あくまでも強気な姿勢を崩さないモモコに大男は興味を示す。
「俺の名はエロインダベー。この地を統治することになった宇宙幕府ジャークマターのダイカーンだ!」
「なんですって!?」
 エロインダベーの慇懃な挨拶に対し、モモコは気丈な態度を崩そうとしなかった。
「実はザンギャックの慰安婦奴隷って奴に興味があってな……だからこそ、捕えさせてもらったのだ! たっぷりとモモコの牝穴を堪能させてもらう。ははははは!」
 エロインダベーがおぞましい性癖を吐露する。
 極太のペニスはモモコの顔ほどのサイズがある巨根だった。醜悪な赤黒い色の亀頭はカリ首を張り出させ、太い茎はボコボコと逆向きに棘が浮き出ている。
「な……いやよ! 冗談じゃないわ!」
 モモコは耳朶までを朱に染めて抗議する。
「だったら、その気にさせてやろう!」
 ブシュブシュッ!
 まるでスクリンプラーのように広がった霧状の液体を、モモコは浴びてしまう。静かだが、興奮状態なエロインダベーの先走りの水である。
 突然のことに困惑するモモコ。
「きゃぁっ!」
 肺へと吸い込んだモモコに異変が訪れる。
 呼吸音が怪しくなり、その場に立ち尽くしていた足はもつれて気付いた時には、不安定な体勢のままで身を躍らせていた。
「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……❤」
 漏れるモモコの吐息が、すでに艶っぽくなっていた。