スポーツカットの少年はモモコに見せ付けるように、ズボンの股間部を鼻に擦りつけて匂いを堪能する。夥しい量の牝汁が染みついているのだ。
「か、嗅がないで!」
モモコは顔を耳まで真っ赤に染めて文句を言う。
慌てて自分のズボンを取り返そうと手を伸ばすも、逆の左腕を野球帽の少年に掴まれていた。
「ねぇ、モモコ先生に太極拳を教えて欲しいんだってさ」
「……え?」