下腹部に狂おしいほどの激感が駆け抜けたのだ。
「く、ふ、ああああっ!?」
 モモコは背筋を大きく仰け反らせ、声を張り上げてしまう。
「モモコ先生、おしっこが我慢できないんなら、ここでしちゃいなよ」
 教え子の中でニヤニヤと薄ら笑いを浮かべた男の子が進み出る。太極拳の指導中でも、モモコの胸やお尻を撫で回す悪戯を仕掛ける困った生徒だ。
「あっ、ちょっと!」
「遠慮しないでよ。ボク、モモコ先生が好きだからさ」
 強烈な陣痛に苛まれるモモコは、意地悪な少年を止めることができない。真っ赤なズボンの前紐を解かれる恥辱感に、モモコは顔を真っ赤に染めた。
「おおっ、ぐしょ濡れだ」
 ピンク色のショーツの濡れ具合を観察された。
 どうやら目の前の少年は、モモコが垂れ流しにしているのがおしっこではなく、愛液だと見抜いているようだった。
「うあ、ああっ! み、見ないでっ……く、んんっ!」