何とか快感を我慢しようとした途端、右の指から『モモ爆弾』がポロッとこぼれ落ちる。
「しまっ――」
 気付いた頃には、手遅れだった。
 ズドンッ!
 爆発音が炸裂した。
 至近距離で暴発した『モモ爆弾』には、流石のモモレンジャーも耐えられなかった。