液体が出てきただろう。女は、気持ち良くなると、ここから粘り気の有る液体を出して、男を迎え入れる準備をするんだ」
「嘘、嘘です。ああ、誰が気持ち良くなんか・・・」
「ほお、じゃあこれは、おしっこかな。娘の前で、お漏らしするなんて、恥かしいママだ。でもこれはおしっこには見えないナ。ほら、ネバネバしてる」
 男は小馬鹿にした様な口調で、織江の目の前に、糸を引いてキラキラ光る指を突き付けた。恥辱に織江の全身が真っ赤に灼ける。織江の瞳に又、涙が浮かぶ。男の指が織江の花園を弄ると、濃い女の匂いが辺りに漂い、織江の花園がいよいよ秘蜜を流し始める。
「おや、発情した牝の匂いがする。近くに牝犬でも居るのかな」
 男は、織江を言葉で嬲りながら、女芯を剥き上げる。捩る様に強く擦るかと思うと、触れるか触れないかという位に軽く触る。織江の腰が激しく踊った。
「ヒィ−ッ、嫌ッ!触らないで!!手を、手を退けてぇ!!」
 貞淑な織江が、いかに石になって耐え様としても、女の悦びを知る熟れきった肉体が、こんな責めに耐えきれる筈が無い。まして、ピエールとのつかの間の逢う瀬には、激しく求め、愛を交わし、そのたびにピエールに情熱的だねと言われ、頬を赤く染める織江なのだ。男の指が、膣腔に挿入され抽送される。クチュクチュと淫靡な音が、男達の耳を楽しませる。
「下の口は、やる気マンマンだな。指を痛いくらいに締めつけてくる」
 恥かしい反応を指摘されて、織江の泣声が高まる。だが、心とは裏腹に織江の体は、久しぶりに満たされる欲求に歓喜の反応を見せる。乳首がしこって硬くとがり、肉襞が抽送される指に絡み付き、奥に引き込むような動きさえ見せた。女芯は、今にも血を噴かんばかりにパンパンに膨らんで尖り切り、ピクピクと蠢いている。織江の中の女が、臆面も無く曝け出された感が有る。
「ククク、もう指なんかじゃ物足りないみたいだな。そろそろ、男が欲しくなったんじゃないですか。三本も有るし、どれでも好きなのを選んで。それとも、三本一緒に咥え込みます?」
「ヒィッ、許して!夫が、夫がいるんです。それだけは許して!ああ、何でもしますから」
「咥えて満足させられたら、考えても良いな」
 そう言った男の頬に、狡猾な笑みが浮かんだ。しかし、織江は、それに気がつかない。
「ああ、します。お口で、しますから・・・」
 男が、ズボンの中から怒張を突き出した。体に似合わない大きさのそれは、テラテラと黒光りして、天を突かんばかりに張り切り、ドクドクと脈打っている。夫のモノしか知らない織江にとって、それは人間のモノとは思えない大きさだ。恐怖に、織江の顔が歪む。しかし、意を決した様に織江の口が、怒張に近ずく。ムッとするような性臭が、織江の鼻を突いた。怯えた様に一瞬動きが止まったが、オズオズと舌が伸び怒張に這わされる。ぎこちなく舌が動く。
「下手糞だな、何年人妻をやってるんだ。こんなことじゃ、とても満足できないな」
「ああ、一生懸命します。だから・・・、これで満足して」
 織江はそう言うと、恐る恐る男のモノを咥える。仕事で留守勝ちの夫との愛の営みの為、普通のセックスでお互い満足している織江にとって、フェラチオは殆ど経験の無い性技なのだ。しかし、織江は必死になって男のモノを咥え、舐める。そのぎこちない舌の動きが反って、男の興奮を高めたが男はそんな事はおくびにも出さなかった。男の手が、艶やかな織江の髪を掴んで、前後に激しく動かす。男のモノが、激しく織江の喉の奥まで荒す。織江は苦痛に、白目を剥く。
 どの位たったのか、男のモノが、一瞬硬さと大きさを増した。織江の喉の奥深く、白濁した汚辱の溶岩が放たれた。男の手が、織江の頭を押さえ付ける。織江の喉が鳴り、汚辱の白濁を嚥下させられた。男のモノが抜き取られると、目に苦痛の涙を浮かべて、織江が激しく咳込んだ。
「フフフ、下手糞だが、まあまあか」
「次は、俺だ。兄貴良いだろう」
 大男が焦れた目で、許可を求める。小男が苦笑して頷く。
「へへへ、今度は、俺のだ。デカイからって、噛むんじゃねーゼ」
 剥き出されたソレは、体に似合った、いやそれ以上に大きなモノだった。織江の目に怯えの色が走る。人間の物とは思えない所か、まさに馬並だった。咥えたら、顎が外れるのではないか、織江は一瞬、本気でそう思った。しかし、織江に躊躇は許されなかった。グズグズしていれば、あの馬並のモノが、自分を犯してくるのだ。織江の口が近ずき、舌が馬並の怒張に這わされた。
「もっと、しっかりシャブリな。もたもたしてると、下の口に突っ込むゼ」
そう脅されて、織江は悲鳴を上げて、急いで男のモノを咥えた。顎が外れるかと思うほどの、巨大な逸物を必死にしゃぶる。苦しさと恥辱に、織江の美しい瞳に、涙が一杯に浮かぶ。その表情が、男達の嗜虐心を一層煽る。大男が、織江の頭を押さえて、腰を激しく動かす。織江は、喉の奥深くまで突き入れられて、苦痛に呻く。大男が一声吠えて、織江の中に大量の欲望の塊を吐き出したのは、それからすぐだった。大男が、織江の口からユックリと剛直を引き抜いた。
「へへへ、兄貴の言う通り、下手糞だぜ。こんな事じゃー、ま×こを使わなきゃならねーな」
 グッタリしていた織江の体が、ビックと震えた。
「いやッ、お願い、これで堪忍して」
「フフフ、おい、ヴィデオの撮影変わってやれ。待たせたな、タップリと織江さんの口を楽しんでくれ。何なら、下の口にするか?」
「ヒッィ、いやッ、イヤッー。ヴィデオなんて許して。ああ、撮らないで!!」
 余りの恐怖に、織江の体は凍り付いた様に固まる。只犯されるだけではなく、ヴィデオ撮影までされてしまえば、この男達から逃げられなくなってしまう。
「今更遅いですよ。色っぽくストリップしてた時から、ズット撮ってました。結構、良い絵が撮れてると思いますよ。後で、リカちゃん達と一緒に見せて上げますよ」
 織江の体が、ガクガクと震える。ワナワナと唇を震わせて何かを言おうとするが、恐怖とショックに言葉にならない。織江は、大粒の涙を止めど無く流しながら、イヤイヤする様に小さく首を振る。これでまた一つ、自分を繋ぐ見えない鎖が増えたのを、織絵は絶望と共に感じた。
「ストリップから始まって、フェラチオそして、・・・・キット評判になりますよ。美人デザイナーとして名高い、香山織江の裏ヴィデオ。注文殺到間違いなしですね」
「イヤッ、イヤッー!!そんな恐ろしい事許して。ああ、お願い、何でもします、何でもしますから、そんな恐ろしい事だけは、許して下さい!」
 織江は恐怖に体を震わせて、男に必死に哀願した。織江は、夫を深く愛している。その夫に、万が一にも、このヴィデオを見られたらと思うと、織江の心は、恐怖に張り裂けそうだ。無論、事情が事情だけに、夫が織江を責める事は、無い。いや、優しく労ってくれるだろう。それが解るだけに、尚更夫に知られたくは無い。そんな織江を、男は楽しげに笑って見下ろす。
「そんなに、御主人にこのヴィデオを見せたくなければ、・・・・・」
 男は織江の耳に何事かを囁いて、床の上に仰向けに横たわった。織江は耳まで真っ赤になった。だが、何かを決意したような表情になると、脚を広げて男の顔の上に立った。織江の膝がガクガク震える。織江は啜り泣きながら、男の顔の上に腰を落として行く。男の目の前に、織江の花園が一杯にひろがる。男の指が、織江の花園を押し広げる。
「フフフ、奇麗なオ××コですよ。襞も多くて、味も良さそうだ。さすがに、自分でねだるだけの事は有る。まあ、さすがに処女の様だとは言えませんが、二十台半ばと言っても十分通用しますよ。ク×ト×スもビンビンにおっ立って、ピクピク動いて、やる気マンマンですね」
 男は揶揄する様に、笑いながら織江の花園を批評した。織江は全身を朱に染めて、それが本心ではない事を示す様に、泣き濡れた美しい顔をイヤイヤする様に小さく振ったが、
「お褒めに預かって光栄だわ、でも余り見つめないで。織江恥かしいわ。ヒィッ」
 男の口が、いきなり織絵の花園に吸い付いてきた。思わず腰が躍る。男の舌が、尖り切った突起を舐め上げたかと思うと、強く吸い上げて織江を翻弄する、かと思えば、膣腔に差し入れられて肉襞を丹念に舐め上げ、快感に織江の全身を打ち震わせる。織江の花弁から、次々に蜜が滴る。それを、さも美味しそうに男はすすり上げる。淫靡な音が部屋中に響く。
「織江さん、本気汁がドンドン涌いてきますよ。随分、男に飢えてたんですね。お豆も尖り切って、今にも血を吹きそうだ。下の口も、男を咥えたがって、パクパクしている」
 恥かしい反応を指摘されて、織江は恥辱に、全身を朱に染めて身悶える。
「ああ、嘘、嘘です」
「嘘と言われても、下の口は蜜がドンドン涌いてますし、チ×ポを咥え込もうと、収縮を繰り返してますよ。もう、欲しくてしょうがないって感じだ」
 そう男は言って、織江の肉色の真珠を指で弾いた。織江は体の芯に電流を流された様に、激しく体を痙攣させたと思うと、ガックリと体の力を抜いて、男の胸の中に倒れ込んだ。
「おや、これだけでイチャッタんですか。織江さんは、随分敏感なんですね。でも、これからですよ。直ぐに本物をご馳走して差し上げます。さあ、繋がって来てもらいましょう」
織江は、ハアハアと火の息をつきながら、哀願する様に男を見る。しかし、男はニッコリ笑うと首を横に振った。絶望の溜息が、織江の口から漏れた。そして、今からする事が、自分の意思で無い事を示す様に小さく首を振ると、男の怒張の上に体を移した。織江の膝が、恐怖でガクガクと震える。織江は心の中で、何度も何度も夫に詫びた。
(ああ、あなた、ごめんなさい。織江は、織江は地獄に落ちます。でも、リカを守る為なんです。ああ、どうか許して、許して下さい、あなた)
 織江の目からまた、大粒の涙が次々と零れ落ち、啜り泣きが、唇の間から漏れる。
「ああ、しても、しても良いのね。織江、久しぶりだからとっても嬉しいわ」
 織江は、男に覚えさせられたセリフを、必死で口にした。そうしなければ、ワッと泣き出してしまいそうだ。織江の腰が、少しづつ下りて行く。とうとう、織江の媚肉に男の怒張が触れた。
 怒張は、男の欲情を表すようにドクドク脈打って熱い。織江は、思わず嫌悪感に腰を浮かす。
「リカちゃんに、代わって貰いますか」
 男がニコヤカに、織江に聞いた。
「ヒッ、駄目ッ、駄目よッ!!織江がお相手するわ。ああ、リカに、娘に手を出さないで!」
 そう言って、織江は夢中で腰を下ろした。男の怒張を織江の媚肉が、まるで何かの軟体動物の様に呑み込んで行く。心とは裏腹に織江の媚肉が、待ちかねた様に男の怒張に絡み付いて行くのを、絶望と悲しみの中で織江は感じた。熟れきった体を、一人寝の寂しさに煩悶させた夜も有る織江だ。その反応は、ごく当然の事かもしれない。しかし、織江は夫を深く愛している。こんなケダモノに感じてしまうのは、愛する夫に対する裏切りの様に感じられるのだ。だが、織江の肉体は心を裏切って、与えられる快美に喜悦の反応を激しく示した。肉襞が、男の精を絞りきろうと言わんばかりに男の怒張に絡みつき、キュウキュウと締め上げる。男の口から、思わず快感の呻き声が漏れる。とても、小○生の子供を持つ女のモノとは思えない、キツイ締まりだ。その上、只キツイだけではなく、蕩けるような柔らかさも併せ持っている。極上の壷、正に名器だ。
「フフフ、こんな良い×マ×コをほおって置くなんて、なんとも勿体無い。これからは、私達が御主人に代わって精々使って上げましょう。織江さんの体も、ソレを望んでるしね」
「ヒィ、イヤッ、そんな恐ろしい事嫌です!!これで、今日だけで許して」
「でも、下の口は、嬉しそうに私のモノを咥え込んでますよ。もっと素直に成ったらどうです」そう言いながら男の指が、今にも血を噴かんばかりに尖り切ってピクピクと蠢く、織江の女芯を捩る様に擦り上げた。途端に、織江の体の中心を激しい快感の電流が流れた。又、織江の背筋が思いきり突っ張ったと思うと、声に成らない喜悦の絶叫と共に、織江の意識が白い光りに呑まれた。織江が目を覚ますと、男のニヤニヤした顔が眼前一杯に広がっていた。
「フフフ、随分と感じてましたね。オ×ン×が私のチ×ポにキュウキュウ絡み付いて、離したくないみたいでしたよ。よほど、男に飢えてたんですね」
 織江は真っ赤な顔をイヤイヤをする様に振ると、
「仰らないで!織江、織江堕落したわ。ああ、あなたごめんなさい」
 と、悲しげに呟いた。織江の美しい瞳から、枯れ果てたと思った涙が、また頬を濡らした。男が、再び腰を振り始めた。絶頂の余韻も消えない内に、織江は再び追い上げられる。
「ヒッィ、嫌ッ、ああ、もう、もう、堪忍して!」
「フフフ、織江さんは、イッテ満足したでしょうが、私は全然楽しんでないんですよ。今度は、私が楽しむ番です。何、織江さんは、何も考えずに腰を振っていて下さい」
 男は、そう嘲笑うと、一段と強く腰を振る。男の手が、織江の胸を鷲掴むと、荒々しく揉みしだく。織江の形の良い白い大きな胸が、無惨に形を変える。親指と人差し指が、固くしこってツンと突き出した乳首をグリグリと擦り上げる。苦痛の悲鳴が、織江の口から漏れる。
「ィ、痛いッ。ああ、乱暴しないで、優しくして下さい。・・・堪忍して」
 織江の口から、思わず哀訴が漏れる。しかし、織江の体は苦痛さえも快感に感じるほど、燃え上っている。子宮口を突かれて、体中に電流が走り、織江の口から、快感の呻き声が上がる。体中から玉のような汗が飛び散り、揉みしだかれる胸は、ユサユサと重たげに揺れ、織江の頭の中が真っ白に灼ける。織江の理性は、与えられる快感を拒否しようとするが、成熟しきった体が快感を貪り尽くそうとする。愛する夫の顔を思い浮かべて、快感の奔流に流されまいと必死に抗うが、熟れ切った体がソレを裏切る。織江は白い喉を晒して激しく腰を振る。心が拒んでも体が肉の悦びに溺れていく。男が起き上がって、織江の唇を奪おうとすると、織江はイヤイヤをする様に首を振って、ソレを拒む。だが、男は織江の艶やかな明るい栗色の髪を掴むと、強引に織江の唇を奪い、舌を絡める。織江の舌が絡め取られ、強く吸われる。織江の口蓋を男の舌が舐め回し、織江の唾液を啜り込む。そして、男の唾液が流し込まれる。男が口を離すと、織江と男の間にキラキラ光る糸が繋がる。男の口が、織江の乳首を捉える。舌で乳首を転がしたと思うと、歯が軽く甘噛みする。次の瞬間には、歯型が残るほど強く噛まれる。ソレを両胸に、交互に何度も何度も繰り返されると、織絵の中で快感と苦痛の区別が、次第に曖昧に成ってゆく。子宮口を何度も突かれ、その度に背筋を突っ張らせて、全身をビクビクと痙攣させる。織江は数限りなくイカされて、悩乱の渦にたたき込まれた。いや、絶頂が果てしなく続いていると言う方が正確かもしれない。何時しか、織江の手は男の首に巻かれ、伸びやかな脚が、男の腰に巻き付く。織江の腰が激しく振られ、肉襞が怒張を離すまいとする様に絡み付く。男の口が、再び織江の唇に重ねられた。男の舌が、織江の舌を絡め取る。織江は、もう訳も解らずに男の舌に口中を荒しまくられる。男が絡めた舌を抜こうとした時、織江の舌は男の舌を離すまいと言う様に追いかけさえした。織江の眼がトロンとして来る。もう、織絵は半ば現実感を無くし始めている。脚がより強く腰に巻かれ、腰が一層激しく躍り、肉と肉のぶつかり合う音が、部屋一杯に広がる。
「いイッ、良いわ!ああ、あなた、来てッ、来てッ!!織江、織江、イクッ、イクー!!吸って、吸って!織江のオッパイきつく吸って!!ああ、激しく、激しくシテ!もっと、もっとぉ!!」
 そこには、普段の淑やかで美しい妻でもなければ、優しく美しい母でもない、一匹の牝獣になった織絵がいた。しかし、何と美しい牝獣だろう。艶やかな髪は、汗で額や頬に艶っぽく張り付き、蕩けるような表情を浮かべ、水を被った様な汗に覆われた体は、照明に照らされてキラキラ光り、全身朱を散らした様に上気したその姿は、神々しささえ感じさせた。織絵は悩乱の余り、今自分を犯しているのが、憎むべき陵辱者ではなく、愛する夫だと錯覚した。織江はもう、狂った様にひたすら肉の快美感を貪っていた。男はいよいよ強く絡み付く媚肉の味を堪能する。 そろそろ限界が近ずいたと感じた男は、ラストスパートを懸けた。一層激しく腰を打ち込むと、一声吠えて熱い汚濁の白濁を放出した。織江は体内の怒張が、硬さと大きさを増すのを感じ、脚と腕をより一層強く、男に巻き付けた。男の体液が放出された瞬間、織江の足の指が、一瞬パッと開いたかと思うと、骨が折れるのではと思うほど内側に屈められた。背筋が突っ張り、全身を激しく痙攣させると、ガックリと男の胸に織江の体が崩折れた。織江は全身の力が抜けてしまった様に眼を閉じて、熱い吐息を付いてぐったりと横たわっている。男は満足そうに笑い、分身を織絵の中から引きぬく。床の上に横たわる織絵は、脚を閉じる気力も無い。織江の花園から、白い濁液がトロリと流れ出し、床の上に広がる。ソレは、実に淫靡な光景だった。
「おっと、いけない、いけない。お前に、織江さんの体を楽しんでもらうのを忘れる所だった」
 男はそう言って、痩身の男を見た。男は欲情に溢れた顔で、織江に近ずく。
「へへへ、奥さん、見てくれよ。兄貴と奥さんのヤッテル所見て、こんなにビンビンだぜ」
 男の言葉に反応した織江の顔がノロノロと上がり、物憂げな視線が男に向けられた。上気した顔に、汗で額や頬に張り付いた栗色の髪が何とも艶かしい。その光景に男は一層昂ぶり、興奮に猛り切った自分の怒張を、織江の前で自慢気に振る。大男のモノほど巨大では無かったが、人並み外れたサイズで有る事は確かだった。男が己の怒張を織絵の口に近づけると、織江の舌がオズオズと怒張に這わされた。男は織江の口を開けさせると、焦れた様に怒張を突っ込んだ。苦痛と嫌悪感に織絵の美貌が歪む。男は織江の黒髪を鷲掴むと前後に激しく動かし、喉の奥まで突き入れ、さんざん荒しまくる。そこへ、ヴィデオカメラをリーダーの小男に手渡した大男が近づく。
「へへへ、奥さん、今度は俺が愉しませてやるぜ。タップリイカせてやる。」
 大男は、織江を四つん這いにして尻を高くもたげさせると、ニヤついた顔で織絵の中に怒張をユックリと沈め始める。余りの巨大さに、織江は白目を剥いた。もし男のモノで口を塞がれていなければ、苦痛の絶叫を上げていただろう。大男の怒張が半分程織絵の中に沈んだ時、先端が子宮口を突き上げた。巨大なモノを上と下から同時に突き込まれて、織江の白い体が苦痛に痙攣する。しかし、その苦痛の底に快感が潜んで居る事に気付き、自分の体の反応に愕然とした。我ながら、女の業の深さに慄然とする。自分の意思に反して、肉体は快感を貪ろうとする。織江の媚肉は、男の巨大な怒張を締め上げ始めた。精を搾り取ろうと言わんばかりに肉襞が巨大な逸物に絡み付き、秘蜜をトロトロと流し始める。織江は引き裂かれる様な圧迫感が、徐々に薄れて行くのを感じた。変わりに、苦痛の底から体を蕩かす様な快美感が生まれ始めたのに気付き、我が身の浅ましさに涙した。男達もそれに気付いて、笑いながら嘲りの言葉を口にする。
「何だ奥さん、無理矢理突っ込まれてるのに、感じてるじゃねえか。淫乱なママさんだな」
(ああ、私の体如何してしまったの?こんなケダモノ達に無理やりされているのに)
 織江の内心の煩悶と裏腹に、織絵の花園は更に潤いを増す。織江の成熟し切った体は、この苦痛さえ快感に変えてしまう。織江の腰が躍り出し、肉のぶつかり合う音が、部屋の中に響く。織江の頭の中に白い靄が漂い、次第に現実感を失って行く。巨大な剛直を突き込まれている花園はジクジクと甘蜜を流し、体は与えられる快美感に反応して益々敏感に成って行く。織江の甘蜜が内腿をツーっと伝い流れる。淫靡な音も益々大きくなり、男達の腰のグラインドも激しさを増し
、肉のぶつかり合う音が部屋の隅々まで響く。男二人に上下から貫かれ、翻弄される織江の姿は
、凄惨と言えたが、同時に限りなく美しいものだった。ヴィデオを構えた男は、再び分身が熱く硬直するのを覚えた。レンズが男達に貫かれ、快感にのたうつ織江の白い肌を、舐める様に写し撮っていく。白い肌を流れる玉の汗、男の怒張を軟体動物の様に飲み込んでいる花園、その少し上で収縮と弛緩を繰り返すセピア色の蕾、男のモノを咥えさせられ、苦痛と愉悦に上気し、汗と涙に洗われる美貌、重たげに揺れる白桃の様な大きな乳房、その総てが男を猛り立たせる最上の媚薬だ。今の織江の姿を見れば、死人のペニスも猛り立つだろう、と思わせた。もう限界間近なのだろう、男達の腰の動きが、一層激しさを増す。強まる肉の愉悦に、織江は翻弄され、狂わされる。織江の腰が激しく振られ、体は上気し匂う様な桜色に染まる。先に限界に達したのは、織江の口を汚していた男の方だった。織江の花園を荒している男が二回目だったのに対し、咥えさせている男は初めての上、織江の美貌を目の当たりにして、堪らずに放出してしまった。
「いくぜ、美味しいミルクだ。全部呑み込めよ」
 織江の喉の奥に、汚辱の白い溶岩を放出しながら男が吠えた。織江の喉が鳴り、男の体液を嚥下すると、男は満足げに怒張を艶っぽい唇から引き抜いた。白い糸が、織江の唇と男の間に伸びる。喉の奥にイガラッポイ味が広がり、織江は激しくむせた。しかし、織江の花園を荒している男は委細構わず、織江を激しく突き上げ続ける。織江の口から艶めいた啜り泣きが漏れ、部屋中に満ちた淫靡な音と臭いが、男達の獣欲を又刺激する。大男は織江の腰を抱え込むと、そのまま上半身を立たせて行く。織江は花園に突き刺さる男の剛直と腰を掴む腕だけで支えられている。 自分の体重で一層深く男を咥え込む事になり、子宮口を押し上げられて白目を剥いた。大男はリカに見せ付ける様に、ソファーに迎え合う形で椅子に腰を下し、ユックリと織江の体を上下させる。リカの目に、織絵の花園が男の剛直に引っ張られて捲くり込まれ引き出されるのをつぶさに見せ付ける。それは余りに生々しい光景だった。普段の知的で淑やかな織絵の姿から想像もつかない淫靡な姿、しかし筆舌に尽くし難い美しさだ。男の手が織江の頤を掴み、無理矢理リカの方に向ける。そしてもう一方の手で、織江の花弁をくつろげ、リカに声を掛ける。
「へへへ、おめえの母親は、俺のチ×ポをこんなに嬉しそうに咥え込んでるぜ。下の口がうまそうに、涎をダラダラ垂れ流してるのが判るだろう。オッパイの先も尖りきって、今にも乳が垂れてきそうじゃねーか。自分の母親がこんな助平だと知らなかっただろう」
 大男の声に、焦点を失った織江の瞳が、恐怖に凍り付く。必死にリカから顔を背けようとするが、ガッチリと頤を掴んだ男の手が、それを許さない。織江は髪の付け根まで朱に染めて叫ぶ。
「ヒィッー、嫌ッ、嫌ッー!!リカ!!駄目ッ、ママを見ては駄目よッ!!ああ、お願い!お願いですから、子供に、リカにこんな惨めな姿見せないで!!許してッ、許して−!!」
「フフフフフ、ちょうど良い性教育じゃないですか。女は男の×ン×を入れられると、気持ち良くて堪らなくなるんだよ、リカちゃん。ほら、ママはこの小父さんにチ×ポを突っ込まれて、こんなに気持ち良くなっているんだよ。ク×ト×スもパンパンに膨らませて、破裂しそうだろう」
 リーダー役の小男が、ヴィデオカメラを織江の口を犯していた男に預け、織江に近づく。男は織江の唇を奪うと、舌を絡めとり激しく吸った。更に、大男の剛直が突き上げている花園の頂点の肉色の真珠を、捩る様に擦り上げる。織江の腰が一層激しく躍る。と、もう一方の指が、セピアの蕾を捉えた。織江の全身が激しい嫌悪感も顕にガクガクと震え、男の指から逃げようとする。だが男の指は、円を描く様に織江のセピアの蕾を揉み込み続ける。余りの恥辱と嫌悪感に織江の瞳が涙に濡れる。男の口が離れた時織江は堪らず悲鳴を上げた。「ヒィッ、嫌、嫌ッ!」だが男は、更に指を織江の体内に潜り込ませた。そればかりか、指の腹で腸壁を掻く様に抽送する。正常な性行為しか知らない織江にとって、排泄器官を嬲られるなど信じられない行為だった。余りの異常さに全身が総毛立ち、痙攣が走る。だが、嫌悪感と苦痛の底に昏い快感が潜んでいる事に、織江は愕然とする。織江は、自分の体の成り行きが信じられない。排泄器官としか思えないアヌスへの玩弄にきざしてしまう自分の中の女を、半ば恐怖と共に自覚させられる。熟れきった織江の体は意思に反して刺激に素直に反応を示し、胎奥から新たな蜜を沸きださせる。大男の剛直に織江の肉襞が更に絡み付き、奥へ奥へ引き込むような蠢きさえ見せた。女芯はパンパンに膨らんで、今にも血を噴かんばかりだ。織江の薄い粘膜を挟んで、指と剛直が擦り合わされる。其処から体中に電気が走り、織江は背筋を突っ張らせて達してしまった。しかし、男達は織江を責める手を緩めようとはしない。一層激しく、前も後ろも抉り込んでくる。織江は絶頂の余韻に浸る暇もなく、再び追い上げられる。これまでの責めで、体の芯がクタクタなのに、敏感に反応する織江の姿は女その物だった。大男の突き上げに汗まみれで悶え、口の端から涎さえ流して快感にのたうつ一匹の白い牝獣、それが今の織江の姿だ。織江の唇から、喜悦の声が零れる。 全身を桜色に上気させ、性の愉悦に溺れきった表情、普段の知的で淑やかな姿からかけ離れている事が、反って織江の美貌の輝きを増し、匂う様な色気を醸し出している。大男はその姿を見て、我慢の限界に達した。一声大きく吠えると、織江の胎奥深く、大量の熱い欲望を放出した。織江も胎奥の熱い欲望を感じた瞬間、背筋を突っ張らせ全身を痙攣させ、意識が喜悦の闇に呑み込まれるのを感じた。織江の体が力を失い、ガックリと仰け反るのを小男が支える。男が織江を床に横たえた。大男が満足げに、織江の体内から剛直を引き抜いた。一筋白い糸状の物が、織江と剛直の先端の間に伸びた。それは織江の蜜に塗れてテラテラ光り、一段とグロテスクさを増していた。大男は、リカの目前にそれを突き付けると、誇らしげにブルンと振り、
「へへへ、どうだ、立派な物だろう。ママもあんなに喜んだんだ。お前も味わってみるか」
 と、ゲラゲラ笑いながら言い、リカを怯えさせた。
「ヒィッ、いやッ。リカ壊れちゃう!」
「へへへ、冗談だ。それにお前の相手は、・・・・」
「おい、おしゃべりが過ぎるぞ」
「ス、すいません」
 リーダーの厳しい一言に、慌てて大男が謝る。小男は、気絶している織江を見て、
「織江さんが気付くまで、他の事をするとしよう」
 そう言って、縛られ床に転がされているルイとリカを見た。その視線に、リカはゾッとした。
「坊や、長い間放っといてすまなかったな。今度は、坊やにも楽しませてヤルよ。おい!」
 リーダーが大男に声を掛けた。大男はそそくさと服を着ると、ルイに近づいた。大男の手が、ルイの猿轡に伸びる。猿轡を外されたルイが怒りに燃えた声で叫ぶ。
「織江さんから離れろ!こんな真似をして殺してやる!」
「そう、カッカしなさんな。今から坊やにも、良い目を見させてやるよ。おい!」
 リーダーの小男が大男に合図をすると、大男はリカに近ずき、尋ねた。
「あの若造の事が好きか?」
 リカは一瞬何を言われたのか判らず、怯えきった目を大男に向けた。
「あのルイとか言う若造を好きかって、訊いてんだよ」
 リカは怯えながらもコックリと頷いた。と、大男の手がリカのパンツを引き裂く。
「イヤッ、嫌ー!!」
「リカちゃんに何をしている!リカちゃんに触るな!!」
 大男の背中に視界を遮られているルイが再び叫ぶ。しかし、男達は素知らぬ顔で動き続ける。大男がリーダーから受け取ったチューブから、軟膏のような物を指先に絞り出し、リカの幼い秘裂に丹念に塗り込み始める。いきなり恥かしい秘所を触られてリカの口から嫌悪の悲鳴と泣声が漏れる。男の指が、幼い秘裂だけでなくその下のセピアの蕾にも伸びる。
「イヤッ−、イヤッ−!!駄目−、そんな所汚いわ!!」
 だが男の指は、円を描く様に幼い蕾を揉み込む。男の太い指がアヌスに沈む。その異様な感覚と恐怖に、リカは喉が裂けるかと思うほど泣きじゃくる。再びルイが怒鳴る。
「オイ、何をしている!リカちゃんに何をしてるんだ!!」
「ククク、何、料理の下拵えさ。直ぐに坊やにご馳走してやるよ」
 リーダー格の男がルイに冷笑を浮かべて言った。大男がリカを幼女におしっこをさせる格好で抱き上げた。リカは恥かしさに力の限り抗うが、大男にとって、それは赤ん坊がむずがる程の抵抗でしかなかった。大男の手はびくともしない。そのまま、大男が振り返る。ルイの目にリカの幼い裸体が晒される。リカの口から、新たな号泣が噴きあがる。憧れの年上の異性に、一糸纏わぬ姿を見せる、それはこの年頃の少女にとって死にも勝る辱めだった。リカが懸命に叫ぶ。
「見ないで!ルイさん、リカをみないで!!」
 ルイも懸命にリカから目を逸らした。大男がリカをルイの上に持ってきた。リーダーの手が、ルイのベルトに掛かり、ジッパーを下げた。ルイの分身が、布を突き破らんばかりに膨張している。リーダーがトランクスに手を掛け、摺り下げた。途端に、ルイの分身は勢い良くそそり立った。それは、ドクドクと脈打ち先端から透明な液を噴出し、天に向かって真っ直ぐに突き立っていた。「ヒッィ」それを見たリカの口から、恐怖の悲鳴が漏れた。それは、リカの知っている同年代の少年の物とは、似ても似付かない凶悪な印象を抱かせた。あんな巨大な物が自分の中に入ってくる、其の事がリカを恐怖させた。其の時、リカは秘所とセピアの蕾が、熱を持ちむず痒くなるのを感じた。思わず腰がモジモジする。その感覚は、急速に激しくなって行く。
「いやっ、何、熱い、熱い。リカのアソコ熱い!ああ、痒い、痒いのぉ!!」
「フフフ、トどうやら薬が効いて来たな。リカちゃん、大丈夫だ。このお兄さんが、直ぐに痒みを取ってくれるよ。最初は痛いかも知れないが、直ぐに気持ち良くなるよ。小父さん達とママがしたみたいにネ。ママも最初は嫌がっていたけど、直ぐに気持ち良くなっただろう」
「馬鹿な真似は止せ!こんな小さい子になんて酷い事を!止めろ!止めるんだ!!」
「フフフ、いくら気取っても、ここはリカちゃんの中に入りたがってる。こんな可愛い子の初めての男に成れるんだ、感謝しろよ。それにリカちゃんも、憧れのお兄さんに初めての男に成ってもらえるんだ。良い初体験だろう。早過ぎる気がしないでもないがね」
 男はそう言って笑うと、ルイの分身の根元を持った。大男が、リカの体をその上に降ろして行く。リカは恐怖に盛んに身悶えするが、大男は何の痛痒も感じないとばかりにそのままリカを降ろして行った。遂にルイの先端がリカの幼い秘裂に触れた。リカとルイが叫ぶ。
「イヤッ、嫌ー!怖い、怖い!!ママ−!ママ−!!」
「馬鹿な真似は止せ!止めろ、止めてくれー!!」
大男が腕の力を抜いた。後は重力がケリを着けた。リカの体が、自分の体重でドンドン沈んで行く。ルイの分身は、先端に抵抗を感じた。だが、直ぐに同じ速度でリカの体内に沈んだ。
「イッ、痛い、痛いッ!!助けてー!ママッ、ママ−!!」
 身を裂かれる激痛に、リカは喉が裂けるほど泣き叫び、母親に救いを求めた。失神していた織江の体が、その声に微かに反応した。誰かが自分を呼んでいる。そう気付いた織江は、微かに目を開けた。肉の愉悦の余韻が全身をけだるく包み、意識に薄い幕が掛かっている様にボンヤリとした光景が目の前に広がる。誰かが激しく泣いている。怒鳴っている声も聞こえる。良く知っている声。誰?其の時、意識がハッキリした。ハッと顔を上げた織江の目に写った光景は、織江の魂を恐怖で凍らせた。其処には、縛られて横たわるルイに跨って泣き叫ぶリカの姿があった。
「イヤッー!娘が、リカが幾つだと思っているの!!直ぐに止めさせて!!」
 激しい怒りをその瞳に湛えて、織江は疲れ切って不自由な体を、引き摺る様にリカに近づこうとする。だが、痩身の男に足首を掴まれて、ズルズルと引き戻された。
「おっと、何処に行ってんだ。織江さんの相手は俺だぜ。兄貴達との様に、悦りまくって腰を振ってりゃーいいのサ。娘の事は、若造に任せてりゃ−良い。人の恋路の邪魔はしないことさ」
「馬鹿な事言わないで!!リカは未だ歳なのよ。それを貴方達は!!」
「これは心外だな。憧れのお兄さんと、美しい初体験。女の子が夢見る経験じゃないですか」
 そう冷笑を浮かべて、リーダーが織江に答えた。その手にはヴィデオカメラが握られ、リカとルイの強制された結合を余す所無くレンズに捉えていた。織江は、怒気を込めて吐き捨てた。「ふざけないで!無理矢理リカとルイさんをセックスさせて、何が美しい初体験よ!!」
「こうして、記念撮影までして上げているじゃ有りませんか。好きな相手と初めてのセックス。確かに、少し早すぎる気もしますがね。ついでに、母娘揃って腰を振ってる所を撮ってあげましょう。初めての娘の隣で悦り狂う母。ナカナカ絵になると思いますよ」
「ケダモノッ!!ああ、地獄に落ちると良いわ!!」
「地獄に落ちるのは、織江さんですよ。快楽地獄にね。いや、極楽かな?」
「へへへ、直ぐに娘の事なんか気になら無くしてやるぜ。腰が抜けるまで往かせてやるよ」
 男はそう言って織江の腰を掴むと、覆い被さる様に怒張を織江の中に深く沈める。大男のモノより細身だが、一層長い物が織江の胎内を荒しまくる。既に何度も快感の絶頂でのた打ち回らされている織絵の体は、自分でも信じられないほど簡単に燃え上った。それでも必死に理性を保とうと織江は努力する。体を捩って男の怒張を抜き取ろうとするが、ガッチリ腰を掴んだ男の手がそれを許さない。反ってその抗いが男を喜ばせ、男は猛り立った怒張を、深く重く織江に打ち込む。男の手が織江の胸に伸び、織江が苦鳴を上げるほど激しく揉みしだく。
「イヤッ、嫌ー!!ケダモノッ−!ケダモノッー!!」
 織江の理性が怒りの声を上げるが、怒張が打ち込まれる度に、織江の口から艶めいた声が漏れ始める。男はそれを敏感に感じ取り、一層巧妙に織江の官能を掘り崩そうとする。胸を揉みしだいていた一方の腕が女芯に伸び、包皮を剥き上げ指の腹で転がす。とうとう、織江の口からハッキリと嬌声が漏れ始めた。男の指が、織江の肉の真珠を捩る様に摘んだり弾く度、織江の背中がおもい切り反らされ白い喉が晒される。見ている男達の分身が、見る見る張り切る。
「いやっ、いやー!!痛い、痛いの!お願い、ルイさん動かないで!!」
 それまでリカの事を慮ってじっとしていたルイが、思わず腰を突き上げた。さっきから、憧れの女性が、その白く伸びやかな肢体を男達の上でのたうたせ、身悶え、乱れる様を散々見せ付けられて、ルイの分身は爆発寸前なのだ。その上、自分の上に跨り泣いている少女は、その女性にそっくりな上、その狭い胎内がルイを絶え間無く締め付ける。今まで我慢して動かなかっただけでも、賞賛に値する。しかし、もう限界だった。織江の艶めいた声を聞くたび目が吸い寄せられ、その度にいけないと思いつつ、つい腰を振ってしまう。その度にリカの泣声が大きくなり、慌てて動きを止める。それがどの位続いただろう。リカの泣声が少しづつ変って来た。最初は耳の錯覚かと思ったが、確かにリカの声に、艶めいた啜り泣きが混じり始めた。
「ルイさん、リカ、リカ変なの。お腹が・・・、お腹が熱くなって、体がジンジンするの」
 ルイが驚いてリカを見る。其処へ、リーダーの含み笑いの混じった声が聞こえた。
「言ったろう、下拵えをしてるって。もう痛みは感じない。それどころか、突き上げられる度に快感を感じる様に成ってる。初めてでも安心さ。我慢せずに突き上げてやれよ」
「駄目、駄目よ!お願いルイさん、悪魔の誘惑に耳を貸さないで!」
「フフフ、織江さん、リカちゃんはそう思ってないみたいですよ」
 リーダーの言葉に、織江の視線がリカに向けられた。其処にはルイに跨って夢中で腰を振る我が子の姿があった。織江の美しい瞳は恐怖に凍りつき、ワナワナと唇を振るわせ、何か言おうとしていた。だが、余りのショックに言葉が出ない。只、その瞳に大粒の涙が浮かべ、啜り泣く。
「ママ、ママ。リカ、リカ、気持ち良いの!ルイさんのおち××ん、凄く良いの!!」
「ああ、リカちゃん。ごめんなさい、ごめんなさい!!」
 そう言うと、まるで少女の様に身を揉んで泣きじゃくった。自分がこの悪魔達に目を着けられたばかりに、リカとルイをこんな目に合わせてしまった。その自責の念が、織江を号泣させた。
「へへへ、泣くのは俺のち×ぽで悦り泣きするだけにしな。娘は若造の上であんなに嬉しそうに腰振ってるぜ。ママも見習って、何にも考えずに腰振ってりゃ−良いのさ」
 男は嘲りながらそう言うと、一層激しく腰を振った。織江の泣声が、次第に艶めく。我が子の前で嬲られているのに、感じてしまう我が身が悲しい。そう思っても、成熟し切った織江の体は与えられる肉の愉悦に、素直に反応してしまう。織江の白桃のような乳房が、男の腰の動きに連れて、重たげに激しく揺れる。ユサユサと言う音さえ聞こえるような淫靡な光景に、ルイの分身はいよいよ猛り立ち、リカの狭い胎内を突き捲る。リカの口から、悦びの声が迸る。織江の艶っぽい唇からも、啜り泣きに混じって悦り声が漏れ始めた。男にとってそれは、天上のハーモニーだ。たまらず大男が、織江の艶やかな栗色の髪を掴むと、猛り切った怒張をその唇にねじ込む。上からも下からも人間離れした逸物に責め立てられて、織江は苦痛と快感に白い肢体をのたうたせ、体を痙攣させた。その隣では、リカとルイが其の時に向かって昇り詰めていた。ルイがリカの胎内奥深く熱情を放出した瞬間、リカの背筋が思い切り反ったかと思うと、ぐったりとルイの胸にその身を預けた。織江は、絶頂に達しても責められ続ける。もう半ば失神状態で、体だけが、肉の愉悦を貪っている。それはなんとも酸鼻な光景だったが、男にとって堪らなく心躍る眺めでもあった。どれほどの時間が経っただろう。織江は、胎奥と喉の奥に熱い迸りを感じた。織江の背筋が又、思い切り突っ張った。男達が漸く満足して怒張を引き抜いた時、織江の体は疲労と愉悦に包まれて、ズルズルと床に崩れ落ちた。織江は半ば眼を瞑り、脚を閉じる気力もなく股間と口の端からスペルマを垂れ流しながら、死んだ様にグッタリと横たわっている。只規則正しく上下する胸と、火のような吐息だけが、織江が生きている事を示していた。その淫靡極まりない眺めに、ルイの分身が反応した。リカは、自分の中で再び大きさと硬度を取り戻すルイを、歓喜の視線で見る。ルイとリカの腰が、再び踊り出す。リカの口から又、悦り声が漏れ始めた。織江の眼が薄っすらと開き、リカの声のする方向にノロノロと首が廻される。最初、織江の眼にその光景は意味も無く只映っているだけだった。だが、突然織江の目が見開かれた。
「駄目ッ!リカ、ルイさん正気に戻って!ああ、そんな恐ろしい事・・・・」
 織江は又も、疲れ切った体を引き摺る様にリカのもとに這い寄ろうとした。其処に、痩身の男にヴィデオカメラを渡したリーダーが近づく。男の指が織江のアヌスに伸び、円を描く様に揉み込む。織江は余りの嫌悪感に、鉛を入れたようにだるい腰を跳ね上げ、男の指を跳ね飛ばした。
「ヒイッ、嫌ッ、イヤッー!!ああ、何て事を・・・・、ケダモノッ!!」
「フフフ、織江さんリカちゃんのアソコを舐めるんですよ」
「馬鹿な事言わないで!!誰がそんな事!!」
 瞳に燃える様な怒りの色を湛えて、織江は叫んだ。だが、男は冷笑を浮かべて、再び織江のアヌスに指を這わせる。今度は、織江の腰を抑えつけて執拗に揉み込む。織江の全身が、嫌悪感と苦痛に震える。硬く窄められた織江のアヌスが、水を含んだ真綿の様にフックラと緩んできた。
「織江さん、アナル感度が良いんですね。何かを咥えたがってるみたいに、ヒクヒクしてきましたよ。直ぐに、コッチでも感じる様にして上げますよ。こんな風にね」
 男は、織江のアヌスを揉み込んでいる指を押し付け、力を加える。ヌルッと指が潜り込んだ。
「ヒイッ、嫌ッ、イヤッー!!とって、指を、指をとって!!変態!!ケダモノッ!!」
「嫌がるのは、アナル感度が良い証拠。ホラホラ、こんなのはドウです」
 男は、潜り込ませた指を抽送し始めた。指の腹が、織江の腸壁を掻く様に動く。織江の艶っぽい唇が、嫌悪の悲鳴を一層高く漏らす。男は、さらに抽送させている指を回転させ始める。
「いやっ、もう、もう、イヤッー!!指を、指を動かさないで!!お尻は嫌ッー!!」
「止めて欲しければ、リカちゃんのアソコを舐めるんですよ」
「いやッ、そんな恐ろしい事、嫌ッー!!人でなしッ、ケダモノッー!!」
 織江の美しい瞳に、恐怖と嫌悪の涙が浮かぶ。だが、男の指は織江の体を確実に、リカの元に進ませて行く。四つんばいで、1歩1歩リカに近付いて行く。少しでも足が止まったり、腰が落ちると、男は潜り込ませた指をカギ状に曲げて、織江を無理矢理歩かせる。織江の白桃の様な乳房が、1歩進むごとに重たげに揺れ、陵辱者達の目を楽しませる。それは、ルイも同じだった。
 家畜の様に、惨めに追い立てられる織江の姿は、ルイのような好青年の嗜虐心も確実に刺激した。男ならば誰でも獣に変えてしまう被虐美に、その姿は溢れていた。ルイのリカを突き上げる腰の動きが、一段と激しさを増す。ルイが再びリカの胎奥深く欲望を放出した瞬間、リカの背筋が思い切り突っ張って痙攣すると、ルイの胸に倒れこんだ。グッタリと目を閉じ、荒い息を吐きながらルイの胸に横たわるリカを、大男が抱き上げて床に横たえた。織江は、アヌスに入れられた指に誘導される様に、リカの元へ歩かされた。リカの開き切った股間から、処女の証である赤とルイの欲望の白が流れ出している。それは、年端も行かない子供を持つ母にとって、余りに無惨な光景だった。織江の瞳からハラハラと大粒の涙が零れる。
「ああ、酷い!リカ、リカちゃん、ごめんね、ママを許して・・・・」
 織江は、身を揉む様に号泣した。悲嘆にくれる美しい母、本来それは、人の心を激しく揺さぶる姿だ。しかし、人でなしどもには、より一層獣欲を刺激する光景に過ぎない。
「ククク、リカちゃんの出血した所を優しく舐めてあげなさい」
 男はそう言って、アヌスに挿入した指で、ルイを跨ぐ格好で、織江をリカの股間に誘導する。 それは丁度、ルイの眼前に織江の女を余す所無く晒す、余りにも恥かしい格好だった。男の指を呑み込み、水を含んだ真綿の様に柔らかくなったアヌス、雪白の肌に艶やかに縺れる漆黒の翳り、その下で血を噴かんばかりに尖り切りピクピクと蠢く女芯、男達の獣欲の証を垂れ流す花園、その全てがルイの眼に何の蔽いも無く晒されている。とらされた格好の余りの恥かしさに、織江の全身が真っ赤に灼ける。同居している若い異性に、女として最も隠しておきたい個所を、無理矢理とはいえ晒すなど、羞恥心の強い織江にとって、死にも勝る辱めだ。その時ルイの縛めをリーダーがナイフで切裂き、ルイの体の自由を取り戻させた。
「ああ、お願い・・・、お願いです・・・・。織江のこんな惨めな姿を見ないで・・・、見ないで下さい。ああ、ルイさん・・・、目を、目を瞑って下さい!」
 耳の付け根まで真っ赤にした織江の口から、哀訴が漏れる。ルイも必死に目を逸らそうとするが、如何しても目が吸い寄せられて行く。陵辱者たちに散々荒し捲くられて、足首まで胎奥深く放出された欲望の白い溶岩が垂れているその姿は、無惨と言っていい。しかし、その姿は男にとって、奮い付きたくなるような無惨美に満ちていた。ルイの唇が、吸い寄せられる様に、織江の花園に近づき、舌が花弁に伸ばされる。ルイの舌が織江の花弁を捉えた瞬間、織江の腰が激しく躍った。だが、ルイは織江の腰を両手でガッチリ捉まえて、一層激しく織江の花園に舌を這わせた。花弁を一枚一枚丹念に舐め上げ、獣達の欲望の証と共に流れ出す、織絵の花蜜を吸い上げる。織江の体の中で燻っていた官能の焔が、それに煽られて大きくなる。織江の唇から、艶めいた啜り泣きが漏れ始め、それに合せる様に、アヌスを襲う陵辱者の指も激しく動き始める。昏い快感がアヌスを中心にして、織江の全身を包む。同時に、強烈な背徳感が織江を襲った。
「ああ、駄目ぇ、駄目よッ!こんな事をしては駄目ぇ!ルイさん、正気に、正気に戻ってぇ!」
 織江の理性が、懸命に抗議の声を上げる。同居している若い男と、肉の関係を持つ、それも弟の様に好意を持つ若い同居人と。陵辱者たちに犯し抜かれるより、それは遥かに恐ろしい事だ。
 一体、如何して夫に顔向けができるだろう。それ以上に、これからどんな顔をして、ルイと顔を合わせられるのか?だが、そう思えば思うほど、織江の成熟した体は燃え上った。理性が背徳を感じれば感じるほど、織江の胎奥から花蜜が流れ出し、背筋に震えるような歓喜が走る。織江は、自分の女の業の深さに恐怖した。しかし、その思いさえ、織江の成熟し切った肉体は快感に変える。とうとう織江の唇から、悦り声が上がり始めた。両手から力が抜け、織江は両膝と頬で体重を支える格好に成った。匂うような色気に包まれた織江の姿を、ヴィデオカメラが舐める様に撮っていくが、織江はもうそれに気付く余裕も無く、快感に身を燃え上らせる。
「織江さん、自分だけ気持ち良く成ってないで、リカちゃんも気持ち良くして上げなさい」
 男にそう声を掛けられて、織江の舌がリカの未成熟な花弁に伸びる。織江の舌がリカの股間と太腿に残る処女の証と、ルイの欲望の残滓を奇麗に舐め取って行く。織江の舌が、リカの秘裂の頂点に有る肉の真珠に伸び、包皮を剥いて優しく舐め上げる。気絶しているリカの体が、微かに反応する。それを見て、一層優しく織江の舌が肉の真珠に這わされる。リカの目が薄っすらと開かれた。リカの目に、織江の姿がボンヤリ映る。その目がハッキリ開かれ、織江の姿を捉え、
「ママ、ママ、ソコ良いの。もっと、もっとぉ!リカ、リカ、飛んじゃうぅ!」
 歓喜の声を上げる。男達がドッと笑った。
「へへへ、さすが織江さんの子供だぜ。この年でもう、官能に腰振る事を覚えてやがる。織江さんに負けず劣らずの好きモンに成るぜ。いや、それ以上か」
 大男のからかいに、織江の顔が悲しそうに歪む。だが、舌は休まずに、リカの肉の真珠を優しく舐め続ける。リカの口からも悦り声が上がり始めた。
「いいっ、良いのぉ!其処、其処、気持ち良いのぉ。ママ、もっと、もっとぉ」
 リカの腰が段々せり上がって、踊り始める。そして織江の唇が、肉の真珠を優しく挟むと、リカは背筋を痙攣させて、喜悦の闇に意識を沈ませた。自由になった織江の口から、甘い啜り泣きが漏れる。それがルイをいよいよ刺激し、舌が織絵の胎内に差し込まれる。織江の背筋が快感に突っ張り、悦り声がハッキリと織江の口から出た。織江の艶やかな唇がルイの分身に伸び、優しく包み込んだ。ルイの口からも、快感の嘆声が漏れた。ルイの分身は、一層硬度と熱を増した。
「フフフ、もう良いでしょう。ボウヤも織江さんも、準備万端と言った所ですね。おい!」
 リーダーが大男に合図した。大男はニヤリと笑い、織江を幼女に小水させる格好に抱き上げ、猛り立つルイの分身の上に持ってきた。織江の理性が、最後の抵抗を試みる。
「ヒイッ、嫌ぁッ!駄目ぇ、それだけは駄目ぇ!許してぇ、それだけは・・・」
「気持ち良さそうにチン・しゃぶっていたのに如何したんですか。ボウヤの方は、やる気マンマンですよ。今更、そんなつれない事を言っては気の毒だ」
 だが、織江は力の限り抗う。脚をバタバタと動かし、必死に腰を捩る。しかし、大男の手は、織江の体を確実にルイの分身の上に降ろして行く。ルイと交わるのが嫌なのではない。いや、正反対だ。体は、ルイから与えられる肉に愉悦を待ちかねている。それだけに、強烈な背徳感に苛まれるのだ。今までは、体も心も無理矢理蹂躙された。だがルイとは、体は勿論心までもが、歓喜の声を上げて迎え入れ様としている。それは、愛する夫に対する決定的な背信行為だ。織江の花園に、ルイの灼熱が触れた。織江は悲鳴を上げ一層抗うが、大男の腕はびくともせず、織江の胎内にルイの分身を確実に沈めて行く。大男が腕の力を抜いた。織江は自らの重さで、ルイを深く咥え込む事になった。ルイの分身が、織江の子宮口を突き上げた時、織江は少女の様に激しく身を揉んで泣きじゃくった。号泣が織江の喉を掻き毟る。だが、肉体は蕩けるような快感に歓喜の声を上げる。待ちかねた様に、ルイの分身に織江の媚肉が絡み付く。そのキツイ締め付けに、ルイの口から、思わず快感の呻きが漏れる。フェラチオの途中で中断されたルイの分身は、ドクドクと脈打ち、先端から透明な液を流して更なる刺激を求めていた。そこに、熱い練りゴムの様な織江の媚肉が絡み付いてきたのだ。理性に反して、自然に腰が躍る。まして、少女の様に泣きじゃくる、織江の美貌を前にして平静で居られる訳も無い。普段のルイなら、泣きじゃくる織江の姿が強烈な心理的抑制となったであろうが、この異常な状況下では恰好の精力剤だ。ルイは、織江の腰をガッチリ掴むと、子宮口を突き破るような勢いで腰を突き上げる。織江の口からは、号泣に混じって悲鳴が上がり始めた。だが、その悲鳴は急速に艶めいてくる。理性が如何に深い背徳感に強烈な煩悶を感じ様と、その成熟し切った肉体は、貪欲に与えられる肉の愉悦を貪る。
(嫌ッ、嫌ぁッ!ああ、如何して・・・、私、私・・・、こんな事駄目ッ!ああ、駄目よぉッ)
 織江は快楽に脆くも崩されて行く、自分の体が信じられない。まして、心の中にこの状態を悦ぶ自分が居る事に、深刻な自己嫌悪を感じた。陵辱者達の手練手管に屈して心ならずも感じてしまう自分も悲しいが、それは未だ許せる。だが、半ば無理矢理とはいえ、夫有る身を同居人と繋がらされて、歓喜に腰を振り始める我が身が、堪らなく悲しく厭わしい。駄目、快感に負けてはいけない、喜悦の渦に巻き込まれてはいけない、そう思っても、いや、思えば思うほど肉の愉悦に溺れていく自分、その自覚が、織江の心を鋭く貫く。しかし、その心の痛みすら、今の織江にとっては、体が蕩けるような愉悦のスパイスに過ぎない。織江の理性は必死の抗いを試みるが、熟れ切った体は益々甘美過ぎる背徳の行いにのめり込んで行く。
「ああ、駄目ぇ、駄目なのぉ!織江、織江・・・。ああルイさん、腰を、腰を動かさないで!こんな、こんな事・・・・。許してぇ・・・、もう、もう、堪忍!織江駄目ぇー」
 織江の口から、支離滅裂な言葉が漏れる。いや、それは理性の断末魔だった。とうとう、織江の腰が動き始めた。織江の頭の中は真っ白に灼け、理性の箍が吹き飛んだ。まるでそれを見透かすかのように、ルイの両手が織江のユサユサと重たげに揺れる乳房に伸び、形を変えるくらいに揉みしだいていく。鋭い痛みが、織江を襲う。織江の体は、その痛みすら快感として認識した。
「いイッ、いいのぉ!織江、織江、変になっちゃう!乳首吸ってぇ、痛いのが良いのぉ。千切れるくらい強く吸ってぇ!ああ、もっとぉ、もっとぉ。突き上げてぇ、突き殺すくらい激しくしてぇ!!ルイさん、ルイさん、来てぇ、来てぇ!織江ぇ、織江ぇ・・・」
 もう織江は、体を蕩かすような快美に半狂乱だ。その顔に淫蕩な笑みを浮かべ、艶っぽく輝く唇の端からは涎さえ流している。普段の清楚で知的な美しさは、微塵も無い一匹の淫獣と化した美牝が其処に居た。だがそれは、男にとって一つの女の理想形でも有った。今の織江の姿は、バイアグラなど問題にしないほどの淫蕩さに満ちていた。散々織江の体を貪った陵辱者たちが、まるで中学生の様に、ズボンの前を膨らませている。死人すら勃起するだろうと思わせるその姿は、ある種の美しさに輝き、男達を誘う。大男が焦れたような視線をリーダーに向けた。リーダーが苦笑して頷く。後は織江とルイが腰を振り合う姿を撮って、引き上げる積りだったが、こんな織江の姿を見せられては、人を止めるどころか自分自身治まりが着かなくなった。
「へへへ、そんな色っぽい姿を見せられちゃー、このまま帰れないぜ。ママさんの大好物だ、シッカリしゃぶりな。悦り過ぎて噛むんじゃねえゼ」
 大男はそう言うと、馬並の逸物を織江の唇に突き付けた。織江の唇が巨大な怒張を咥え、前後に激しく動く。舌が絡められ、大男の口から、快感の喚きが漏れる。咥えさせられて、先程まで苦痛を浮かべるばかりだった美貌が、ウットリと蕩けんばかりの愉悦の表情で上下を貫かれ、突き上げる腰に合わせて、淫らに腰をグラインドさせる様は、正にエロスの化身だった。ルイと大男が、殆ど同時に一声吠え、織江の中に煮え滾った欲望を叩き付けた。胎奥と喉の奥に熱い欲望の塊を感じて、織江は背筋を突っ張らせ全身を痙攣させて、ルイの胸の中に倒れ込んだ。
「交代だ。カメラを変わってやれ」
 リーダーが大男にそう言って、織江に近づく。その分身は中学生の様に猛り立ち、腹に着かんばかりだ。大男が織江を抱き上げ、床の上にうつ伏せに横たえる。グッタリと全身の力が抜けた織江は、広がった両足を閉じる気力も無く、微かにその豊かな胸を上下させ、火のような吐息を吐いている。股間からは、ルイの欲望の残滓と花蜜を滴らせ、薄目を開けている状態だった。
 リーダーは織江の腰を掴むと、猛り切った分身を織江の中に沈めた。忽ち、媚肉が絡み付いて来て、リーダーの口から快感の呻きを上げさせる。リーダーは暫くその感触を楽しむと、徐に腰を打ち込んだ。半分意識のない織絵だったが、体は肉の愉悦に貪欲に反応する。怒張が動くたびザワザワと肉襞が絡み付き、精を搾り取ろうと締め付ける。織江の口からも、甘い啜り泣きが漏れ、男達の耳を楽しませる。カメラを渡した痩身の男が、織江の頬を軽く叩いた。
「フフフ、奥さん、今度は俺のモノをしゃぶるんだ。シッカリ愉しませてくれよ」
 男の怒張に織江の舌が伸び、チロチロと舐め上げて行く。そして唇が大きく開けられ、男のモノを咥え込み、上目使いに男を見た。その美しくも淫蕩な表情に、男は危うく達しかけた。だが男は唇を噛み締め、グッと我慢すると織江の口内粘膜の感触を愉しむように、ユックリと腰を前後に振り始めた。男達はリズムを合わせて、織江を上下から貫き、肉の愉悦に織江の白い豊満な肉体をのたうたせる。織江の全身が桜色に益々上気し、男達に答える様に腰を躍らせる。雪白の肌の上を玉の汗が流れ、全身を油を塗ったかのごとく光らせる。リーダーの指が又、織江のアヌスに滑り込む。しかし、今度は織江は何の拒否反応も見せなかった。そればかりか、指を挿入された瞬間、全身を震わせて軽く達しさえした。その表情を見て、織江の口を犯していた男が、堪らずに放出した。男が、織江の口から萎えかけた分身を引き抜くと、織江の口から甘い啜り泣きと喜悦の声が漏れた。指の腹で腸壁を掻く様に前後させると、その度にビクンビクンと快感に体を振るわせ、悦り声が上がる。先程まであれほど嫌がっていたアヌス責めさえ、今の織江にとっては、体が蕩けるような肉の愉悦のを呼び起こす甘い刺激なのだ。
「良いィ、良いのォ!お尻、お尻、とっても良いのォ!オ××コももっと強く抉ってぇ!織江、織江、溶けちゃうッ、溶けちゃうぅ!お尻ももっとグリグリしてぇ」
 普段の織江を知っている人間には、信じられない織江の姿が其処にあった。肉の愉悦に泣き、快感に全身をのたうたせるその姿を見て、興奮しない男はいないだろう。例えもう男を止めた老人すら、今の織江を見れば種馬の様に猛り立つのではないか、そう見るもの全てに思わせた。
 ルイも、織江のその美しすぎる狂態を見て、再び分身を猛り立たせる。それを見て、リーダーが、織江を肉の手押し車にしてルイの股間に持って行った。織江はルイの股間に貪りつく様に、その艶やかな唇でルイの分身を咥えた。織江の顔がルイの物を咥えて前後に激しく動く。織江のような絶世の美女が、人間の誇りを捨てて夢中でしゃぶりついている、若いルイに我慢できる筈も無く、呆気無く織江の口中に欲望を放出した。喉の奥に、ルイの熱い白濁を受けて、織江の肉襞が一層怒張を締め付ける。今度は男も、思う様織江の胎奥深く欲望のマグマを放出した。
「フウ、良い味でしたよ。こんな良い体を空家同然にしとくなんて勿体無さ過ぎる。これからは、私達が精々有効利用して上げましょう。アヌス責めも気に入って貰えた様だし」
 男はそう言うと、低く笑った。しかし、織江は男の恐ろしい宣言も耳に入らず、快感の余韻に浸り、ボーっとしていた。だが、快感に浸る織江に、大男が再び猛り立った逸物で近づく。大男は織江を仰向けにすると、腰を掴んで怒張を沈め、その感触を確かめる様にユックリ腰を振る。
「ああ、もう堪忍して。少しで良いの・・・・、休ませて・・・、織江、壊れちゃう」
 織江は火の吐息を吐きながら、切れ切れに哀願する。その顔には、ゾックとするような被虐美が浮かんでいた。その表情に、大男は一瞬このまま責め殺したいという兇暴な欲望が湧く。いやそれは、ルイも含めてこの場に居る男全員の思いだった。
「へへへ、休みなんて必要無いぜ。こんなに良い体してつまらねえ泣き言を言ってんじゃねえよ。ママさんは、何にも考えずに腰振ってりゃーいいんだ。それとも、娘に代わってもらうか」
「ひッ、駄目ッ!娘に、リカに手を出さないで!ああ、織江が、織江が、お相手するわ!」
「へへへ、そら見ろ。まだまだ、大丈夫じゃねえか。今度泣き言言ったら、直ぐに娘に相手させるぜ。それが嫌なら、精々頑張って俺達の相手をしな。解ったか」
 織江は啜り泣きながら、首を縦に振った。今の所、リカはルイにしか犯されていない。無理矢理とは言え、好きな相手との初体験だけだ。だが、この獣達なら年端の行かない子供でも、何の遠慮も無く犯し抜くだろう。自分は汚されぬいたが、夫ピエールの為にも、それだけはさせる訳には行かない。織江は、母として娘を守る為悲愴な決意をした。
「ああ、来て!織江、織江もっとして欲しいの!夫が留守ばかりで、体が疼いてしょうがないの。ああ、皆さんで滅茶苦茶にして!お口も、オ××コも壊れるくらい一杯してぇ!」
 それは獣達の毒牙から、娘を守る為の悲しい媚態だった。織江はその美しい瞳に、大粒の涙を溜め、唇を噛み締めた。それを百も承知で、男達は残酷に織江をからかう。
「淫乱なお母さんですね。しょうがない、タップリ欲求不満な体を満足させて上げましょう」
「へへへ、それでこんなに、マ×コを締めつけてるんだな。腰が抜けるくらい犯してやるぜ」
「自分の女房がこんな淫乱だと知ったら、亭主の奴腰を抜かすぜ」
「ああ、夫の事は仰らないで!何もかも忘れさせて!織江を犯して!」
 織絵は耳を塞いで、激しく首を振って叫んだ。娘を守る為で無ければ、こんな振る舞いを誰がしよう。そう思うと、悲しみに心が押しつぶされそうだった。
(ああ、あなた、ピエール、織江を許して!リカを、リカを守る為なんです)
 織江は心に浮かぶ、夫の悲しそうな顔に必死に詫びた。織江の眼からまた、大粒の涙が零れる
。大男が織江を突き上げ始めた。織江の体が反り、白い喉が晒される。その姿に獣欲を刺激されて、リーダーが織江の仰け反らせた喉の奥深く、怒張を刺し入れる。その酸鼻な光景のルイは目を背けた。しかし、如何しても視線が戻ってしまう。織江の気持ちを思えば、見ては行けない、そう思えば思うほど、視線は織江の肢体に戻ってしまう。男達の玩具にされる織江、その姿のなんと美しい事か!酸鼻であればあるほど、その美しさは輝きを増す。
(織江さん、何て奇麗なんだ!あんな酷い事をされているのに、益々輝く様だ)
 ルイの目が、のたうつ織江の肢体に釘付けに成った。その姿を見て、ルイの分身がムクムク回復した。織江の体に痙攣が走る。また往った様だ。だが、男達は織江を上下から貫き続ける。
(死ぬ、死ぬゥ、ああ、また、またぁ!)
 織江は連続して往かされ続けた。いや、それは絶頂が際限無く続いていると言った方が正確かもしれない。織江にはもう、歓喜が苦痛で、苦痛が歓喜だった。漸く二人が離れたと思えば、ルイを咥えさせられて、痩身の男に貫かれる。或は、ルイに跨らされて、大男に口を犯される。
 頭の中が真っ白に灼け、意識が喜悦の渦に呑み込まれる。それから一体どれほど時間が過ぎたのか、織江にはもう解らなかった。只、肉体だけが肉の愉悦に反応していた。今織江は、白目を剥き、口の端に泡を浮かべてルイに貫かれていた。また全身が痙攣し、弛緩した。
「フフフ、もう二人とも夢中だな。これなら確実に孕んだでしょう。もし、妊娠しなかったら、また腰が抜けるまでして上げますよ。もっとも、私達がしなくても、その坊やがしてくれるか」
 男が低く笑って、織江達に話し掛けるが、ルイも織江の耳にも届いてはいない。ルイは織江の乳首を口に含みながら、片手で織江の肉の真珠を転がしている。織江の全身がまた痙攣する。
「聞いちゃいないか。まあ、心行くまで愉しんでください。我々はもう、失礼しますよ」
 そう言って男達は出て行った。だが、ルイは織江を突き上げるのを止めない。織江とルイの聖夜は始まったばかりだ。(了)