ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜 その23 「はじめまして、リルティス様、セリスと申します」 その美女は中庭のテラスにいた、出会った第一声は自己紹介であったがセリスの名を聞いたリルティスは表情を暗くしてみせたのだった。 まあ、本人は政治の世界には入りたくないと、賢者の学院に席を置いていたらしいのだが、そもそも10年前にその原因は遡るのだが、そのへんの話はやっぱり他のキャラ達の所で語られていて私には関係の無い話でした。