連れて来られた特設スタジオで美月はシャチークに犯されていた。
「痛い!!」「やめて!!」
 初めてを奪われ、無理矢理犯されている美月は快感よりも痛みの方が強く感じてしまい、泣きながら悲鳴を上げ続けていた。
「ええい、うるさい!」
 シャチークが激しく美月に腰を叩き付ける。
「ひぁん❤」
 それまでと明らかに異なる声色が美月の口から漏れる。
『え?』
 自分の口から出たとは思えない声に驚く美月。
 そして、それと同時に痛みとは別の甘い感覚が体の奥から感じられることに戸惑っている、
「やっと、本性を表したな。」
 シャチークは美月の弱点を見つけ、執拗にそこを責め続ける。
「ひぁん❤」「違っ❤」「ふぁん❤❤」
 だが、美月は明らかに先程までと違う声を漏らしていた。
「全裸でウチまで来るような女が何言ってんだ。」
「こう言う事されたかったんだろ?」
 周りにいるシャチークが美月を嘲笑う。
「そんな……ことは!」「んぁ❤」
 無いと言いたいが、体の奥から感じられた甘い疼きは体の全体に広がっていき、美月の思考能力を白く濁してしまう。
『あぁ……なんで……』
 否定したくても否定出来ない快感が、美月に涙を流させる。