織江エスカレーション


 あの悪夢のような日から、1月が過ぎようとしていた。家の中の雰囲気は重く、ギクシャクした空気が漂っていた。
 特に織江とルイは、無理矢理にとはいえ肉の交わりを持たされ、歓喜に激しく腰を振り合ってしまった事で、一層ギクシャクとした空気を互いの間に漂わせていた。
 その上、妊娠したのではないかと生理が来るまでの毎日を、心臓が凍る様な恐怖と共に過さねばならない事が、一層織江の心に暗い影を落としていた。
 強姦されて誰と知れない男の子供を身篭る、人妻としてこれほど恐ろしい事が有るだろうか。
 いや、もしルイとの間の子だったら、もっと恐ろしい。生理が来た時は心の底からほっとしたが、だからと言って凌辱された心の傷が軽くなる訳でもなく、織江の美貌は悲しみに曇ったままだった。
 あれから、凌辱者たち が何も言ってこない事も不気味だった。
 その時、オートバイの近づく音がして、ポストに郵便物を配達して行った。
 その郵便物の中に、大きな角型の封筒が一通混じっていた。
 差出人は不明だった。
 織江は不安に震える手で、封を切った。
 中身を見なくても、それが何か織江は解っていた。
 そこには予想通り、ルイに跨って歓喜の表情で腰を振る自分の姿があった。
 その表情は淫蕩だが実に美しく、正に女そのものだった。
 織絵が、ショックで封筒を落としてしまった時、写真が裏返って封筒から零れた。
 織江の口から小さく悲鳴が漏れ、慌てて写真を拾ったその時、裏に何か書かれているのに気付く。
 それは、ホームページのアドレスとパスワードらしき物だった。
 織江は直ぐに、そのホームページにアクセスした。
 そこには歓喜の表情で激しく腰を振り合う、ルイと自分の姿が有った。
 織江の顔が、ス−っと蒼ざめる。
 更にパスワードを打ち込んだ織絵の前に、リカの破瓜のシーンが映し出された。
 衝撃と嘆きの余り織江は真青になり、思わず崩折れた。
 その時、電話が鳴った。
「フフフ、どうです。良く撮れてるでしょう。リカちゃんなんか初めての徴もクッキリとしている。
織江さんも嬉しそうに腰を振っているのが、良く判るでしょう」
「ああ、止めて!!何が望みなんです。こんな、こんな・・・・・・・」
「なに、妊娠しなかったみたいですから、新たな種付けを兼ねて、織江さんの肉体を又楽しませてもらおうと思いましてね。
これから言う所へ独りで来てください。
言うまでも無いと思いますが、言う事を聞いてもらえない場合は、リカちゃんは直ぐに世界中の有名人になる事になります。
ああ、それから下着は着けないで下さいね。
どうせ必要ありませんから。ノーパン、ノーブラで直ぐに来てください。
お待ちしていますよ」
「ああ、卑劣だわ・・・・」
 織江は悲しげに呟いたが、それは陵辱者にとって妙なるメロディーだった。
 男は織江に場所を伝えると、低く笑って電話を切った。
 織江は、受話器を置くと、顔を蔽って啜り泣いた。
 だが、織江には悲嘆にくれる時間すら無いのだ。
 もし、自分が男の言葉に従わなければ、いや男の機嫌を損ねるだけで、リカの破瓜の姿が世界中にばら撒かれるだろう。
 織江は下着を脱ぐと、出来るだけ体の線の出ない服を選んで身に着け、コート羽織り車に乗った。
 男に告げられた場所に着くと、織江の携帯が鳴った。
 男から別の場所が告げられた。
 織江は車を飛ばして、言われた場所に再び向かう。
 又、携帯が鳴る。
 そんな事が何度か繰り返されて、織江はうらぶれた倉庫街と思しき場所に着いた。
「織江さん、無粋な追跡者はいない様ですね。結構、こちらにどうぞ」
 声に驚いて織江が振り向くと、にこやかな笑みを浮かべて獣達のリーダーが、古ぼけた倉庫の入り口を背に立っていた。
 その姿に、織江の足が恐怖に竦む。
 そのドアの向こうには地獄が広がり、この男は、その地獄に蠢く悪鬼の化身、そんな錯覚を織江は抱いた。
 いや、錯覚ではない。
 そのドアを潜れば、織江にとって間違い無く地獄が待っているのだ。
 だが、織江には逃げる自由は無い。
 織江は唇を噛み締めて、ガクガクする膝を引き摺る様に、1歩1歩悪鬼供の待ち構える色地獄に歩を進めた。
 織江がドアを潜ると、ギィィと重い音と共にドアが閉まった。
「フフフフフ、地獄へようこそ。・・・いや、極楽かな」
 男の言葉が、含み笑いと共に織江の耳に突き刺さる。
 織江の膝の震えが、激しさを増した。
 男の腕が織江の腰に廻され、薄暗い倉庫の中を目的の場所に向かって歩かせる。
 倉庫は幾つかに区切られている様で、織江と男は何度か重い鉄のドアを潜った。
 其処は元は事務所にでも使われていたのだろう、煌煌と明かりが灯る小部屋に着いた。
 その部屋はガランとして、殆ど何も無かった。
 壁際に椅子が数脚、申し訳程度に置いてあるだけだった。
 只、奇妙な事に、大きな姿見が壁の一面を占めていた。
「フフフ、織江さん、相変わらずお美しい。
 とてもレイプをされて、涎を垂れ流しながら悦り狂っていたあの日の牝と、同一人物とは思えませんね。
 さて、約束を守ってきたかどうか、確認させてもらいましょう。着ている物を全部脱いでください。
 ああ、その姿見の前で自分のストリップショーを見ながらお願いしますよ。
 生憎音楽は有りませんが、観客は二人だけですから。
 気にせず、どうぞ」
 男の言葉に、織江の全身が真っ赤に灼けた。
 あの日の事は、思い出す度に死にたくなるような羞恥を呼び起す。
 だが、今日まで一瞬たりとも織江の心を離れない。
 何より恐ろしいのは、思い出す度、体の奥底にジーンと甘い痺れを覚える事だ。
 今も男の言葉で、あの日の気も狂う様な恥辱、そして体が蕩けてしまう様な快感がアリアリと蘇えった。
 織江の瞳に涙が浮かぶ。
「仰らないでッ!ああ、あんな恐ろしいこともう嫌です!!もう、もう、許して下さい」
 織江はそう言うと、顔を蔽って泣き出した。
 その姿を見て、男の嗜虐心が燃え上る。
「それでは、リカちゃんの処女喪失シーンをインターネットで流しますか。
 明日から、世界中の有名人に成れますよ。それも面白いかな」
「ひいッ、駄目ッ!脱ぎます、脱ぎますから、・・・・そんな恐ろしい事は許して!」
 織江は姿見の前に立つと、コートーに手を掛けた。
 男が壁際から椅子を二脚、織江の左右に置く。
「脱いだ物は、この籠に入れてください」
 男は椅子の上に載せた籠を織江の右前に置き、後ろに下がる。
 勿論、その姿見はマジックミラーに成っていて、その後ろには、高性能のヴィデオカメラが、織江の脱衣姿を余す所無く撮っていく。
 普段は、後ろから顧客が女の品定めをする為に使っているのだ。
 しかし今日は、織江のプロモーションヴィデオの撮影に使われている。
 織江は、コート、セーター、ブラウス、パンツと次々に脱いで行き、スリップ一枚に成った。
 勿論、普段ならパンツルックの時に、スリップなど着けはしないが、下着を着ける事を禁じられた不安感とささやかな抵抗として、普段ならしない事をした。
「フフフ、まず其処までで良いです。次ぎは、右足を椅子の上に乗せてください」
 壁に寄りかかり、織江のストリップを監視していた男が、近ずいて耳打ちする。織江の美貌が羞恥に歪み、眼には涙を浮かべる。そんな事をすれば、女として最も隠しておきたい所が丸見になる。
「ああ、・・・そんな恥かしい事・・・・、嫌、嫌です。・・・許して下さい」
「それでは、リカちゃんの処女喪失シーンを世界中にばら撒くことにしましょうか」
 そう言いながら、男は織江の豊かな、それでいて引き締まった尻肉の感触を確かめる様に、布地の上からユックリと撫で擦り、持ち上げる様に揺すっては、その感触を存分に愉しむ。
「ひィッ、それは駄目ぇ!します、脚を椅子の上に乗せますから、そんな酷い事は・・・・・」
 織江は慌てて、右足を椅子に乗せた。
 漆黒の翳りや花園だけでなく、オチョボ口の様なアヌスまで鏡にハッキリ映し出される。
 それを見て、織江の全身が真っ赤に灼ける。
 男は、織江に見えない様に指先に媚薬を塗り付け、スリップの中に手を入れ花園を弄る。
 男の指が、秘裂を撫上げその頂点に有る包皮を剥き上げた。
 顕になった肉の真珠は、織江の内心を映し出すかの様に不安げに震え、男と鏡の向こうの男達の目を愉しませる。
 子供すら肉欲に狂わせる強力な媚薬が、織江の花弁に塗られていく。
 男が指の腹で織江の真珠を転がすと、たまらず織江の口から喜悦交じりの悲鳴が上がる。
 別の指が膣口に差し込まれ、ユルユルと抽送される。
 肉襞の一枚一枚にも、丹念に媚薬が塗り込められた。
 忽ち、秘めやかで淫靡な音が室内に響く。
 織江の体が、一層赤味を増し、口から切なげな喘ぎが漏れ始め、訴え掛ける様な視線を男に向けた。
 織江の艶っぽい唇が、何かを言いかける様に開いては閉じる。
 男のもう一方の手が、胸元からスリップの中に潜り込み、白桃の様な乳房を捉え、この前とは打って変わって、じれったいほどに優しく揉み上げる。
 織江の乳首が薄い布地を押し上げ、欲望も顕にツンと尖り切り、花園からは秘蜜が男の手を濡らすほど溢れてくる。
 媚薬が、その強烈な効果を発揮し始めた。
 織江は、体の芯からジンジンと甘い疼きが湧いてくるのを、信じられない思いで感じた。
 堪え様と思えば思うほど甘い疼きは増し、織江の口からとうとう悦り声が漏れた。
(ああ、織江の体、なんて淫らに成ってしまったの。少し触られただけなのに、体が燃える様に疼くわ。
こんなケダモノに嬲られているのに・・・・、あなた、許して・・・)
 織江は、心の中で夫に詫びた。
 織江の美しい瞳が、涙で曇る。
 しかし、体の疼きは刻一刻と増すばかりだ。
 織江のムッチリと脂の乗った滑らかな太腿が、男の手を挟んだまま切なげに擦り合わされ、織江の美貌が桜色に上気する。
 その艶やかな唇からは、火の吐息が漏れ、視線が男に絡み付く。
「ああ、お願いです。このままでは、おかしくなってしまいます。どうか、・・・・・」
 とうとう織江の口から、肉の刺激をねだる言葉が漏れた。
 男は、織江の反応に満足そうに薄い笑みを浮かべたが、それ以上の事をしようとはしなかった。
「フフフ、織江さん、何をして欲しいんですか。ハッキリその口で、言って下さい」
 そう言いながら、男は織江の官能をユルユルと刺激し続ける。
「ああ、意地悪しないで。織江、織江もう・・・・・」
「フフフ、もう何ですか。織江さんの口からハッキリ言わない限り、何とも出来ませんな」
「ああ、お願い、お願いよ!・・・・・意地悪しないで!」
「フフフ、ではこう言っておねだりしてもらいましょう。」
 男が織江の耳に何事か囁くと、織江の美貌が真っ赤に灼け、嫌々をする様に激しく首が振られる。
 耳打ちされた男の言葉は、余りに恥かしい物だった。織江のような淑女が如何して口に出せよう。
「嫌ッ、ああ、そんな恥かしい事言えません!許して・・・・・」
「おねだりしない限り、ズットこのままですよ。私は別に構いませんが」
 男はそう言うと、織江のアヌスをユルユルと円を描く様に揉み込み始める。
 織江の口から、嫌悪の悲鳴が上がるが、男はネチネチと織江のアヌスを揉み込み続けた。
 そうする内に、織江のアヌスは、水を含んだ真綿の様にフックラと柔らかく緩み始める。
 男の指が織江のアヌスに潜り込んだ瞬間、アヌスを中心に体の芯に電流が走り、織江の背筋は突っ張り、腰が前後に躍った。
「嫌ッ、そこ・・・・、そこ、嫌ぁッ!!・・・・・お尻に触らないで!!」
 織江の口から再び、嫌悪の悲鳴が上がる。
 しかしその中に、僅かに快感の呻きが混じっているのを男は聞き逃さなかった。
 男の指が、織江のアヌスをユックリと抉って行く。
 織江の口から苦鳴が漏れるが、男は指の腹で織江の腸壁を掻く様に抽送を続ける。
 そうする内に、指の動きが目に見えて滑らかに成って行くのを男は感じた。
 そればかりではなく、織江の花園からトロトロと甘蜜が流れ出しさえして来た。
 それは、織江自身信じられない反応だった。
(ああ、如何して、私の体如何成ってしまったの。こんな、駄目ッ、お尻を抉られて感じるなんて)
「フフフ、やっぱり敏感ですね。
アヌスの味をもう覚えたんですか?この分なら、直ぐにマ×コより感じる様に成りますよ。
もう、指一本じゃ物足りないんじゃ有りませんか」
 男は、織江の内心を見透かした様に揶うと、アヌスにもう一本、指を挿し入れた。
「ひぃッ、嫌ぁ!お尻は、もう嫌ーッ!!ああ、動かさないで、動かしちゃ嫌ぁー!!」
 織江は、嫌悪も顕に泣き叫んだ。
 だが、男は薄笑いを浮かべて、織江のアヌスを抉り続ける。
 男の指を、熱い練りゴムの様に締め付ける織江のアヌスの感触に、男の頬が崩れる。
「フフフ、もう私の指を二本とも、キュンキュン締め付けるようになりましたよ。本当に好きな体ですね。
前の穴も、もの欲しそうにパクパクしてますよ。こんなに淫乱だったとは、少々幻滅ですね」
 男の意地の悪い揶いの言葉が、織江の心を鋭い針の様に刺し貫く。
 理性が幾ら拒もうとも、肉体がこの刺激を易々と受け入れてしまう。
 ばかりか、更に求める動きさえ見せてしまう。
 自分の女の業の深さに、織江は涙した。
 だが織江の肉体は、更に強い刺激を求め疼く。
 織江の視線が男に絡み付き、何か言いたげにその唇が動く。
 だが、恥かしさに言葉が出ない。
 疼きが更に増し、織江の膝がガクガクする。
 織江の視線が切なさを増し、唇が開いては閉じる。
 吐息が桜色に色づいているような錯覚さえ覚えさせる程、織江の体中から匂う様な色香が漂う。
 男は、思わず押し倒したくなる衝動をグッと我慢して、織江のアヌスを抉り続けた。
 織江の口からとうとう屈服の言葉が漏れた。
「ああ、織江、オ××コされるのが大好きなんです。
指なんかじゃ我慢できないわ。
もっとブットイのでして下さい。
こんなに本気汁を垂らして待っているんです。
シテ、・・・・して下さい」
 織江はそう言うと、魂に染透る様な哀切な啜り泣きを漏らした。
 だが、再び耳打ちされた男の言葉は、信じられない位残酷な物だった。
 織江の上気した美貌が、見る見る蒼ざめる。
「嫌ぁ!嫌です!!そんな恥かしい事、出来ません!!・・・ああ、お願いですから、堪忍して」
 男は冷たく笑うと、首を横に振った。
 そしてまた、織江のアヌスを抉り始めた。そればかりではなく、肉の真珠を指の腹で転がし、軽く弾く。
 だが、決して往かせようとしない。こんなアクドイ責めに、織江の熟れ切った体が絶えられるはずも無く、又屈服の言葉が織江の口から零れた。
「ああ、します、・・・・・しますから、往かせて!このままでは、おかしく成ってしまいます!」
 織江は、両足を椅子の上に乗せ、思い切り股を開く恰好で腰を下した。
 姿見に映る余りに浅ましい姿に、織江の口から号泣が漏れた。
 其処には、花園どころかアヌスまでハッキリと曝している自分の姿があった。
 太腿の筋に引っ張られて、サーモンピンクの妖しい肉彩を覗かせる秘裂、その後でヒッソリと硬く窄まったセピア色の蕾、女として一番隠しておきたい場所を、これ見よがしに晒さなければならない我が身の辛さ、女として、いや人として、これほど惨めな姿が他に有るだろうか。
 だが、男の要求は、更に残酷な物だった。
 男は、黒々と光り、浮き出た血管もリアルなペットボトル程の大きさのディルドーを、織江の花園の下に構えた。
 織江の美貌が、その大きさに見る見る蒼ざめた。
「フフフ、大きいでしょう。この張型を使われて、泣き叫ばなかった女はいないんですよ。
娼婦も泣いて嫌がる代物です。
でも、子供を産んだ織江さんなら大丈夫ですよ。
最初はキツイかもしれませんが、直ぐに気持ち良くなって腰を振るようになります。
ホラ、自分から咥え込んで」
 織江の全身が、瘧にでも罹った様に震える。
 余りの恐怖に膝がガクガクと震え、歯の根も合わない。
 男は揶う様に、織江の花弁や肉の真珠をチョンチョンと突つく。
 その度に、織江の体がビックと震えた。
 しかし、織江に選択の余地は無い。
 織江はギュと目を閉じ腰を浮かすと、震える体にディルドーを沈めて行く。
 織江の花園に、ディルドーが当たった瞬間、織江の腰が一瞬浮いたが、歯を食い縛って巨大過ぎる物を自分の中に沈めて行く。
 織江の口から、苦痛の絶叫が迸った。
「い、痛いィ!!無理です!こんな大きな物、入るはず有りません!堪忍してぇ!!」
 男の指が、いきなり織江のアヌスを縫う。
 思わず織江の腰が下りた。
 余りの激痛に、織江は白目を剥き、声になら無い絶叫が、織江の口から迸った。
 まるで、体を裂かれる様な激痛に、織江の意識は消えかかる。
 こんな巨大なモノが自分の中に入っている事が、織江には信じられない程の恐怖だ。
 子宮口を押し上げる様に底まで一杯に埋められているのに、その黒々と光るディルドーは、半分以上も体外にはみだしている。
 男の指が肉の真珠に伸び、転がし捩る様に擦り上げる。
 激痛の底に快感が湧き、織江が身を捩った。
 新たな激痛が、織江を襲う。又、絶叫が迸った。
 男の指が、女芯を刺激し続ける。
 その度に、身を捩る織江の口から、絶叫が迸る。
 どの位それが繰り返されたのか、信じられない事に織江の花園から、ジクジクと花蜜が流れ始めた。
 花蜜がディルドーを伝わり、床に滴る。
 濃い牝の匂いが、辺りに立ち込めた。
 男は、女の体の強靭さと貪欲さに、舌を巻く思いだった。
「これは、これは、もうマン汁を垂らし始めたんですか。
お綺麗な顔に似合わず、随分と淫らな体ですね。
本物のマゾ牝と言うのは、織江さんのことですね。
こんな淫乱で、恥かしくないんですか」
 男の嘲りに、織江の美しい瞳に悔し涙が浮かんだが、織江は唇を噛み締めて、反論しなかった。
 この状態で反論すれば、更なる辱めに晒されるのは解り切っていた。
 織江は只、怒りのこもる恨めしげな視線を、男に向けただけだった。
 その視線を受けて、男はニヤッと笑うと、ディルド−のバイヴレイターを作動させた。
 織江の口から悲鳴が上がり、哀願の言葉が男に向けられた。
「ヒッィ、止めて!止めて下さい!こんな、・・・・こんな・・・・・・」
「フフフ、止める必要など有りませんよ。
こんなに気持ち良さそうに、腰を振り出しているのに。
牝丸出しのいい恰好ですよ、織江さん。
御主人に、見せて上げたいですね。
織江は、こんな立派なマゾ牝にしてもらいましたってネ。
さぞ、御主人も驚くでしょうね。」
「ああ、嫌ぁ!!主人の事は、仰らないで。
こんな惨めな姿にされて、・・・あなた、許して!!」
 織江の瞳から、真珠の涙が止めど無く流れる。
 その姿に、男の嗜虐心が、益々募った。
 男の指が、織江の全身を抓り上げる。
 シコッて尖り切った乳首、白桃の様な乳房、半球の様に張り切って盛り上った尻肉、白磁の様に滑らかで脂の乗り切った内腿と脇腹、そして、今にも血を噴かんばかりに尖り切り、ピクピク震える肉の真珠。
 その度に絶叫を上げて、苦痛にのたうつ織江の白い肢体!女芯を抓られて、激痛に体中の筋肉が収縮する。
 そして弛緩、その時、織江の股間から清流が迸った。
「イヤッ、嫌ぁー!!見ないでぇ、見ないでぇー!!見ちゃ嫌ぁー!!」
 織江の喉を、号泣が掻き毟る。
 見る見る床に水溜りが広がり、其処から湯気さえ立っている。
 奔流が床を叩く音が部屋中に満ち、号泣が益々大きく成る。
 男は、その姿に新たな嗜虐心を滾らせた。
「駄目でチュね−、織江ちゃん。
そんなに大きいのに、おもらちでチュか。
リカちゃんに笑われまチュよ。
恥かしいでチュね−。
赤ちゃんみたいでチュよ。
オムツちまチュか」
 男はゲラゲラ笑いながら、わざわざ幼児言葉で織江を嬲る。
  男の陰険な揶いに、織江の心はズタズタに切裂かれた。
 織江は身を揉んで、幼女の様に泣きじゃくる。
 永遠とも思える時が過ぎ、漸く床を叩く水音が途絶えた。
 号泣が止み、織江の口からは弱々しい啜り泣きが漏れる。
 憎むべき凌辱者の目の前で失禁してしまうなど、余りに惨めな醜態だった。
 織江は、椅子の背に掛けた手で顔を蔽い、しゃくりあげながら何かの呪文の様に哀願の言葉を繰り返す。
「いやぁ、嫌ぁ、もう見ないで。ああ、・・・・・・見ないで下さい。こんな惨めな姿、見ないでぇ・・・・」
 そう言って悲しげに啜り泣く織江の姿は、少女の様に儚げだった。
 それだけに、股間の巨大なディルド−が一層淫靡な雰囲気を醸し出す。
 ディルド−は振動を続け、悲嘆の底に沈む織江の性感を刺激する。
 其処に男の手が、肉の真珠を刺激しに伸びた。
 先程までとは打って変って、まるで恋人のような優しい愛撫に、織江の性感に再び火が着けられた。
 啜り泣きに艶っぽい甘い響きが混じり、織江の腰が切なげに揺れ始める。
 男から与えられる刺激は、織江の体に火をつけただけで、燃え上らせるには程遠い物だった。
 織江の肢体が心に反して、更なる刺激を求めて艶かしくくねる。
 だが男の手は、決してそれ以上の刺激を与え様としない。
 織江の腰が切なげにくねり、全身が桜色に上気する。
「ああ、もう・・・・・・、もう・・・・・・」
 織江が、男に何事かを訴えようとするが、余りの恥かしさに言葉に出来ない。
 男は、織江の願いを承知しながら知らぬ振りだ。
 相変わらず、織江の体をとろ火に掛ける様にユルユルと刺激し続ける。
「ああ、お願い、・・・・・お願いです。織江、・・・・・織江、もう・・・・・・」
「如何したんです、織江さん。
そんな顔をして。フフフ、まさか小便を漏らす所を見られたばかりだと言うのに、シテ欲しいなんてはしたない事は言いませんよね。
それじゃー、盛りのついた牝猫だ。
まさか、お上品な織江夫人が、そんな淫乱な筈は無いし。」
 男の揶いに、織江の全身が恥辱に真っ赤に灼けた。
 只でさえ羞恥心の強い織江だ、こんな揶いをされては欲求を口に出せる筈も無く、只切なさの混じる恨めしげな視線を男に向けて、グッと唇を噛むばかりだった。
 その間も、男の手は休み無く織江の花園を刺激し続ける。
 織江の唇から火の息が漏れ、何かを言いたげに開きかけては閉じる。
 その間も腰が物欲しげに振られ、肢体を切なげにくねらせる織江の姿は、余りに淫らな眺めだった。
 男は、分身がズボンの中で猛り立つのを感じたが、素知らぬ態で織江を焦らし抜く。
 織江の腰が、更に切なげに振られる。
 どれくらいそんな事が続けられただろう。
 とうとう、織江の口から屈服の言葉が漏れた。
「ああ、お願いです。シテ、・・・・・・して下さい。
このままではおかしくなってしまいます。
最後までして下さい。・・・・・・ああ、往かせて、・・・・・往かせて下さい!!」
 織江はやっとの事でそう言うと、少女の様に泣きじゃくった。
 男の頬に満足そうな笑みが広がる。
 だが、男の口から出た言葉は、織江を更に絶望の底に突き落とす物だった。
「フフフ、そんなにしたいならディルド−を持っていて上げますから、自分でして下さい」
 一瞬、織江は男の言葉の意味する所が解らなかった。
 だが次の瞬間、織江の口から羞恥の悲鳴が迸り、全身を朱に染めイヤイヤをする様に首を振って、男に必死に哀訴する。
「ああ、お願い!お願いです!!貴方の手でして!そんな恥かしい事させないで!!」
 しかし、男は冷笑を浮かべて首を振った。
「織江さんが望んだ事です、織江さん自らがやらなくては。さあ、椅子の背に手を掛けて、腰を上下に振って下さい。
もう十分、滑りも良くなっているでしょう。さあ、どうぞ」
「ああ、出来ない。出来ません!そんな恥かしい事、させないで!!お願い、お願いです!!」
 織江は、今にもべそを掻かんばかりの顔で、男に必死に哀訴する。
 だがその姿は、男の加虐心を煽りたてるばかりだ。
 男はもう一方の手で、織江の乳首を女芯を擦り上げる。
 織江の腰が激しく踊り、喜悦の声が漏れる。
 そうしておいて、男はピタッと手を止める。
 織江の腰が、与えられぬ刺激を求めて淫らがましく揺れ、更なる刺激を求めて、男に哀願の視線を向ける。
 だが男の手は、全く動こうとはしない。
 やがて、織江の官能の火が下火に成ると、またしても織江の体を燃え上らせる。
 織江はもう、焦点を失った視線を虚空に向け、口の端からは涎を垂らしてさえいる。
 その姿は、普段の知的で淑やかな織江を知る者にとって、信じられない程淫らな雰囲気を漂わせていた。
 しかし、その姿は筆舌に尽くし難いほど美しかった。
 今の織江の姿を見れば、死体ですら勃起するだろう。
 男は、少しだけディルド−を上下させた。
 織江の腰が踊り、男の手が止まっても織江の腰は止まらなかった。
「ああ、こんな、・・・・・こんなぁ、・・・・・駄目、駄目ぇ」
 織江の理性が、最後の抵抗を試みる。
 だが、熟れ切った人妻の肉体は、理性の抵抗を一蹴した。
 次第に腰の上下動が大きくなり、秘めやかで淫靡な音が部屋中に満ち、濃い牝の匂いが鼻を突いた。
「イイッ、好いのォ!!織江、織江、すごいのォ!!凄く好いのォ!!織江、織江、飛んじゃうゥ」
 織江の口から喜悦の言葉が迸り出て、更に腰が激しく振られる。
 ディルド−を持つ男の手は、溢れ出す織江の花蜜に塗れぬらぬらと光る。
 織江の全身が、匂うような桜色に染まり、玉の汗が滝の様に流れる。
 白桃の様な乳房が重たげに揺れ、頬や額に髪が汗でオドロに張り付く。
 焦らし抜かれて漸く与えられた肉の愉悦を、織江の肉体は浅ましく貪る。
 目の前の姿見に映る、自らの浅ましい姿を見ながら腰を振るという強烈な羞恥さえ、今の織江にとっては快楽の一部に過ぎない。
 織江は夢中で腰を動かし、狂った様に肉体の欲求を満たしていく。
 ディルド−を伝って流れた花蜜が、床にひろがる。
「あう、あおォ、おお、イクぅ、イクぅ、往っちゃうゥ!織江、織江、往きますゥ」
 そう言うと、織江は背筋を突っ張らせ、全身を激しく痙攣させた。そしてガックリと全身の力が抜け、顔を伏せた。
 火の息を漏らし、グッタリと目を閉じて椅子に体を預ける織江の髪を男が鷲掴む。
「フフフ、織江さん満足しましたか?あんなブッ太い物を夢中で咥えて悦るなんて、牝丸出しですね。
見なさい、私の手を。
織江さんの蜜に塗れて、べたべたですよ。恥かしくないんですか。
リカちゃんが見ていたら何て言うでしょうね?自分の母親が、こんな淫乱なマゾ牝だと知ったら」
 男はそう言って、姿見に映る織江の姿を見せ付けた。
 そこには、全身を匂うような桜色に染め、満ち足りた表情の一匹の牝獣がいた。
 余りに淫靡な姿だ。
 だが、その牝獣の美しさはどうだろう!
「ああ、仰らないで!こんな、こんな惨めな事・・・・・・」
 織江は耳まで真っ赤にして、恥かしさに顔を背けた。
 男は、織江の顔を無理矢理正面に向けた。
 すると、姿見がスルスルと上がって行くのが見えた。
 ヴィデオカメラが、織江の真正面に構えられていた。
 それを見た瞬間、織江は冷たい手で心臓を握られたような恐怖を感じた。
 最初から、自分の痴態は全て撮られていた、それが判った瞬間、織江は恐怖に凍り付いた。
 だが、真の恐怖はその後に待ち構えていた。
 ヴィデオカメラの横で、小さな人影が動くのを目が捉えた。
 それは縄で縛られ、猿轡をされた子供だった。
 織江の全身が、瘧にでも罹った様に震え出す。
 リカが、そこに居た。
 リカに見られていた、あの恥かしい痴態の全てを。
 そう理解した瞬間、織江の全身の血が逆流した。
「ひッ、ひいッィ!嫌ッ、嫌ぁー!!見ないで、見ないでぇー!ママを、ママを見ないでぇー!!」
 織江の喉を裂くような、恐怖の絶叫が迸った。
 悪魔達の哄笑に包まれて、織江は気を失った。



 
 気付いた時織江の体は、1mほどの高さの体の幅よりやや広い台の上に、腰の下にクッションを当てられて、大きく開かれた両足をVの字に天上から吊られ、両手は頭の上に一杯に伸びた状態で縛り付けられていた。
 それは、余りに恥かしい恰好だった。
 女として一番隠しておきたい所が、全て曝け出されている。
 不意に先程の身も凍るような羞恥が蘇えり、織江の口から啜り泣きが漏れた。
「フフフ、お目覚めですか。
さっきは凄かったですよ。
リカちゃんの目の前で、あんなブッ太い物を自分から咥え込んで、悦り狂うんですからね。
とても貞淑な人妻・母親とは思えない狂態でしたね」
「ああ、仰らないで!あんな惨めな事、・・・・・リカにまで見られて、いっそ死んでしまいたい」
 そう言って織江は、再び少女の様に身を揉んで泣きじゃくった。
 悲嘆に暮れる美しい母、本来これ程人の心を打つ光景は無い。
 しかし、悪鬼供にとっては、最高に愉悦を覚える光景だった。
 男の手が、花蜜に濡れる織江の花園に伸びる。
 だが泣きじゃくる織江は、その事に気付かない。
 いや、気付いていても何の反応も示さないと言った方が良いだろう。
 男は、花園を弄る手を少しも休めずに、織江の乳首を口に含むと舌で転がす。
 だが、織江は泣きじゃくったままだ。
 男は乳首を軽く甘噛みし、舌で転がす事を執拗に繰り返し、包皮を剥き、肉の真珠を指の腹で転がす事を繰り返した。
 絶望の底に沈む心とは裏腹に、織江の成熟しきった肉体が、男の愛撫に反応し始めた。
 乳首が硬くシコッて尖り出し、花園からは再びトロトロと甘蜜が溢れ出す。
 泣声も甘いトーンが混じり出す。
(ああ、あんな目に遭わされているのに、織江の体如何成ってしまったの?こんな、こんな獣達に)   
 そう思っても、夫との愛の交わりで培われた人妻としての性感が、織江の肉体を反応させた。
 感じてはいけない、この悪魔達に屈してはいけない、そう思えば思うほど、反って敏感に反応してしまう肉体、織江は自らの深い女の業に涙した。
 男の指が二本、膣口に挿し入れられ激しく抽送され、織江の腰が、次第に躍り出す。
 織江の口から漏れる泣声は既に、甘い啜り泣きに変わっていた。
 乳首を愛撫していた男の口が、織江の唇を奪う。
 男の舌が、強引に織江の舌を絡め取り織江の唾液を啜り上げる。
 そして今度は、自分の唾液を織江に呑ませようとした。
 織江は必死に拒もうとするが、男は織絵の鼻を摘んで、無理矢理嚥下させた。
 体の中から汚されて行く、織江にそう感じさせる汚辱の責めだ。
 漸く離れた男と織江の間に、キラキラと光って糸を引く物が伸びる。
 男は真っ赤に成った織江の顔を上げさせると、再び織江の痴態を克明に撮影しようとしているヴィデオカメラを見せ付ける。
 織江の美しい瞳が又、恐怖に凍り付いた。
 だが肉体は、喜悦の反応を示し続ける。
「イヤッ、嫌ぁー!!こんな恥かしい所撮らないで!!これ以上惨めにしないでぇー!!」
 織江の口から、哀願の言葉が迸る。
 だがそれは、悪鬼達にとって心地よい天上のメロディーでしかなかった。
 男達はゲラゲラ笑うと、手に手に筆を持って織江の体に貪り付く。
 織江の乳房を乳首を、花弁や肉の真珠を、腋の下や脇腹を、或はアヌスや内腿を、男達の唇と筆が這い回る。
 まるで全身を何かおぞましい軟体動物とその触手が無数に這いまわっている、そんな恐ろしい錯覚に織江は陥る。
 しかし、それは確実に織江の性感を掘り崩して行く。
 織江の口から、堪え切れずに喜悦の声が漏れ始める。
 筆先が肉の真珠を、尖り切った乳首を、内腿を、腋の下を這い回る。
 織江は、吊られた両足を打ち振るわせ、腰を切なげに揺すり身悶える。
 だが男達は、織江が頂点に向かって上り詰めようとすると、スッと刺激を弱めてしまう。
 その度に織江の熟れ切った肢体がのたうち、満たされぬ肉の愉悦を求めて身悶えた。
 織江の視線が男達に絡み付き、満たされぬ肉体の欲求を渇望する。
 だが男達は、素知らぬ態で織江を責め続ける。
 織江の瞳が焦点を失い、虚空をさ迷う。
 花園からはジクジクと甘蜜が溢れだし、筆先を濡らして行く。
 もう織江の頭の中は真っ白に灼け、半ば何も考えられなくなっている。
 肉体だけが肉の愉悦を最後まで貪ろうと貪欲に反応を繰り返すが、それが与えられる事は無かった。
 その状態が、一体どれほど続いただろう。
 突然、唇と筆が織江の体から遠ざけられた。
「フフフ、30分以上も焦らし抜かれて、もう堪らないと言った所ですね。
良いでしょう、今往かせて上げますよ。
一緒に浣腸で決めて上げますよ。
楽しみですね、浣腸されて織江さんがどんな風に泣き悶えるか。
そうそう、リカちゃんもいっしょにして上げましょう」
 焦点を失っていた織江の瞳に、理性の光りが戻った。
「駄目ッ、駄目ぇ!!リカに手を出さないで!!責めるなら織江だけにして!!ああ、お願い」
「フフフ、それは織江さん次第ですよ。
この浣腸器は途中で二つに分かれてますが、基本的にはこちらだけに浣腸液が流れるようになっています。
で、このノズルですが・・・」
 男はそう言うと、シリンダーを軽く押しながらノズルを握った。
 するともう一方のノズルから、浣腸液が流れ出した。
 男は織絵を見て冷笑を浮かべると、トクトクと説明をはじめた。
「御覧の通り、織江さんの方のノズルに力が掛かると途中の弁が作動して、リカちゃんの方に浣腸液が流れ出すって仕組みなんです。
織江さんがケツの穴を開いて浣腸液を進んで呑み込んでいれば、リカちゃんに浣腸液が流れ込む事は有りません。
けれど、嫌がってケツの穴を閉めれば、リカちゃんに流れ込む事に成ります。
ああそうそう、このノズルは結構敏感だから、思い切りケツの穴を開いてないとリカちゃんが泣く事になりますよ。
まあ、精々頑張って出来るだけ浣腸液を呑んでください」 
 男はそう言うとゲラゲラ笑い、織江の花蜜をノズルに塗し付け、アヌスにノズルを沈めた。
 その感触を何と言ったらいいだろう。
 織江は思わず嫌悪の悲鳴を上げた。
 男達がドッと笑う。
「まだケツの穴に、力を入れるのは早いですよ。
力を入れるのは、全部呑み込んじゃってから、漏れない様にする為ですよ。
今からそんな事では、リカちゃんが泣く事になりますよ」
「へへへ、兄貴の言う通りだぜ。
ケツの穴から少しでも多く呑み込める様に、体を解してやるぜ」
 男達に嘲られて、織江は悔しそうに下唇を噛む。
 リカのアヌスにも、一回り小さいノズルが沈められた。
 リカの口から悲鳴が上がり、母に助けを求める。
「イヤー、嫌ぁー!!痛いィ、痛いィー!!助けて、助けてぇー!!ママぁー、ママぁー!!」
 リカの懸命の叫びに、織江は辛そうに顔を伏せる。
 織江自身厳しく縛められ、男達から気も狂う程の辱めを受けている。
 愛しい娘の為に、何をしてやる事も出来ない。
 織江の瞳に又、涙が浮かぶ。
(ああ、ごめんね、ごめんね、リカ。如何してあげる事も出来なくて)
 織江は心の中で、リカに詫びた。
 これ以上、リカに辛い思いはさせられない。
 そう心に誓って、萎えそうになる心を奮い立たせる。
 男達の唇と筆先が、再び織江の肌を襲う。
 男達の舌が、織江の腋の下を舐め上げる。
 まるで、ナメクジが這い回る様な感触に、嫌悪の悲鳴が上がる。
 その上、くすぐったさが襲い、織江の口から、堪らず笑いが漏れる。
 端から見れば滑稽な眺めだが、織江にとっては紛れも無い拷問だ。
 そこに、乳首を刺激する筆先が加わる。
 快感と、耐え様も無い不快感、更に腹筋の痛み、それらが綯い交ぜと成って、織江の意識を混乱させる。
 そこに、浣腸液が入って来た。
「ひッ、ひいッー、嫌ッ、イヤッー!!こんな、こんな、・・・・・・・イヤッ、嫌ぁー!!」
 まるで得体の知れないイヤらしい軟体動物が、体を侵して来る様な凄まじい汚辱感!織江の腰が、激しい拒否反応に跳ね上がった。
 腋の下のくすぐったさなど、一瞬にして吹き飛び、織江は喉が裂けるかと思う程の号泣をあげた。
 織江の体中の筋肉が収縮する。リカの口から、絶叫が迸る。
「イヤー、イヤぁー!!気持ち悪いぃ、ママッ、ママァー、助けてぇー!!!」
 織江の耳に、リカの悲鳴が届く。
 織江は、懸命に肛門を緩めた。
 織江の全身を又、激烈な汚辱感が包む。
 だが、織江には、我慢して受け入れる事しか選択肢が無いのだ。
 織江の口から、魂に染透る様な悲しい泣声が上がる。
 男達の口が、織江の乳首を捉え、筆先が腋の下から脇腹を這い回る。
 織江の口から再び笑いが迸り、体中の筋肉が弛緩する。
 そして、織江の体が弛緩し切った瞬間を狙って、男達は織江の乳首を強く噛む。
 その度に、激痛に体中の筋肉が収縮する。
 リカの口から何度も悲鳴が迸り、織江は慌てて力を抜く。
 一体何度、そんな事が繰り返されただろう。
 とうとう、男の手がシリンダーを押し切った。
 男達の唇と筆先が、同時に織江の肌から離れた。
「ふふふ、織江さん、200cc全て入れ終わりましたよ。
もっともリカちゃんにも大分入ったみたいですが。
浣腸された気分は如何です。
気に入っていただけましたか」
 高らかに笑いながら、男はそう嘲った。
 織江は、悔しそうに唇を噛み締める。
 真っ赤に上気していた織江とリカの顔が、次第に蒼ざめ、雪白の肌に玉の汗を浮かべ出した。
 特に織江は、注入された浣腸液の殆どを受け入れて、腸が切裂かれる様な苦痛に襲われた。
 織江とリカのお腹から、グルグルという恥かしい音が男達の耳にも入り、羞恥の悲鳴を上げさせる。
 リカと織江が同時に哀願した。
「おトイレに、おトイレに行かせて!」
「ああ、お願いです。どうか、おトイレに行かせてください」
「トイレですか。連れて行って差し上げても良いですが、トイレで何をする積りですか」
「ああ、意地悪仰らないで!!お願いです!おトイレに行かせてください」
「だから、トイレで何をしたいのか聞いているんです。
何をする気か言って呉れなくては、トイレにはお連れ出来ませんね。
まさか、織江さんの様な美しく高貴な女性が、我々下々の者の様に、臭くて汚い物をヒリ出す訳が有りませんからね。
お前達、織江さんが何をしたいか解るか」
「兄貴の言う通り、まさかその綺麗な顔で、糞がしたい訳がねえ。何するつもりか、解らネエな」
「へへへ、兄貴達の言う通りだぜ。一体何がしたいのか、ハッキリ言ってもらわネエと」
 男達は口々に、白々しい台詞を口にする。
 浣腸して置いて、何がしたいかとは、聞いて呆れる。
 織江の蒼ざめた顔が、髪の付け根まで真っ赤になる。
 織江は悔しげに唇を噛み、恨みがましい視線で男達を見る。
 その間にも、織江とリカの便意は切迫の度を深める。
 遂にリカが、織江に助けを求めた。
「ママッ、ママぁー!!もう、我慢できないィ!出ちゃうゥ!出ちゃうゥー!!」
「ああ、お願い、お願いです!リカは、リカだけは、おトイレに連れて行って上げて!」
 織江は、男達に必死に哀願した。
 リカだけは、男達の前で垂れ流す様な目には遭わせられない。
「フフフ、いいでしょう。織江さんがこう言ったら、リカちゃんをトイレに連れて行きましょう」
 男は酷薄な笑みを浮かべて、織江の耳に何事かを囁いた。
 織江の顔が、スーっと蒼ざめた。
 それは、娼婦ですら口にしないような恥ずかしい言葉だった。
 織江はイヤイヤする様に、首を振った。
「ああ、お願い、お願いです。そんな恥かしい事言わせないで。許して、許して下さい」
 織江が、その美しい瞳に涙さえ浮かべて、必死に哀願する。
 だが、男は笑って首を横に振る。
「言わなければ、リカちゃんをトイレには連れて行けませんね。
早くしないと、リカちゃんはもう、あんまり我慢できないみたいですが。
如何しますか?ここでさせますか?」
「ああ、・・・・・解りました。・・・・・織江もう駄目ね。・・・・・あなた、ごめんなさい」
 織江は悲しげにそこに居ない夫に謝ると、何かを決意した顔で男達に、
「織江本当は、人に見られながらウンチしたいと思っていたの。
でも、こんな恥かしい事、夫にも言えないわ。
恥かしいけれど、織江のお腹の中の臭くて汚い物を、皆さんに見てもらいたいの。
ああ、お笑いに成らないでね。
織江望みが叶って、とっても幸せよ。
皆さん、織江のはしたない姿をもっと近くで見て、ヴィデオにもシッカリ録画してね。
ああ、しても、・・・しても良いのね」
 織江は無理矢理笑顔を浮かべると、男に教え込まれた言葉を、必死に口にした。
 愛する娘を守る為で無ければ、死んでも口に出来ない恥かしい言葉だ。
 だが、男はあくまでも残酷だった。
「織江さん、何をしたいのか、もっと大きな声で、ハッキリ言って下さい。聞こえませんよ」
「ああ、ウンチです!ウンチする所を見てもらいたいんです!・・・・・もう、もう、許して」
「フフフ、織江さんはそんな綺麗な顔をして、人に見られながら糞を垂れるのが好きな、変態のマゾ牝だったんですか。
これは驚いた。少々幻滅ですが、いいでしょう、望みを叶えて上げますよ」
 男が、大男に合図を送った。
 大男が織江を、幼女におしっこをさせる恰好に抱き上げた。
「ああ、・・・リカを、・・・リカを、おトイレに」
「フフフ、いいでしょう、おい」
 男が、もう一人の痩身の男を振りかえって見た。
 男はリカを抱き上げると、扉の向こうに消えた。
「どうせなら見物人が多い方が、織江さんも嬉しいでしょう。
リカちゃんが戻るまで、我慢して貰いましょう。
とは言え、そのままではもう我慢も限界でしょうから、これを入れて上げますよ」
 男はそう言うと織江に、両端が膨らみ真中が括れた見なれない物を見せ付けた。
「これは、アヌスストッパーと言いましてね。
織江さんの中に、この膨らんだ先の所を入れて、括れた所で止める。
そうすれば、出したくてもこれを取るまで出せない事に成る。
リカちゃんが戻って、織江さんの排泄ショーを一緒に見られるって寸法ですよ。
ドウです、良い考えでしょう」
 男の余りに恐ろしい言葉に、織江の全身が瘧にでも罹った様に震え出した。
 この悪魔の様な男達は、只自分の排泄姿を見世物にするだけでは飽き足らず、娘の目に晒す事で、織江を羞恥のどん底に叩き込もうというのだ。
 織江は少女の用に泣きじゃくって必死に哀願する。
「嫌ッ、嫌ァー!そんな酷い事許して!!ああ、お願いです。リカに惨めな姿を見せないでッ!!」
 織江の必死の哀願も、男達の獣欲を募らせるだけだった。
 男は織江のヒクヒクと震え、今にも盛り上り花開こうとするアヌスに、アナルストッパーをあてがうと、力を入れて回転させながら潜り込ませる。
 爆発しそうな便意を逆流させて、織江の中にアナルストッパーが潜り込んだ。
「フフフ、是でこいつを抜かない限り、漏れる心配は有りませんよ。
リカちゃんが戻るまで、暫く掛かるでしょう。
サービスに、お腹の苦痛を忘れさせて上げましょう。」
 男はそう言って、筆先で肉の真珠を軽く擦り上げ始めた。
 神経が集まって体外に剥き出しになっている個所を、無数の毛先が擦り上げて行く。
 織江は白い喉を晒して喘ぎ、白い肢体を大男の腕の中でのたうたせる。
 筆先が花弁や肉襞にも伸び、微妙な刺激が織江に、喜悦の喘ぎを絞り出させた。
 織江の全身を、玉の汗が滝の様に流れ落ち、それが照明を反射してキラキラ光る。
 織江は、内臓の苦痛と強烈な肉の愉悦の狭間で身悶え、悩乱する。頭の中が真っ白に灼け、体だけが貪欲に快楽を貪る。
「ひッ、ああ、あうゥ、・・・・・良いィ、ああ嫌ァ!織江変になちゃう!もう、もう・・・・・」
 織江の口から、支離滅裂な言葉が迸る。
 理性が与えられる快感を拒もうとするが、熟れ切った人妻の性は、悦んで貪ろうとする。
 織江の全身が、匂うような桜色に包まれ上気する。
 強烈な便意すら、今の織江にとっては快感の一部になっている。
 泣き悶え悦り狂う織江の肢体を、カメラが余す所無く写し撮っていく。
 滴る花蜜が床にシミを作り、部屋中に濃い牝の匂いが立ち込め、男達の獣欲を刺激する。
 織江の口から、たまらず喜悦の喘ぎが漏れ、男達の耳を楽しませる。
 どの位の時間が過ぎただろう。
 痩身の男に抱かれたリカが、部屋に戻ってきた。
 リカの目に、男達に嬲られ弄ばれる母の姿が映った。
 普段の、優しく淑やかな姿からは考えられない母の狂態に、リカはショックを受けた。
「ママぁ!ママぁッ!!シッカリして。こんなケダモノ達に負けないで!」
 思わず母を叱咤したが、同時にこれほど美しい母を見た事は無いと思ったのも事実だ。
 織江の意識は、リカの声に快楽の渦の底から、いきなり現実に戻された。
 織江は、全身が粟立つような恐怖と羞恥にみまわれ、瞳が凍り付き、口から絶望の叫びが迸る。
「ああ、リカ。ママを見ては駄目ぇッ!ママを、ママを見ないでぇ!!ああ、お願いです。こんな惨めな姿、子供に見せないで!!リカを、リカを連れて行って下さい!」
 織江の口から、男達への必死の哀願が漏れる。
 だが、男達の返事は織江を絶望の底に叩き込んだ。
「何言ってるんですか。織江さんはこれから、リカちゃんに見られながら糞を垂れるんですよ。
織江さんの腹の中に、どんな物が詰まっているのかリカちゃんに見せて上げましょう。
記念に、残さずヴィデオに記録しておいて上げますよ。
美人デザイナーとして有名な織江さんが、どんな物をどうゆう風にヒリ出すのか、大勢の人に見てもらえる様にね。ハッハッハッ!」
 男の手が、アヌスストッパーに伸び、回転させながら引き摺り出して行く。
 織江は、内臓が引き摺り出されるような錯覚に、苦痛と恐怖を覚えた。
 だが、それより恐ろしいのは、娘に排泄姿を晒さなければ行けない事だ。
 その上、悪魔達は大勢の人間に、この姿を見世物として提供する積りなのだ。
 アナルストッパーが抜かれる寸前の所で、男は又織江の中に回転させながら捻じ込んだ。
 限界寸前の便意が、腸の中で暴れ回る。
 織江の全身に、脂汗が玉の様に浮かび、苦痛に全身が蒼ざめブルブル痙攣する。
 男の手が又、アナルストッパーを回転させながら抜き取る様に動くが、抜き取る寸前で再び巻き戻す。
 それを何度も繰り返されて、織江の苦痛は絶頂に達した。
「ああ、お願いです!させて、させて下さい!もう我慢が出来ません!織江壊れちゃいます!」
 織江の口から、哀願の言葉が漏れた。
 それがどんな恥かしい事を意味するか、織江にとって死にも勝る辱めである事を承知で哀願せざるえないほど、織江の便意は切迫していた。
 だが、男は残酷にも薄笑いを浮かべて、織江の肌を弄るだけだった。
 男の指が、織江の肉の真珠を弾いた。
 織江は白目を剥いて、全身を痙攣させる。
 一瞬、腸を切裂く様な便意すら消し飛んだ。
 しかし又直ぐに、限界を超えた便意が、織江の腸の中で暴れ回る。
 織江は乳首まで蒼褪めさせ、苦痛に体を振るわせる。
「ああ、お願いです。もう、本当に限界なんです。させて、させて下さい」
 織江はべそをかかんばかりに必死に哀訴した。
 男は花園をユルユルと弄りながら、織江に何か耳打ちした。
 それを聞いて、真青だった織江の体が真っ赤に灼けた。
 織江は、イヤイヤをする様に小さく首を振った。
 男の手は、相変わらず織江の花園に伸び、性感を刺激し続けていた。
 織江の唇が、開いては閉じ何かを言おうとするが、言葉に成らない。
 だが限界を超えた便意が、織江の口を開かせた。
「ああ、お願い。
織江、浣腸されるのが大好きなの。
一回だけでは物足りないわ。
織江のお腹の中の、臭くて汚い物が出てしまったら又浣腸して。
それからお尻の穴を思い切り開いて、皆さんに中を見てもらいたいの。
一緒に、オ××コも思い切り開いて下さいね。
女の秘密をお見せするわ」
 織江は、男に強制された言葉を必死に口にすると、身を揉んで少女の様に泣きじゃくった。
 男は、今度こそアナルストッパーを抜き取った。
 限界を超えた便意が、出口を求めて殺到する。
 織江のアヌスは、今にも綻び様とする蕾の様に盛り上る。
 にもかかわらず、織江は懸命にアヌスを引き締める。
 女として、いや人として、一番見せたくない姿を見世物にされる。
 それも、愛する我が子の前で。
 女として、母として、これ以上の辱めがあるだろうか?織江は無駄な抵抗と知りつつ、限界を超えた便意を必死で堪えた。
 ヒクヒクとアヌスが痙攣し、全身が瘧に罹った様に震える。
 髪の付け根まで汗が濡らし、肌を玉の汗が滑り落ちる。
 だが、とうとうその時が来た。
 織江のアヌスが、花開く様に広がり、破裂音と共に禁断の流動物が、バケツの底を激しく叩く。
「ヒッ、嫌ッ、嫌ッァー!!見ないでぇ!見ては駄目ぇ!リカ、ママを、ママを見ないでぇ!!ああ、お願いです。
リカを、リカを連れて行って下さい!こんな惨めな姿見せないでぇ!!」
 織江の喉を新たな号泣が流掻き毟り、悪魔達の哄笑が響く。
 固定されたヴィデオカメラとは別に、もう一台のカメラが織江の崩壊を舐める様に撮って行く。
 汗と涙に洗われる美貌、玉の汗を流す滑らかな肌、パックリと口を開き黄金色の禁断の実をヒリ出すアヌス、にもかかわらずジクジクと蜜を流し続ける花園。
 しかし、男達はあくまで残酷だった。
 織江の肉の真珠や乳首を、弾き捩る様に摘む。
 その度に、織江の体が大男の腕の中で跳ね、一瞬排泄が止まる。
 排泄すら玩具にされる、自分が肉の玩具にされた事を、骨の髄まで思い知らされる悪魔の責めだ。
 その上、限界を超えた便意の苦痛から解き放たれる解放感が、織江の心を苛んで行く。
 弄ばれて、心はこんなにも辛く悲しいのに、体は苦痛から開放されて、快感すら感じている。
 その事が、無性に悲しかった。
 永遠とも思われた恥辱の時間が、漸く終った。
 織江のアヌスは、まだ口を開いて何かを吐き出そうとする様にヒクヒクしている。
 男が、携帯用のシャワートイレで、織江を清めて行く。
 そうされても織江は、子供の様にしゃくりあげるばかりだ。
 室内に異臭が漂う。
 しかし、織江の臭いだと思うと、それも気になら無かった。
 だが、男は意地悪く織江を苛む。
 バケツの中の織江の物を、音を立てて揺らしながら織江に見せ付け、
「フフフフフ、まさか織江さんの中に、こんなに臭くて汚い物が詰まっていたとは思いませんでした。鼻が曲がるかと思いましたよ。
その上、よっぽど溜まっていたんでしょうね。
凄い勢いでヒリ出して、とても良い所の奥様とは思えないザマでしたね。
垂れ流しながら、オ×ン×も物欲しそうに蜜を流し続けるなんて、生まれ付いてのマゾ牝で無ければ出来ない芸当ですよ。
恥かしく無いんですか。
浣腸されて、糞をヒリながら×マ×コを濡らすなんて、娼婦でもしませんよ。
もっとも、マゾ牝の織江さんにとっては、当たり前の姿かもしれませんが。
それにしても子供の前で、恥知らずですね」
 男の意地の悪い揶いに、織江は再び号泣した。
 男の言葉が、織江の心をズタズタに切裂いて行く。
 その上悲しいのは、男の言う通り排泄しながら感じてしまったという事実だった。
 だが織江には、悲嘆に暮れる時間も与えられなかった。
 男がまだ口を開いているアヌスに、指を三本潜り込ませて来たのだ。
 浣腸の直後で、腫れぼったく充血したアヌスを嬲られる、只でさえヒリヒリと痛むアヌスに更に責めを加えられる。
 織江の喉を苦鳴が掻き毟り、白い喉を晒して必死に身悶える。
 しかし大男にとって、織江の抗いなど子供のむずがりに等しかった。
 織江の項に大男の唇が這い、耳朶を甘噛みする。
 男が先程の巨大なディルドーを、再び織江の花園に押し付けた。
 只でさえ体が引き裂かれるかと思う程の巨大さなのに、アヌスに指を三本埋め込まれている所為で本当に体が引き裂かれて行く様な錯覚に陥る。
 織江は、全身に新たな苦痛の脂汗を浮かべ、涙を流して男達に哀訴した。
「ヒッ、ヒイー!痛ッ、痛いィー!!ああ、大き過ぎます。
堪忍、堪忍してぇ!!織江、織江壊れちゃいます!しないで、しないで下さい。許してぇ!!」
 男達にとって、それは天上のメロディーだ。
 男の手に、一層力が加わる。
 織江が白目を剥いて顔をのけぞらす。
 メリメリと肉の裂ける音が聞こえる様だ。
 余りの苦痛に、織江の体が痙攣を起こす。
 だが驚いた事に、ジワジワとディルド−が織江に沈んで行く。
 男達は、女の体の貪欲さに目を見張る。
 ディルド−が、織江の子宮口を突上げて止まった。
 黒々と光るディルド−が、白い織江の肌に映え男達の興奮を誘う。
 男がユックリとディルド−を抽送する。
 次第に滑りが良くなる感触に男は抽送のスピードを速める。
 織江の口から、苦痛の呻きが漏れ、全身の痙攣が激しさを増す。
 しかし、織江の花園からは花蜜がジクジクと流れ出し、ディルド−を伝い男の手を濡らす。
 益々抽送の動きが滑らかさを増し、口から漏れる苦鳴に微妙に艶やかさが交じり始める。
 アヌスの方も、男の指を締め付けたり緩んだりし始めた。
 男が指の腹で、織江の腸壁を掻く様に指を動かすと、花蜜が一層多くなり、織江の肌が再び、匂うような桜色に染まる。
 薄い粘膜越しにディルド−と指が擦り合わされると、とうとう織江の口から喜悦の喘ぎが漏れ出した。
 男の両手が、愈愈激しく織江を抉る。
 織江の乳首と肉の真珠が、欲望も顕に尖り切りヒクヒクと蠢く。
 喜悦の声がどんどん高くなって行く。
 織江の甘い体臭と濃い牝の臭いが部屋中に充満し、男達の獣欲を掻き立てて行く。
 男の指が、再び粘膜越しにディルド−と擦り合わされた時、織江の口からは喜悦の絶叫が漏れ、背筋を思い切り突っ張らせると、全身を激しく痙攣させて絶頂を極めた。
 織江の体からガックリと力が抜け、激しい息遣いだけが響く。
 大男が、織江を床の上に仰向けに横たえても、織江はまるで死んだ様にグッタリと目を閉じ、下腹と白桃の様な胸を喘がせるだけで、脚を閉じることも忘れていた。
 織江の白い肌に、黒々と巨大なディルド−が突き刺さり、微かに妖しい肉彩を覗かせる様は、無惨だったが同時に絶え様も無く美しかった。
 男達の目の色が、又変わった。
 男は、織江から巨大なディルド−を抜き取ると、血を噴かんばかりに尖り切り、ピクピクと蠢いている肉の真珠を指で思い切り弾いた。
 激痛に織江の腰が跳ねた。
「フフフフフ、気をヤッテ満足しましたか。
それとも、こんな物じゃ満足できませんか。
ケツの穴の特訓をする前に、徹底的に腹の中を奇麗にしときましょう。
今度は、薄い石鹸水を大量に入れて上げますよ。
序と言っては何ですが、オ××コの方も退屈しない様に、代わる代わる突っ込んで上げましょう。
その度に、織江さんの中に注ぎ込んで上げますから、今度は孕んでくださいね」
 嘲笑いながら男は、織江に恐ろしい宣告をする。
 男の言葉に、官能に潤んだ織江の瞳が凍り付く。
「ヒッ、イヤッ、もう浣腸は、嫌ッ、嫌ですッ!!妊娠なんて嫌ッ! 嫌ッァー!!ああ、中は、中には出さないで!!夫が、夫がいるんです。
そんな恐ろしい事、許して!!もう堪忍して!!」
 織江は恐怖に顔を歪め、疲れきった体を必死に両腕で後ずさらせ、逃げようとした。
 勿論、そんな事をしても逃げられる訳が無い。
 しかし男は、猫が捉まえた鼠を弄ぶ様に、ジリジリと織江に近づき追い詰めて行く。
 男の手が、伸びやかな織江の脚を捉え、自分の方に引き寄せる。もう一方の脚も捉えられた織江は、懸命に上半身を捩って抵抗するが、男にガッチリと腰を掴まれて巨大なディルド−によってまだ緩んだままの花園に怒張を深く突き込まれた。
 織江の媚肉が心とは裏腹に、待ちかねた様に熱く包む様に怒張に絡み付く。
 蕩けるような織江の媚肉の感触に、思わず男の口から快感の呻きが上がる。
 男は織江の中に猛り立つ怒張を、深く重く打ち込んでいく。
 ディルドーによって十二分に潤った織江の花園は、クチュクチュと淫靡な音を発し、織江の体が又、匂うような桜色に包まれた。
「フフフ、欲張りな体だ。
あんなでかい物で気を遣ったばかりなのに、もう私の物を咥え込んで離したがらないとは。
口では嫌がっても、織江さんの体は妊娠したがってますよ。
その証拠に、私の物を搾り取ろうと、肉襞がキュンキュン絡み付いて離さないじゃ有りませんか。
ご期待に応えて、タップリ出して上げますよ。
一発で孕むような濃いのを何発も、代わる代わるね。
安心して孕んで下さい」
 男は高笑いしながら、織江を言葉で嬲る。
 織江はイヤイヤをする様に、艶やかな髪を振りたくる。
「ああ、お願い!お願いです。
そんな恐ろしい事は許して、許して下さい!中は、中には出さないで!妊娠なんて嫌ァ!!そんな事をされたら、二度と夫に顔向けでき無くなってしまいます」
 織江は必死に、哀訴の言葉を口にした。
散々汚しぬかれて、日の当たる所に出られない体にされた上に、妊娠までさせられる。
 夫有る身にとって、これ程恐ろしい事が有ろうか。
 余りの恐怖に、織江の瞳が凍り付く。
 だが、男は冷笑を浮かべると織江の腰を掴み、くるりと体を入れ替えた。
 そして、織江の臀丘を引きはだけ、谷間にひっそりと佇むセピアの蕾を剥き出した。
 男達の視線を感じて、織江のアヌスがヒクヒクと蠢く。
 何をされるか悟った織江の悲鳴が上がる。
 つられてアヌスが、怯えた様にキュッと収縮した。
 痩身の男が、500ccの巨大な浣腸器を持って織江のアヌスに迫る。
 織江は懸命に逃げようとするが、男に花園を深深と貫かれていては、腰を捩るのが精一杯だ。
 冷たいガラスの嘴管が、織江のアヌスを縫う様に貫いた時、恐怖とおぞましさに白い喉を晒して絶叫を迸らせた。
 男は、織江を揶う様に嘴管を抽送する。
 深く浅く、或は回転を加えて、織江の口から悲鳴を絞り出させた。
 散々そうやって嬲った後、男の手がシリンダーを押し始めた。
 生ぬるい感触が織江の腸壁を襲う。
 大男が、ヴィデオカメラを片手に織江に迫り、舐める様に全身を接写して行く。
 羞恥と汚辱に歪む美貌、玉の汗を浮かべ薔薇色に色付く滑らかな肌、ガラスの嘴管を咥え込んみ怯えた様に震えるアヌス、男の物を深深と突き入れられて花蜜を流し続ける花園。
 男は只シリンダーを押すのではなく、織江を嬲る様に、様々に変化を付けて、織江に石鹸水を注入して行く。
 一気に大量注入して、織江に悲鳴を上げさせたかと思えば、チビチビとじれったく成るような速度で織江を泣かせ、或は10ccづつ区切って、まるで男の精を注ぎ込むようにして織江を苦悶させる。
 更に注入に合わせて、男が突き上げを始め、織江を悩乱させる。
 花園に送り込まれる肉の愉悦、アヌスを襲う浣腸の苦悶、そして恥かしい反応を全て記録されていると言う羞恥、それらがない交ぜに成って織江の心を犯して行く。  
 織江の心がこの爛れた快感に徐々に染められて行った。
 織江の口から、ハッキリと嬌声が漏れ始め、玉の汗が流れ落ちる体を艶かしくのたうたせ身悶える。
 男の手が、織江の白く豊満な白桃の様な胸に伸び、形を変えるほど強く揉みしだき、欲望も顕に尖り切った乳首を、潰すほど強く摘み上げる。
 織江の口から苦鳴が上がり、身悶えが一層激しくなる。織江の頭の中が真っ白に灼け、何も考えられなくなる。
 只肉体が快感を貪り、痛みすら肉の愉悦として認識する。
 男の片手が、胸から肉の真珠に伸び優しく擦り上げると、織江は白い喉を晒して、快感に身を打ち振った。
 貪欲な人妻の性が、織江を支配して行く。
 微かに残る理性が、懸命にブレーキを掛け様としても、肉体がそれを裏切る。
 男の指が、肉の真珠を弾き出した。
 その度に、激痛と全身が痺れるような快感が織江を襲った。
 織江はもう白目を剥き、口の端から涎さえ流して快感に身悶える。
 遂に、織江の背筋が突っ張り、全身を痙攣させて絶頂に達した。
 織江の意識が喜悦の闇に沈んだが男達は、織江を責めるのを止め様としない。
 痩身の男にヴィデオカメラを渡した大男が、石鹸水を再び一杯に満たした浣腸器を手に織江に迫れば、花園を犯している男は、意識を失っている織江を突き上げ続ける。
 織江の眼が薄っすらと開き、ユックリと首が廻されアヌスを責める大男を見て、弱々しい声で男達に哀訴する。
「ああ、もう、もう、浣腸は許して。・・織江、織江、お尻が壊れてしまいます。堪忍して下さい」
 男達はしかしドッと笑うと、織江の哀訴など一顧だにせずに責めを強める。
 大男は力任せにシリンダーを押し、凄い勢いで織江に石鹸水を注入していき、花園を犯している男は、再び肉の真珠を弾き始める。
 織江は、苦痛と快感の波に翻弄されて、涙を流しながら男の上でのたうつ。
 その時、織江の中で男が膨張し、胎奥に汚辱の白い溶岩を吐き出した。
 最奥に熱い迸りを浴びせられて、織江は又絶頂を極める。
 男が怒張を引き抜いても、織江は脚を閉じる気力も無く、股間から白い欲望の証を垂れ流している。
 大男の手から浣腸器を受け取り、再び中身を一杯にすると織江のアヌスに突き刺した。
 花園には大男が剛直を突き刺し、織江を突き上げて行く。
 大男のグローブの様な手が、織江の白桃の様な胸に伸びると、力任せに揉みしだき織江に苦鳴を上げさせる。
 更に今まで入れられた石鹸水が威力を発揮し始め、織江を強力な便意で苦しめ始めた。
 だが男は、それを知ってか知らずかチビチビと織江に石鹸水を注入して行く。
 織江は、爆発しそうな便意に脂汗を流して身悶え、哀願した。
「ああ、お願い、お願いです。・・・・・おトイレに、おトイレに連れて行って下さい」
「フフフ、まだ入れ終わってもいないのに便所に行きたいなんて、はしたないですよ」
「へへへ、兄貴の言う通りだぜ。
ママさんは、俺と腰を振り合ってる最中なんだぜ。そんな事は気にしないで、腰を振っていれば良いんだ。
繋がったままで糞を垂れ流すんじゃないぜ」
 織江は、男達の意地の悪い揶いに、顔を真っ赤にして黙ってしまった。
 だが、そうしている間にも便意はドンドン切迫して行く。
 織江の雪白な肌を滝のような汗が流れ、上気した肌が蒼ざめる。
 織江は血が滲む程唇を噛み締めて、懸命にアヌスを引き締め我慢の限界に達した便意の苦痛にのたうつ。
 織江のアヌスが、綻ぶ寸前の蕾の様に膨らみヒクヒクと震えている。
 限界と見た男が、一気にシリンダーを底まで押し切った。
 それに合わせて、大男が織江の腰をガッチリと抱えて立ちあがった。
 自重で一層深く剛直が沈み、織江は白目を剥く。
 大男が、激しく子宮口を突く。
 又崩壊の時が来た。
「嫌ァッ、嫌ぁー!見ないで!見ないでぇー!こんな惨めな姿、見ないでぇー!!嫌ッ、嫌ー!!」
 織江の口から哀切な泣声が迸り、アヌスが綻ぶ様に広がって、限界を超えた便意が男の手にしたバケツの底を激しく叩く。
 織江のアヌスから迸り出る水流は、一度浣腸されたばかりで微かに黄濁しているだけだ。
 大男が面白がって織江の子宮口を突き上げる度に、一瞬迸り出る水流が止まり、再びどっとしぶく。
 織江の喉を号泣が掻き毟る。
 又排泄を玩具にされて、織江の心はズタズタに切裂かれる。
 それを何度も繰り返され、男達に嘲笑われる。
 織江にとって、永遠と思われる恥辱の時間がやっと終った時、織江のアヌスは妖しく腸壁まで覗かせて、そこが排泄器官とは思えない程広がり切ってヒクヒク蠢いていた。
 織江は、大男の胸に顔を埋めてしゃくりあげるばかり。
 その時、織江の緩み切ったアヌスに男の口がむしゃぶりつき、腸壁に舌が這わされた。
 大量の浣腸をされたばかりで、腫れぼったく充血し痺れる様に痛むアヌスを這い回る唇と舌、汚辱感と余りの気持ち悪さに、織江の口から嫌悪の悲鳴が上がり、男の唇と舌を逃れ様と腰を振ろうとするが、楔の様に深深と織江を貫く剛直とガッチリと腰を掴んだ手がそれを許さなかった。
 男は美味しい物を味わう様に、織江のアヌスと腸壁を丹念に舐め上げて行く。
 織江は、まるで内臓を貪られる様な錯覚に陥り、泣声を高める。
 男は夢中で織江のアヌスを貪る。
 織江の口からは、嫌悪の悲鳴が上がり続ける。
 だが、何時しか織江の悲鳴に、微かな艶っぽさが交じり始める。
 強烈な嫌悪感の底に、昏い快感が潜んでいる事を感じた織江は、自分の体の成り行きが信じられない。
 おぞましい排泄器官を嬲られているのに、兆してしまう自分。
 織江の心を、どす黒い絶望が支配する。
 男が口の周りをベタベタにして漸く口を離した。
 その途端、大男が激しく子宮口を突き上げ始めた。
 男の指が三本、緩み切った織江のアヌスを襲い、剛直と合せて抉り込まれる。
 織江の口から、嫌悪の鋭い悲鳴が上がるが、直ぐに艶めいた啜り泣きが交じり始める。
 大男の巨大な物が、子宮口を突き上げ肉襞まで捲り出す様に激しく抽送される度、織江の全身に痺れるような快感が走り、アヌスを抉られる汚辱感や痛みすら、快感として認識される。
「ああ、好いィ、好いのォ!凄いッ、凄いのォ!!織江、織江おかしくなちゃう!ああ、嫌ッ、嫌ぁー!!お尻、お尻は堪忍してぇ!抉って、抉ってぇー!織江のお尻好いのォー!!」
 織江は支離滅裂な喜悦の声を迸らせ、もう半狂乱に為って、前後の穴を抉り込まれる地獄の快感に身悶え、艶やかな裸身をのたうたせて男達を愉しませる。
 男達は呼吸を合わせて、更に激しく織江を前後から抉り込んで行く。
 織江は白目を剥き、口の端から涎まで垂らして、苦痛と紙一重の地獄の快感に翻弄される。
 その姿は、普段の清楚で知的な織江の姿を知る者にとって、とても信じられない淫らな痴態だったが、同時に筆舌に尽くしがたい無惨美に溢れていた。
 織江の背筋が突っ張り、全身を激しく痙攣させる。
 首がガックリと仰け反り、全身から力が抜ける。
 男が支えなければ、逆さまの宙吊り状態になっているだろう。
 織江の意識は、完全に喜悦の闇に呑まれた。
 しかし、男達は織絵の前後の穴を激しく抉り続ける。
 織江の眼が薄っすらと明けられ、男達に縋るような視線を絡ませる。
「お願い、・・・お願いですから、少し休ませて下さい。織江、織江壊れてしまいます」
 織江は掠れた声で、男達に哀訴した。
 だが男達は、ニヤニヤ笑うばかりで責めを止め様とし無い。
「へへへ、俺は未だいってないんだ。濃いのをくれてやるまでドンドン行くぜ。
ママさんは黙って腰を振ってな。
何度でも往かせてやるぜ。
ママさんは気を遣る事だけ考えてればいいぜ」
「ああ、織江、織江、おかしくなってしまいます。もう、・・・もう、堪忍してぇ」
「フフフ、ケツの穴を抉られてウットリしている牝が、そんな人並みな弱音を吐いてはいけませんね。
罰として、又タップリと浣腸をして上げますよ。今度は少し面白い入れ方をして上げましょう」
 男はそう言って、肛門拡張器を手にした。
 男は、織江にそれを見せ付けた。
「これが、何か解りますか」
 織江は、怯えた眼で肛門拡張器を見て、蒼ざめた顔を横に振った。
 勿論、それが自分を嬲る淫らな道具だと察しは付いたが、何に使うのかは解らなかった。
 只、似たような器具を見た記憶があった。
「おや、妊娠した時に使われたのを、忘れてしまったんですか。
もっとも、使う場所が違いますから思い出さないのかな?こうやって使うんですよ」
 男は、親指と人差し指で作った輪の中に、鈍く光る嘴状の部分を入れてハンドルを握った。
 嘴が開き、輪を押し広げる。
 織江の瞳が恐怖に凍り付き、全身がガクガクと震える。
 柔らかく緩む織江のアヌスに男の指が伸びて、感触を愉しむ様に揉み込む。
 その意味を悟った織江の口から、絶叫が迸る。
「嫌ッ!嫌ぁー!!そんな恐ろしい事許してぇ−!!お尻は、お尻は、もう嫌ぁー!!」
「フフフ、これで尻の穴を開いて、織江さんの腸を見せてもらいましょう。
 序に前もクスコで開いてケツの穴を悪戯されて、織江さんの女がどんな風に成るか、ヴィデオに撮って上げますよ」
 悪魔の様な男の言葉に、織江は首を振りながら瞳に一杯の涙を溜め、恐怖に歯の根が合わない。
 哀願の言葉が喉に凍り付いた様に、織絵の唇が開いては閉じる。
 排泄器官としか考えた事の無いアヌスを、指で嬲られるだけでも気も狂うような恥辱なのに、この悪魔達は無理矢理押し開いて見世物にしようと言うのだ。
 織江の瞳から真珠の涙が止めど無く流れ落ちる。
 その姿に、悪魔達の嗜虐心が燃え上る。
 男は、嘴に何かのクリームをべったりと塗り付けると、更に指に掬い取り、織江のアヌスに塗り込んで行く。
 織江の口から再び絶叫が迸り、哀願の言葉が堰を切った様に飛び出す。
「嫌ッ!嫌ぁー!!お尻は、嫌ぁー!!お願い、お願いです!お尻は、お尻は、許して下さい!!」
 織江は、泣きじゃくりながら必死に哀願する。
 男が、織江の耳に何か囁く。
 蒼褪めた織江の泣き濡れた美貌が、真っ赤に成った。
 織江は縋り付く様な視線を男に向けて、イヤイヤする様に首を振る。
 だが、男はにこやかに笑い、ユックリ首を振った。
 織江の美貌が、絶望の色に染まり伏せられた。
「ああ、・・・・・・織江、・・・・・織江、皆さんの性奴隷にしていただきたいの。
・・・・・織江、熟れ切った体を持て余しているんですもの。
どうか、皆さんで可愛がって下さい」
「いいんですか、夫の有る身でそんな事を言って」
「ああ、織江、・・・・・織江、夫に放っておかれて体が疼いて仕方ないんです。
どうか、・・・・どうか、淫らな織江を皆さんで可愛がって下さい。
一杯虐めて!」
 織江は、男に教え込まれた言葉を必死で口にすると、大男の胸に顔を埋め、身を揉んで号泣した。
「へへへ、可愛い事言うじゃネエか。それじゃー、濃いのをタップリ出してやるぜ。
しっかり孕むんだぜ。
ほらほら、もっと締めるんだよ。
それとも、ケツの穴を開かれて−のか」
 大男はそう言いながら、織江を激しく突き上げ始める。
 織江の脚が、確りと大男の腰に巻き付き、伏せられていた顔が白い喉も鮮やかに反らされる。
 その姿は、ハイエナに襲いかかられる仔鹿の様に無惨だったが、男達の獣欲を激しくそそった。
 大男の腰が愈愈激しく打付けられ、織江の口から喜悦の声が漏れる。
 織江の中で、剛直が一層膨らみ硬さを増した瞬間、大男が一声吠えて、織江の胎奥深く熱い汚辱の迸りを放った。
織江は全身を激しく痙攣させると、意識を喜悦の闇に沈めた。
 織江が漸く目覚めると、左手首と足首、右手首と足首が一緒に縛られて、股間をこれ以上無いほど開かれて仰向けに寝かされていた。
 織江は、取らされた恰好の余りの恥かしさに、全身を朱に染めて悲鳴を上げた。
 女として最も隠しておきたい場所が、凌辱者達の目に余す所泣く晒される。
 女としてこれ程惨めな姿が有るだろうか?漆黒の翳りが、蜜とスペルマに塗れパックリと口を開いた女の花園が、腸壁の妖しい肉彩を覗かせるアヌスが、煌煌と照らす照明の元、凌辱者達に晒されている。
「ヒイッ、嫌ッ!嫌ぁッー!!こんな恰好、嫌ぁー!!見ないで、見ないでぇー!!」
 織江の喉を、新たな号泣が掻き毟る。
 織江は、晒された恥部を何とか隠そうと懸命に身を捩るが、勿論何とも出来ない。
 それどころか男達の視線に、花園とアヌスが、物欲しそうに反応してしまう。
 痩身の男の指が、花弁を撫でアヌスの皺を解す様に動く。
 花園から、新たな蜜がジクジクと湧き、男を誘う様に蠢く。
 男の舌が、アヌスの皺の一本一本を舐め上げ、滴る蜜を啜り、花弁をなぞる。
「へへへ、奥さん、奥さんは、俺の物を咥え込む所を眼前に見ながら、ファックされるんだぜ」
「嫌ッァ!嫌ァー!!こんな恰好嫌です!!ああ、普通に、普通にして下さい!!」
「これこそ、セックス・スレイブに相応しい恰好だろう。
それにこの恰好なら、奥さんのケツの穴も弄ってやれるぜ。
奥さんは、俺の物が自分に出入りする所を鑑賞しながら、良い気持ちに成れるって訳さ。
良いアイデアだろう。
じゃあ始めるから、確り腰を振って孕むんだぜ」
 痩身の男は、織絵の哀願を一笑に付し、織江の中に怒張を沈めていく。
 織江は眼前で、自分の中に長大な物が沈められて行くのを、恐怖と共に受け入れさせられた。
 恐怖と羞恥に織江の美貌が悲しげに歪み、また涙が織江の瞳を曇らせる。
 だが、肉の悦びを知る熟れ切った体が、心を裏切って歓喜の反応を示してしまう。
 その事実が、一層織江の心を暗くする。
 男は、重く深く織江の中に自分の物を打ち込んで行く。
 織江の頭の中を占める悲哀が、徐々に愉悦に変えられて行く。
 織江の口から、鼻に掛かった甘い嬌声が漏れ出したのは、それから直ぐの事だった。
 今の織江にとっては、心を苦しめる罪悪感すら甘美な刺激に変りつつある。
 織江の腰が、男の腰とリズムを合せる様に踊り始めた。
「ああ、あう、・・・いいィ、イイのォ!アッ、アッ、嫌ッ、嫌ぁ、織江、織江変になちゃうぅ」
「へへへ、体は素直だぜ。助平な奥さんの本音丸出しだな。ほらほら、もっと悦りな」
 男に恥かしい反応を指摘されて、織江の全身が灼ける。
 首がナヨナヨと振られ、泣声が高くなるが、腰の動きは止まらない。
 それどころか、愈愈激しさを増すばかりだ。
 男の指が女芯とアヌスに伸び、其々を弄り始める。
 織江の嬌声が一段と艶っぽさを増し、全身に痙攣が走る。
 アヌスを弄る指が、円を描く様に揉み込んで、フックラと盛上るアヌスに突立てられた。
 腸壁が指を熱く締付け、蕩けるような感触が男を夢見心地にさせる。
 指の腹で腸壁を掻く様に抽送すると、織江の背筋が弓形に成り、声が愈愈甘さを増す。
 男が指が、女芯を軽く弾き始めた。
 織江の腰が跳ねる。男は怒張の抽送を止めて、織江の腰が跳ねるのを愉しむ。
 レイプされているのに、自ら腰を振って男を迎え入れる。余りにも屈辱的な動きだが、女芯を弾かれる度に、腰が躍るのを止める事が出来ない。
「こんな、こんな、・・・・・ああ、嫌ぁー!!こんなの嫌あー!!ヒッ、ああ、堪忍、堪忍して」
 そう哀願しても、男は女芯を弾くのを止め様としない。
 反って面白がって、益々女芯を弾き出す。
「ほらほら、もっと一生懸命腰を振りな。へへへ、ケツの穴も大分味を覚えてきたな。
俺の指を、キュウキュウ締め付けて離したがらないじゃないか。
マ×コとどっちが好いんだ」
 アヌスを抉る指も一層激しさを増して、織江を悦り狂わせて行く。
 織江の頭の中が真っ白に灼け、体が快感を貪欲に貪る。
 微かに残る理性が、必死に抵抗を試みるが、体がそれを呆気無く裏切る。
「ああ、いいィ、好いのォ!!アアン、きちゃうゥ、きちゃうゥー!凄い、凄いのォー!!」
 織江の口から零れる嬌声が、愈愈甘さを増し、腰が一層激しく躍る。
 女芯を弾かれる痛みすら、快感の一部と成って織江を追い上げて行く。
 甘く身悶える織江の姿に、男は煽られる様に腰を打付けて行く。
 織江は、快感を貪る様に激しく腰を躍らせる。
 再び織江の背中が弓形に為り、絶頂に達した。
 織江の意識が又、喜悦の闇に沈む。その時を狙って、織江のアヌスに拡張器が沈められた。
 いきなり、氷の様な金属の感触が腸壁を襲い、 弛緩していた織江の体が、跳ね上がる様に動いた。
「ヒッ、嫌ッ、嫌ぁー!!ああ、お尻は、嫌ぁー!!酷い、お尻は勘弁してくれるって言ったのに」
「フフフ、私達のセックススレイブに為りたいんなら、ケツの穴も鍛えなくては。
今から思い切り開いて、尻の穴に色々として上げますよ。
何、今は嫌がっていても、直ぐにねだる様にして上げます」
「ああ酷い、騙したのね。ケダモノッ!ケダモノ−!!」
 男達は、最初から織江をアヌス責めに掛ける積りで、性奴隷に成ると言えば許すと騙したのだ。
「織江さんは、そのケダモノに飼われる牝。
直ぐにケツの穴を嬲られて悦るマゾ牝にしてあげます。
織江さんは、我々の調教に素直に腰を振っていれば良いんです。
さあ、ケツの穴を拡げましょう」
「ヒッぃ、嫌ッ!嫌ぁッ!!しないで、そんな恐ろしい事、堪忍して!!」
「ケツの穴の力を抜いて。
抗って痛い思いをするのは、織江さんですよ。
素直に力を抜いて、ケツの穴を開かれる事です。
そうすれば、良い事を腰が抜ける程してあげますよ」
 男はそう言うと、ハンドルをユックリ握った。
 内側から無理矢理押し拡げられて行く感覚に、織江の口から痛切な悲鳴が漏れる。
 幾ら拒もうとしても、確実に少しづつアヌスが拡げられ、妖しい肉彩の腸壁が、陵辱者の目に曝されて行く。
 男達の視線が腸壁に突き刺さり、織江は強烈な痛みと共にジンジンする疼きを感じて、泣声を高める。
 男は、織江の美肛を傷つけない様に、じわじわと少しづつ拡げて行き、腸壁に息を吹き掛け織江を嬲る。
 息を吹き掛けられる度に、織江のアヌスは、金属の嘴を圧し拉がんばかりに収縮しようとするが、只痛みが増すばかりだ。
 男の手が止る。
「フフフ、3cm開きましたよ。綺麗なケツの穴ですね。
ここから臭くて汚い物がヒリ出されるなんて、信じられないですよ。
先程からの浣腸で、中も奇麗に空っぽですが、念の為に」
 男はそう言って、半分に割った濃グリセリンを入れたコップを、織江の拡げられたアヌスに注いで行く。
 忽ち強烈な便意が、織江を襲う。
 だが、幾ら我慢し様にも、アヌスを開かれていては我慢の仕様が無い。
 織江は注ぎ込まれたグリセリン溶液を、開き切ったアヌスから吹き上げた。
 男は心得た物で、空のコップを伏せてアヌスに被せる。
 噴き上がったグリセリンがコップの底に当たり、再び織江の中に入って行く。
 その一見滑稽な様に、男達の口から嘲笑が上がる。
 余りの惨めさに、織江は身を揉んで泣きじゃくるが、それが男達を愈愈歓ばせる。
何度も何度もその悪魔の責めが繰り返され、織江の号泣が啜り泣きに変る頃、子宮口に熱い汚辱の迸りを叩き付けて、男の怒張が抜かれた。
 そうして漸く、織江は排泄を許された。
 微かにほんの微かに黄濁するグリセリン溶液が、コップに入れられて織江の目の前に突き付けられた。
 織江の目の前で、男がわざとらしく臭いを嗅ぐ。
「ククク、織江さんの臭いがしますよ。それにしても、何度も何度も浣腸液を噴き上げるなんて、とても良い所の奥さんとも思えない、牝丸出しのザマですね。
我慢できないんですか」
 アヌスを拡げられて、排泄を我慢するなど不可能に決まっているのに、男は底意地悪く織江を揶かい嘲った。
 織江は唇を噛み縛り、眼に悔し涙を浮かべ、恨めしそうな視線で男を見たが、何も言わなかった。
 男達が今度は、縛られたままの織江の体を、うつ伏せに転がす。
 織江は顎と足で体重を支えて、尻を高々と上げた姿勢を取らされた。
 織江は、取らされた格好の余りの恥かしさに身を灼いた。
 男達に、女の羞恥の全てを曝しているのだ。
 拡張器でパックリ開かれたアヌスも、男の汚らわしい欲望の証と、自ら吐出した甘蜜に塗れた花園も、隠し様も無く凌辱者達の目に晒されている。
 男達の目が何処を見ているのか、振りかえるまでも無く視線を感じる。
 夫にも、いや普通なら誰にも見せる事の無いアヌスや腸壁を、煌煌と照らす照明の下、憎むべき凌辱者達に余す所無く見世物にされる屈辱と羞恥に、織江は血の涙を流した。
 だが男達は、織江が考えるより遥かに残忍だった。
 リーダーと大男が筆を取ると、織江のアヌスと花園に、筆先を這わせて行く。
 散々浣腸をされて痛々しく赤く膨らんだアヌスと、未だ官能の残り火に燃える花園を、無数の毛先が刺激して行く。
「ひッ、嫌ぁ!!ああ、嫌ッ!嫌ぁ!!お尻は、お尻は嫌ッぁー!!」
 堪らず織江の口から悲鳴が上がる。
 だが、男達は一層丹念に筆を這わせた。
 嫌悪と強制された快感に、身悶えのたうつ織江の白い肢体と、汗と涙に洗われた美貌を、痩身の男が構えたカメラと、三脚に固定されたカメラのレンズが、舐める様に写し撮っていくが、織江には、気にする余裕も無い。
「ククククク、ケツの穴を筆で撫でられて気持ち良いんでしょ。
マ×コの方は豆をパンパンに膨らませて堪らないと言った所ですね。
ホラホラ、もっと悦がって下さい。ここは如何です」
 男はそう言いながら、織江の腸壁を擽る様に刺激する。
 それに合わせて大男の筆先が、肉の真珠を舐め上げる様に刺激し、織江を狂わせて行く。
 織江は柔らかくウェーブした艶やかな髪を打ち振り、体に浮ぶ玉の汗を飛び散らせて、地獄の快感に身悶えのたうつ。
 織江の口から流れる、悲鳴と啜り泣きが艶っぽさを増し、喜悦の声さえ漏れ始めた。
 それを聞いて男達は、愈愈手練手管を発揮し、織江を官能地獄に巻き込もうとする。
 織江は、頭の中が真っ白に成り、アヌスを開かれる苦痛も、開かれたアヌスを嬲られる恥辱も忘れて、いや、苦痛と恥辱すら快感として認識する様に成り始めている。
「ああ、好いぃ!!好いのぉ!!・・・お尻は嫌ぁ!嫌ぁ!!ヒッィ、好い、お尻、お尻好いのぉ」
 織江はもう半狂乱に成って、支離滅裂な言葉を吐く。
 いや、織江の中では全てが真実なのかもしれない。
 織江の甘い体臭と、濃い牝の匂いが男達を陶然とさせる。
 堪らず、大男が織江の花園に吸い付いて行く。
 大男は、溢れ出す織江の甘蜜を吸い上げ、織江の官能を舌で掘り崩して行く。
 その度に織江の腰が踊り、大男の顔を跳ね飛ばそうとするが、ガッチリ腰を捉まえた大男の腕が、それを許さなかった。
 蜜を啜り、官能を探り当てる舌の音が、淫靡に部屋中に響く。
 それに重なって、織江の喜悦の声が益々大きくなる。
 大男の舌が、肉の真珠を舐め上げた瞬間、織江の背筋が突っ張り、手足の指がパッと思い切り開いたと思うと、今際の声と共に織江の体からグッタリと力が抜け、失神した。
 織江が気付くと、大男がニヤニヤしながら織江の顔を覗き込み、揶いの言葉を掛けた。
「へへへ、ケツの穴とマ×コを一緒にしてもらうのが、そんなに良かったのかい。
見てて気が狂うんじゃないかと心配したぜ。今度は、ケツの穴だけでイってみな。
ケツの穴で狂う様に成ってこそ、一人前のセックス・スレイブだぜ。淫乱ママさんに相応しく、ケツの穴だけでイってみなよ」
 大男の言葉に織江が振り返ると、拡張器で開かれたアヌスを男が筆で弄り続けているのが見えた。
「ああ、もう、・・・・・・もう、お尻は堪忍してぇ!これ以上されたら、織江おかしくなってしまいます。お尻は嫌ぁ!もう、もう、嫌ぁ!!許して、許して下さい」
 織江は、官能に上気する体を震わせて、啜り泣きと共に哀願の言葉を漏らす。
 だが、男は笑って、
「嫌がるのは、アヌス感度が良い証拠。なに、直ぐにもっともっとと、ねだる様にして上げますよ」
 織江の哀願を撥ね付ける。
 筆先が、腸壁を撫上げる感触!むず痒いような、痛痒いような何か無数の足が這い回るような嫌悪感交じりの快感。
 そして、排泄器官を玩具にされている恥辱。
 織江の瞳が、又涙に濡れる。
 ヴィデオの撮影を、大男と変った痩身の男が、筆を手に織江に近づく。
 痩身の男の筆先も、織江の腸壁を襲う。
 織江の悲鳴が一層高まり、四肢を縛られ、尻を高く突き上げる格好で碌に身動きも出来ない織江にとって唯一の抵抗と言えば、筆先を逃れようと腰を揺らす事だけだ。
 だがその動きは、妖しく男を誘う淫らさに満ちていた。
 白く輝き張詰めた尻肉、一糸も纏う事を許されぬ女の羞恥の源、それが目の前で妖しく揺れ動き、甘蜜をジクジク流し、濃い牝の匂いを発している。
 極普通の真面目な男ですらケダモノに変える淫景に、凌辱者達が激しく反応するのは、当然過ぎる結果だ。
 男達の顔に淫蕩な笑みが浮び、嗜虐心が愈愈燃え盛る。
 酢のきつい臭いが織江の鼻を突く。
 織江が振り返ると、男がコップに酢を注いでいるのが見えた。
 織江が怯えた目で、男に尋ねた。
「何を、・・・何をする積りなの?言って、・・・・・言って下さい!」
「フフフ、何をされると思っているんですか。・・・直ぐに判りますよ。悦り過ぎて、舌を噛まないで下さいよ。
まあ、最初はきついと思いますが、マゾ奴隷に成る訓練だと思って愉しんで下さい」
 男達はそう言うと、筆先にタップリ酢を含ませた。
 酢を含んだ筆先が腸壁に触れた瞬間、織江の腰が跳ね上り、苦痛の絶叫が迸った。
 比喩ではなく、焼け火箸を当てられたような激痛が織江を襲う。
「キィー!!イ、痛ッ、痛いぃーッ!!嫌ッ、嫌ぁーッ!!堪忍、堪忍してぇー!!」
 余りの激痛に、織江は少女の様に泣きじゃくりながら、許しを請う。
 だが、男達は薄笑いを浮かべて、織江のアヌスに酢を塗り込んで行く。
 その度に、織江は絶叫を迸らせ、縛られて不自由な体を跳ね上げる。
 織江が必死に哀願しても、男達はサディスティックな笑いを浮かべて織江を責め続ける。
 織江の体中に苦痛の脂汗が玉の様の浮び、体を跳ね上げる度にキラキラと光って飛び散る。
 涙と汗で織江の美貌が、クシャクシャに成る。
 だが、織江の美しさは、少しも損なわれなかった。
 それが尚更に、男達の嗜虐心を煽った。
 美しければ美しい程、気高ければ気高い程、それを汚し貶め踏み躙りたい。
 それは人の、特に男の暗い欲望であり情念だ。
 その生贄に、織江ほど相応しい獲物はそうは無い。
 男達にとって、織江の悲鳴・絶叫・哀願こそ天上の調べだ。
 一瞬、このまま織江を責め殺したいと言う欲望に、男達は襲われる。
 だが、瞬時に冷静さを取り戻し、痛みに麻痺しない様に間隔を置いて、織江を酢で責め嬲る。
 血が酸っぱくなる様な酸鼻な、だが、男にとって堪えられない光景だ。
 何度も織江の腸壁が、酢を含んだ筆先に襲われ、数え切れない激痛に、織江はとうとう失禁した。
 始めは、白磁の様な太腿を伝わってチョロチョロと流れていた清流が、次第に勢いを増し床を激しく叩く。
 その光景を、二台のヴィデオカメラが舐める様に撮って行く。
 織江の喉を、号泣が掻き毟る。
「いやぁ、いやぁー。見ないで、見ないでぇー!こんな惨めな姿見ないで下さい」
 織江の口から、悲しい哀訴が漏れる。だが、それも直ぐに絶叫に変る。
 男達の酢をタップリ含んだ筆先が、織江の腸壁を擦り上げて行く。
 どの位の時間が過ぎただろう。
織江の声と涙が枯れ果て、コップの酢が尽きて、漸く織江の地獄の時間が終った。
織江のアヌスは真っ赤に腫れ上がり、爛れ熱を帯びていた。
織江の口からは、掠れた声で哀願の言葉が流れ続け、焦点の無くなった瞳が、虚空にさ迷う。
その姿は、人として女としての尊厳の全てを奪い取られた無惨な姿だったが、無惨美の極地でもあった。
男達は又、獣欲に怒張を猛り立たせ、織江の体を貪ろうと、下劣な欲望を面に浮べる。
「ああ、もう、・・・・・もう、許して下さい。お酢は、・・・・・お酢はもう嫌ぁ。・・・・・織江、織江壊れちゃうぅ」
 織江は、男達に体を弄られるのも気付かずに、焦点を失ったままで、哀願の言葉を口にし続ける。
 男達が、織江の突き上げられた尻肉と口の前に膝を突き、同時に花園と口を汚して行く。
 だが、織江は殆ど反応しない。
 いや、クタクタに疲れ切り反応できない。
 口を汚している大男が不満を漏らす。
「兄貴、これじゃー人形とヤッテルみたいで、面白くとも何とも無いぜ。何とかしようぜ」
「フフフ、慌てるな。直ぐに気付く事になる。それにこういうのも一興だろう」
 そう言って、織江の淫花を激しく抉り込む。
 驚いた事に、失禁するような拷問に掛けられていたにもかかわらず、織江の淫花は、ジクジクと蜜を流して怒張を包み込み締付けた。
 だがさすがに、舌を動かす気力も体力も失っていた。
 男は、真っ赤に腫れ上がった織江の菊花から、漸く金属の嘴を引き抜いた。
 痛々しく真っ赤に腫れ上がる織江の菊花は、長時間の拡張の故か、そこが排泄器官とは信じられない程緩み切っていた。
 引き抜かれた嘴は、ヌラヌラとヌメ光り、湯気さえ立てる妖しさで男を誘う。
 男が嘴に突いた粘液を、まるで美味しい物を味わう様に舐めとって行く。
 部屋の隅で、織江に加えられる色責めを怯えて見ていたリカには、それがまるで織江の内臓を貪っている様に見え、恐怖に身を震わせた。
 その時、痩身の男がリカに近づいて来た。
 リカは、一層怯え身を縮こまらせた。
 男が、リカの幼い秘裂を弄り、膨らみ始めたばかりの薄い胸を摘む。
 敏感過ぎる所を荒々しく刺激され、その痛みにリカの口から悲鳴が迸る。
 焦点を失っていた織江の瞳に、微かに理性の光りが戻り、首がリカの方に向けられる。
 泣き叫ぶリカの姿に、織江の母性が鋭く反応する。
 ハッキリと意識を取り戻した織江は、大男の剛直を吐出して怒りと悲しみに溢れる声で叫ぶ。
「娘に、リカに手を出さないで!!織江が、織江が、お相手するわ!!」
 織江は手足を縛られたままの不自由な格好で、リカの元に這い寄ろうとするが、男達に阻まれる。
「へへへ、今まで半分失神していて、俺のチ×ポもシッカリ舐めれなかったくせに、生意気言うんじゃねーよ。
ママさんは、俺と兄貴の相手をするのが先だぜ。娘の事なんか気にしてる余裕は無いぜ」
「フフフ、そいつの言う通りですよ。
織江さんは我々のモノをシッカリ上と下の口でしごいていれば良いんですよ。
それに、直ぐにリカちゃんも気持ち良くして上げますよ」
 男達はそう言うと、再び織江の中に分身を突き込み、リズムを合わせて織江を突き上げ始める。
 織江の口からくぐもった悲鳴が上がるが、それは段々と艶を帯びてくる。
 リカの性感を弄っていた男が、指に軟膏のような物を絞り出した。
 男は、それを優しく丹念にリカの筋のような秘裂と、微かに膨らみ始めた胸に塗り込んで行く。
 リカの口から迸り出る、嫌悪の悲鳴が次第に小さくなり、微かな喘ぎ声のようなものすら漏れ始めた。
 リカの目元が桜色に色付き、甘い喘ぎが漏れ始めたのはそれから程立たないうちだった。
 それを聞いた織江の美しい瞳が涙に曇る。
 しかし、今の織江には、如何してやる事も出来ない。
 織江の美貌が悲しみに歪み、頬を真珠の涙が伝う。
 その表情を見た大男が、思わず達してしまった。
 喉の奥に、汚辱の熱い迸りをぶちまけられて、織江は苦しげに咽た。
 大男が織江の鼻を摘んで、汚濁の白濁を嚥下させた。
 織江は、白目を剥いて喉を鳴らした。
 大男が、織江の艶やかな唇から剛直を引き抜くと、白い糸状の物が、織江の唇と剛直の間に伸びる。
 その淫靡極る光景に、リカを弄る男が生唾を呑む。
 室内にはなお、肉を打付ける音と淫花から発する淫靡な音が響く。
「いや、嫌よッ!!ああ、リカ、リカ!気を、気を確りもって!負けては駄目よ」
 織江は、与えられる快感に理性を侵されながらもリカを気遣う。
 だが、それも次第に虚ろに成る。
 男は、手練手管の限りを尽くし、織江の体から熟した肉の音を絞り出させようとする。
 それに応えて、織江の熟れ切った体は敏感な反応を示し、銘器の如く艶やかな音色を奏でる。
 織江の唇が大きく開き、喜悦の喘ぎが零れる。
 男の両の手が、織江の重たげに揺れる白桃の様な胸に伸び、形が変るほど強く揉み上げ、乳首を押し潰す様に摘む。
 織江の口から苦鳴が漏れるが、それすら喜悦の喘ぎに呑み込まれる。
 織江にはもう快美と苦痛が一体と成り、只頂点に向けて肉体を燃え上らせるばかりだ。
「ああ、アン、・・・あいぃ、あお、ひぐぅ、・・・おお、良いッ、良いのぉ!!イクぅイクぅ!」
「アン、変、変よぉ。ママぁ!リカ変なのぉ!・・・お腹が、お腹が熱いのぉ!胸とアソコがジンジンするのぉ!ヤぁ、体が、体がドンドン熱くなるのぉ!!怖い、怖いぃ、ママッ、ママァー!!」
 リカの口からも、ハッキリと喜悦の声が流れ出し、織江のそれと共に天上のハーモニーを奏でる。
 美しい母娘の淫ら過ぎる二重唱が、男達の耳を楽しませる。
 男は、織江の淫花を愈愈激しく突き子口を押し上げる。
 織江の喘ぎが一層切迫し、背筋を痙攣が走る。
 男の指がアヌスに潜り込んだ瞬間、織江は今際の声を上げて、背筋を突っ張らせ意識を喜悦の闇に沈めた。
 引き抜かれた男の怒張は、織江の蜜に塗れてヌラヌラとヌメ光り、未だ萎えていなかった。
 織江の花園から男の熱い白濁が滴り、太腿を伝って床に白いシミを作る。
 痩身の男が変って織江の中に押し入る。
 だが、織江は白目を剥いたまま、微かに胸と下腹を上下させているだけだった。
 リーダーがリカに近づき、幼い花園を弄る。
 リカの口から流れ出る喜悦の喘ぎが大きくなり、頤が仰け反って快感の強さを示す。
 男がもう一方手で、膨らみ始めた胸を弄ると、痛みと快感に体をビクンビクンと痙攣させる。
  リカの中でも快感と痛みが一体になり、絶頂に向けて昇り詰め始めるが、男はリカを決していかせ様としない。
 リカの声に反応して、織江が薄目を開け、リカの方に顔を向ける。
 男に嬲られ腰を振るリカの姿に、織江の美貌が悲しみに歪む。
 そんな織江の姿に、男の嗜虐心が一層燃え上る。
「ククククク、さすがは織江さんの娘ですね。子供のくせに、もうオ××コの味を覚えたみたいだ。
この分なら、後の味を覚えるのも直ぐですね。牝の娘は牝、親子揃って淫乱な事だ」
 男の嘲りに、漸く正気を取り戻した織江の目に悔し涙が浮び、 与えられる快感に、艶やかな唇を噛み縛って喜悦の声を抑えようとするが、体は心を裏切って肉の愉悦に巻き込まれて行く。
 どんなに悔しいと思っても、夫との愛の営みで培われた人妻の性感が織江を狂わせていく。
 織江の口から、
「あ、ああ、あん、・・・あお、いぃ、・・・好い、好いぃ!!」
 とうとう、甘い悦り声が漏れ出す。
 それを聞いた痩身の男は、一層激しく織江の子宮口を突き上げる。
 子宮口を突き上げられる度、織江の口から零れる喜悦の声が甘さを増し腰の振りが大きくなる。
 又、リカの悦り声と重なり合って、淫ら過ぎる二重唱が奏でられ、男達の獣欲を益々燃上らせた。
 その時、織江の目の端に、大男が何かを持ってリカに近づくのが捉えられた。
 今度は、どんな淫具でリカを責め様というのか?それが何か確かめようと、織江は不自由な体を懸命に捻ってリカの方を向こうとするが、こちらに向かってくる男の体に隠されて見えない。
 男は織江の前に跪くと、織江の艶やかな髪を鷲掴み、怒張を織江の艶っぽい唇に突き込んで、口中を思う様荒す。喉の奥まで突き入れられて、織江は苦しげに咽せ、苦痛に涙を浮かべる。
 男達が、リズムを合わせて、織江を上下から突き上げる。
 織江は、膣から内臓を貫通して口まで貫かれているという、恐ろしい錯覚に襲われる。
 織江は又、次第に頭の中が真っ白に灼けていくのを感じ、懸命に意識を保とうとするが、喜悦の渦に巻き込まれて行く。
 痩身の男が、益々激しく織江を突き上げて来る。
 一瞬織江の中で男が大きくなったと感じた瞬間、子宮口に男の熱い汚らわしい欲望の放出を感じて、織江は又絶頂を極めた。
 絶頂感が治まる間も無く、大男が剛直を沈めて来る。
 織江は再び上下から突き上げられて、恥獄の快感に翻弄される。
 大男が腰を打ち付ける肉のぶつかり合う音が、織江の耳に虚ろに聞こえる。
 口を汚していた男の怒張が、喉の奥で大きさを増し熱い欲情を放出しても、織江は大男に突き上げられて腰を振るだけだった。
 体だけが貪欲に快感を貪り、肉の悦楽に反応している。
 リカの声が一際大きくなっても、織江は意識を喜悦の闇に沈めたままだった。
 織江の口に、汚濁の白濁をブチ撒けて満足した男が、リカの幼い秘裂に媚薬を塗り込め、性感を刺激する為に弄って行く。
 大男は、膨らみ始めた薄い胸とアヌスに、媚薬を塗り込んで行く。
 リカももう、白目を剥いて体中を痙攣させて快感にのたうっているが、男達はリカを往かせようとしない。
 このままでは気が狂ってしまうのではないかと思う程激しく身悶えている。
 その姿は、幼いだけに余りにも酸鼻だった。
 その時大男が、床に置いておいた双頭のディルド−をリカの花園に沈めた。
 リカに沈められた方は、獄細い6cm程のディルド−だったが、反対側のそれは赤ん坊の腕程も有る巨大なモノだった。
 男がそれを掴んで微妙に動かし、リカに刺激を与えている。
 大男もリズムを合わせて、リカのアヌスを太い指で抉り込んでいる。
 普通なら激痛に泣き叫ぶ所だが、今のリカにとっては、それさえも幼い性感を刺激する動きだった。
 織江の背筋が又弓形に成り、全身を痙攣させる。痩身の男が、織江の花園から剛直を抜取った。
 織江は白目を剥き、口の端から涎を流して微かに体を震わせている。
 その股間から、トロリと男の欲望の証が太腿を伝い垂れる。
 その姿を見て、男達が下卑た笑いを見せ合う。
 男が、リカに囁く。
「リカちゃん、もっと気持ち良くなりたいだろう。こいつをママのアソコに入れて、一杯腰を動かして御覧。
直ぐにお兄さんにしてもらったみたいに気持ち良くなれるよ」
「本当、本当に気持ち良くなれる?」
「ああ、本当だとも。それにママも凄く喜んで呉れるよ」
 男が悪魔の笑みを浮かべて、リカを誘惑する。男は、ディルド−を少し前後に動かした。
リカの口から耐え切れない様に喜悦の声が上がる。
正気ならば絶対に納得しなかっただろうが、焦らし抜かれて気も狂わんばかりのリカは素直に信じ、フラフラした足取りで織江に近づく。
 男が、織江の花園にディルド−を宛がう。
 リカの小さな手が、織江の腰を掴み巨大なディルド−を少しづつ沈めて行く。
 その刺激に、織江の目が薄っすらと明けられ、後ろを振り返る。
 焦点を失った瞳が、リカの姿を捉えるが、その意味を虚ろな意識は把握できない。
 又少し、リカが織江の中の巨大なモノを進める。
 その痛みに、織江の意識が少しづつ戻って行く。
 いきなり織江の目が見開かれ、瞳が体が凄まじい恐怖に凍り付いた。
 織江の全身を悪寒が走り、その口から恐怖の絶叫が迸る。
「い、嫌ッー!!嫌ぁー!!駄目ッ、駄目ぇー!!ひッ、ひぃッ!!こんな・・・・・こんな恐ろしい事、人間のする事じゃないわ!!リカッ、リカ駄目よッ!!」
「フフフ、牝の母娘に相応しいスキンシップでしょう。
リカちゃん、もっと激しく動けばもっと気持ち良くなれるよ。
その方がママも喜ぶ。
ホラ、もっと深く入れてあげなさい」
「ケダモノッ、ケダモノッぉー!!イヤッ!嫌ッぁー!!」
 男の手がリカの腰を押し出して、一層深く織江を抉り込む。
 快感に緩み切った織江の花園は、信じられない程スムーズに巨大なモノを受け入れて行くが、織江は体を引き裂かれる様な痛みを感じた。
 それは肉体の痛みと言うより、心の痛みと言うべきだった。
 母娘で肉の繋がりを持たせられるなど、こんな恐ろしく浅ましい行為が有るだろうか?織江の喉を、号泣が掻き毟る。
 必死に腰を捩ってディルド−を引き抜こうとするが、反って巨大なディルド−が肉襞を擦り、織江に悲鳴を上げさせる。
 だが、織江の女芯と乳首は、欲望も顕に尖り切ってヒクヒクと震え、与えられる刺激に体が素直に反応するのを暴露していた。
 男達の指が女芯と乳首に伸び、捻り潰す様に強く擦り上げ、織江に悲鳴を上げさせる。
 激痛に織江の腰が踊り、その度に咥え込まされた物の巨大さを思い知らされるが、その苦痛すら次第に快感に摩り替って行く。
 織江の淫花から、ジクジクと甘蜜が流れ出し、巨大なディルド−が出入りする度クチュクチュと淫靡な音を立てて、男達の耳を楽しませた。 織江の口から流れる悲鳴が艶めいて来るのに、それ程時間は掛からなかった。
 男達の手が指が、織江の体中の性感を刺激して、織江に甘い喘ぎが悲鳴に混じり始め、その豊麗な肢体を身悶えさせのたうたせて行く。
「あ、あ、アン、好いッ!好いのぉ!!・・・きつい、きついわ。
ああ、堪忍して!織江、織江壊れてしまいます!・・・おお、凄い、凄いのぉ!!来るぅ、来ちゃうぅ!!嫌ぁ、怖い、怖いぃ!!」
 快感と痛み、母娘で肉の繋がりを持たされている恐怖と恥辱、その全てが綯い交ぜと成って織江の体を恥獄の底に引き込んで行く。
 織江は艶やかな髪を打ち振り、半球の様に張詰め吊り上った豊麗な尻肉と白桃の様な大きく形の良い胸を浅ましく揺らし、流れ落ちる滝の汗を振りまいてのたうつ。
 織江の口から、とうとうハッキリと嬌声が漏れ始め、リカの突き上げに合わせて尻肉が躍り出す。
女芯と乳首が、益々硬く大きく尖って突き出し、織江の快感の大きさを顕にする。織江はもう、娘と肉の繋がりを持たされている事も引き裂かれる様な痛みも忘れて、頂点に向かって昇り詰めて行く。
「好いッ!!好いわぁ!!来てッ!来てぇ!!あなたッ!あなたァ!!好いッ!好いのォ!!イクッイクぅ!!イチャウぅ!!織江、織江、イチャウぅー!!凄いッ、凄いのォー!!」
 織江はもう、自分を貫いているのが娘だという事も忘れて、愛する夫に貫かれていると錯覚を起す程、狂乱し没我している。
 リカも夢中で腰を振り、快感を貪って昇り詰め様としている。
 お互いに肉を打ち付け合う音が室内に響き、爛れ切った淫らな空気が部屋中に満ちて行く。
 織江の背筋が弓形に突っ張り、前身を痙攣が走る。織江は今際の言葉を上げ、白目を剥いて絶頂を極めた。
 リカも直ぐに続いて全身を痙攣させ、ガックリと力の抜けた体を織江の背中に預けた。
 二人の激しい息遣いだけが部屋中に満ち、熱く爛れた空気が充満している。
 リカが織江の背中から体を起し、再び腰を振り始めた。
 官能の残り火が、未だ燃え残っている織江の体は、容易く燃上り素直に反応する。
 織江の口から喜悦の喘ぎが漏れ、白磁の様な尻肉が男を誘う様に妖しく揺れる。
 織江の淫花が再び、甘蜜をジクジクと流し始め、濃い牝の臭いが室内に充満した。
 強烈な背徳感すらもう、織江にとっては肉の愉悦に摩り替り、官能の炎が全身を包んで燃上る。
 男達が、その背徳の光景を舐める様に写し撮っているが、リカも織江も肉の快美に夢中で気に掛ける様子も無い。
 二人の嬌声が、淫ら過ぎるハーモニーを奏で、室内の爛れ切った空気を一層熱くして行く。
 織江の背筋が又弓形に突っ張り、絶頂に全身を震わせるが、リカの突き上げは止らない。
 どころか一層激しさを増すばかりだ。
「ああ、もう、・・・・・もう、堪忍して!織江壊れちゃう!」
「フフフ、リカちゃんの方は、未だ全然満足して無いみたいですよ。もう1時間位は頑張らないと」
「ひッ、嫌ァ!!そんなにされたら、おかしくなってしまいます!もう許して!」
 織江は、男達に必死に哀願したが、男達は冷笑を浮かべて二人の痴態を写して行く。
 そして織江も又、燃え盛る官能の炎に呑み込まれ、鉛を入れられた様に重い腰を振り始め喜悦の絶叫を迸らせる。
 爛れ切った淫らな空気の中、ケダモノの快楽に身を灼く二匹の牝達の宴は、果てしなく続いく。