「それで〜? お腹の調子はどうなの〜?」
 侮蔑と嘲笑を投げかけてくる子供たちの中で、愛弟子だけがモモコの身体を心配してくれる。
 妙に間延びした声。
「それなら……?」
 モモコは視線を下腹部に向けると――。
「や……やあぁ……なんで……よっ」
 さっきまでの強気が途端に崩れ、血の気がサッと引いていくのが分かる。おしっこの余韻が漏れた途端、刺激に痙攣したように肉体が反応する。
「やひゃっ、んんっ」
 ゾクッとくる性感は一瞬だった。
「あぐぅぅっ! いっ、うひぃぃぃんっ!?」
 突然、モモコは悲鳴を上げる。
 引き締まった細い腰ががくんと跳ね上がった。
 まただ。
 何かがお腹の中で蠢いている。
 ぼこり、ぼこり……。