「あった……九本の内の一本じゃなくて、最初のピアス式の私の尻尾……」
 引き出しの奥に隠されていたそれは、心をざわつかせる。
 ゴクリッ……
『何を考えてるの私……止めるのよ、絶対にダメよ』