「キャアアアア!? 何なのよコレ――!」
 謎の男性が持っていたヨコザコレクション『ビーナスティック』から放たれた光線を浴びたレイは、何とSexyなブラジル水着(スリングショット)姿になってしまっていた。
「な……何で私……こんなHな水着姿に……」
 しかもレイの胸は先程の光線の影響でグラビアアイドル並のスタイルの女性と化していた。
「オホホ!! 随分Sexyで素晴らしい姿になっちゃったじゃないの、みんなが好いてくれるわよ」
 謎の男性は今のレイの姿を舌なめずりしながら見下ろしている。
「な、何が『Sexyで素晴らしい姿』よ! こんな物ばかり持ち込んで何が目的なの!」
 記憶の底に甦る微かなる違和感、そうこの能力は体験した覚えがあった。