「ほぉ……この牝が……か?」
「はッ! この牝が、先の第一次地球攻略部隊を壊滅させたスーパー戦隊の女どものリーダー的存在です」
 ゴーミンが話しかけている相手……宇宙帝国ザンギャック皇帝アクドス・ギル
(まさか、幹部ではなく親玉とはね……)
 ペギーは相手が幹部どころではなく親玉であることに驚きを隠せない……
「ふん、辺境の星の分際で我らに損害を与えた罪は万死に値する……が、そうだな……牝としての価値があるか試してみるか……」
 アクドスはペギーの裸体を舐めまわすように見ながら語る。
「女性をそのような目線でしか語れないなんて、皇帝があきれかいるわね」
 ペギーの挑発めいた言葉にアクドスはニヤリと口元を歪ませる。