その…1
物事は計画通りに行かない…その事実を彼らは噛み締めていた。
彼らの計画では、この時間…銀行から強奪した金を四人で分け合って、それぞれに逃亡している筈だった。
しかし、現実はと言うと…行員と客を人質に取り、銀行の中に篭城する破目に陥っている、まったく世の中と言う物は、計画通りに進まない物だと、しみじみと噛み締める結果に陥っていた。
篭城を始めたのが、銀行が閉店直後の午後の3時…そして、今は午後の6時…すでに、篭城を開始してから3時間もの時が過ぎている。
ただでさえ鋼鉄製のシャッターと強化ガラスで密閉されている銀行だ、その上に要所にはバリケードを築いて、弾除けに男性行員を外から見える場所に立たせている、これらの事により、外を取り巻く警官隊や特殊部隊の侵入は、なんとか防いでいる、しかし逆に言えば自分達もここから出て行くことも出来ないということだ。
下手に脱出を試みようとしたならば、次の瞬間には殺到するであろう警官隊にボコボコに叩き伏せられた末にとっ捕まるか、どこぞからか狙撃されてお終い…と言う事になるのは明白である。
すでに先行きはわかりきっている、如何に抵抗したところで、逮捕されるのは時間の問題であり、下手をすれば射殺されると言う事も考えられる、理性的に考えれば、諦めて素直に逮捕された方が罪も軽くなる。
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しかし、彼ら…四人の男達は、どうせ逮捕されるのなら、その前にしておきたい事があった。
逮捕されれば、十年以上は刑務所にぶち込まれる…その前に、しておきたい事がある…何をしたいのか?
ある意味単純な事である…刑務所に行く前に、思う存分に女を抱いておきたいと言う事であった。
だから、彼ら4人は、銀行の中に篭城し、バリケードを築き、外部からの侵入者を防ぎ、男性行員だけを弾除けに立たせ、女性行員と女性客を自分達の周囲に集めた…
篭城している人数が4人だということも幸いした。
一人が、女を犯している最中でも、残りの3人が警戒していれば、外の連中を易々とは籠城している銀行の内部に突入させる心配も無いし、内部の人質達を監視するのも容易である…順番を決めて順繰りに女達を犯して行けばいいのだ。
男達はジャンケンで順番を決めていく、ルールは簡単、早い者勝ちである、最初にジャンケンで勝った男が、人質として集められている女達の中から、好みにあった女を選んで犯す…一人目が済んだら、次にジャンケンで勝った男が交代して、今度はその男が好みの女を選んで犯す。
順繰りに交代しながら女を犯していき、一回りしたら最初の男がまた女を選んで犯していく…飽きるまで何度でもだ…
そして…最初のジャンケンに勝った男が、最初の生贄となる女を選び出した…
選んだ女は、この銀行の女子行員だった。
男は、選んだ女を知っている、数日前に下調べの為に銀行に来た時に見知った女子行員であった。
両替にでも寄ったと言う風情で銀行に来た自分に、カウンターで微笑み、挨拶をしていた女…その微笑が印象に残っている…あの時の微笑を壊してやりたくなった…泣顔を見たかった…悲鳴を聞きたかった…だから俺は、一番最初にこの女を犯すことに決めた。
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後手に縛られて、正座をさせられている女達…その中の一人を強引に立ち上がらせ、カウンター奥の人質になっている場所…仲間の犯人達や他の人質から見えない場所に、犯人の一人が引きずり込んだ…
「いやぁぁーーー!やめて!お願い、やめてぇぇーーー!!」
カウンターの死角、陰になり見えなくなっている場所から、引きずり込まれた女性の悲鳴が湧き上がる。
「ダメ!助けて!お願い…やぁぁぁーーー!!」
哀願と悲鳴、そして服が引裂かれる音が、銀行の中に響き渡るが、誰一人としてそれをどうすることも出来ない、後手に縛られている女達や弾除けとして立たされている男達は、耳をふさぐ事すら出来ずに、銀行内に響き渡る哀願と悲鳴を聞き続けることしか出来なかった。
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その…2
その女は、今年の春に入行したばかりの新入社員だった…就職難といわれるこの時代に、この大手銀行に就職する事が出来たのは、非常な幸運だと彼女は思っていた。
しかし、今こうして銀行強盗の男に犯されていると言う現実…実は、幸運などではなくて不運だったのだと、男の捻じ伏せられながら、思い知らされていた。
押し倒されて、一気に下着ごとスカートを轢き脱がされる、剥き出しにされた下半身…ふくりとした白桃の様な尻と、白く伸びやかな素足が曝け出され、股間の淡い茂みも男の視線に完全にさらされてしまう。
足をすぼめて、何とか視線から大事な場所を隠そうとするが、男は両足を大きく押し広げると、その間に身体を押し込んでくる…むろんの事下半身を剥き出しにして、股間の一物を滾らせながら…
「やめて…お願い…お願い…やだぁぁ…」
烈しい抵抗の声は、すでに出せなくなっていた…ただ、微かな哀願の声を搾り出すように言い、男の慈悲を請うだけ…無駄だと知りながらも…
女史行員の身体の間に身体を滑り込ませた男は、上半身の服も乱暴に脱がしていく…力任せに服をを引裂く、跳ね飛んだボタンが乾いた音を立てて床に転がり落ちていく、引裂かれていく服の音、ビクビクと震えながら服を引き剥がされ全裸にされていく娘…ブラジャーが乱暴に引き伸ばされるが、収縮のあるブラジャーは容易に引き千切れない、男は舌打ちをしながら、ブラジャーを完全に剥ぎ取るのを止めて、だらしなく引き伸ばされたブラジャーからこぼれ出している乳房に舌を這わせ…吸った…
「ああっ…やめてください…いやぁぁーーー」
乳房の上を這いまわる、男の舌の感触…何か得体の知れないぬめぬめした生物が這い回るような気持ち悪い感触…
乳房を吸い…揉みしだき…乳房を嬲り…娘に悲鳴と哀願の声を上げさせながら、その絶望に満ちた表情の変化を楽しむ
やがて、男は両足を抱え上げ、大きく開かせた…これから何が行われるのか、それを察した娘が、悲鳴とも哀願とも言える声を出し続ける…
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「いやいやっ!やめてください、初めてなんです…好きな人がいるんです。だからお願いします!やめて!たすけてぇぇーーーー!!」
その声は、男に何の感慨も思い起させない、それどころか逆に情欲をいっそうの事、燃え上がらせる結果となった。
舌で丹念に舐め上げて、ある程度湿らせてから挿入する予定であった…しかし、滾った情欲は性急に事を進めた。
まだ濡れてもいない、それどころか恐怖により渇き切っているといえる娘の秘部に、己の一物を添えたと思うまもなく、一気に男はそれを挿入した。
「ひぎぃぃぃーーーっっっ!!」
それは、悲鳴と言うよりも断末魔の叫びであった…まだ濡れてもいず、受け入れ態勢の整っていない、処女の秘部…そこに、無理やりに捻じ込まれた肉の凶器…錆付き刃が無くなった、鈍らのナイフで身体を引裂かれていく激痛…肉体を引裂きながら、奥に奥にと侵入していく肉の凶器の感触が、烈しい痛みと共に生々しく刻み込まれていく…
「あっあぁぁーー!!いっいぃ!ひぃいぎぃぃーー!!」
裂けるかと思われるほどに大きく広げられた口からは、言葉にならない言葉が吐き出され、血走り見開かれた瞳からは、涙が零れ落ちていく…
男は、その声を聞き、その悲痛な表情を見ながら激しく腰を突き動かし、さらに肉の凶器を埋め込んで行き、更なる悲鳴を吐き出させながら、乳房を揉み身体を縦横に嬲り尽していく…
激しい腰の動きにより、乾ききっていた秘部から破瓜の血が流れ落ちて、太腿から尻にかけて伝い落ちていき、哀しくも艶やかな小さな血だまりを床につくりあげられた…
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「出すぞ…」
男が、娘の耳元に呟く…
破瓜の痛みに泣き叫んでいた娘の身体が、ビクン!と反応する。
「いや…出さないで、膣はいや…外に外に出して!お願い!出来ちゃう…赤ちゃんができちゃうから、いやぁぁーーー!!」
娘の反応に満足したかのような笑みを浮かべ男は、しっかりと身体を密着させて、精液を娘の身体の中に吐き出した。
熱くおぞましい感触が身体の中に広がっていく感覚…
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娘は、自分の身体が完全に汚されたことを理解した…
女の身体に吐き出して行く、自分の体液の放出感を味わいながら、男は思う…
銀行を襲撃するのに失敗したのは、不運では無くて幸運だったのではないのか?…と
こうして自分の身体の下に組み伏されて、犯されていく娘の肉体の感触を味わいながら、その悲痛な表情を堪能し、舐りまわしている…最高だった…満足していた…たとえこの先、何年もの間、監獄に繋がれたとしても、この快感を思い出すことさえ出来れば耐えることが出来る…そう思った。
引き千切られた衣服もそのまま、ほとんど全裸にされた姿で娘が、人質となっている女性達の中に返される…一目で性的な暴行を受けたとわかる無残な姿、人質になっている他の女性達は、その無残な姿から目を背ける事しか出来なかった。
今まで、その娘を犯していた男が別の男と見張りを交代する、そし交代した男が人質になっている女性達を見て物色し…新たな犠牲者を選び出した。
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交代した男が選び出した二人目の犠牲者も、この銀行に勤める女子行員であった。
美人ではあるが、それほど目立たない娘である、なぜその娘が犠牲者に選び出されたのか?それは単純な事であった…その娘の乳の大きさに男が惹かれたからである。
銀行の制服の上からでも、ハッキリとわかる豊満な乳房の膨らみ…
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犯人達の投降により事件が解決したのは、3日後の事だった…様々な憶測が語られたが、被害者のプライバシーを保護する為と証し、事件の詳しい概要が語られる事は表面上無かったが、犯人が籠城中に撮影して銀行内に置かれていたパソコンを使用して、インターネットに流したとされる、人質となった女性達が凌辱されている画像は、かなりの期間話題になったが…
幕……?
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☆ 敷島 小夜子(シキシマ サヨコ)
155cm/43kg/A型/バスト81cm/ウェスト57cm/ヒップ85cm
この春から海猿銀行に勤めだした、新米女性銀行員
にこやかな笑顔と元気な性格で銀行内のアイドル(と言うか…ペット?)扱いされており、少し不満だが一生懸命な女の子で、頑張り屋さんである。
同じ銀行に勤める、三つ年上の男性に密かな恋心を抱いているが、処女であることを含めて告白できずに迷っている。 |