「前戯は必要あるまい!」
 エロインダベーは待ち切れずに、モモコの裸体を軽々と持ち上げた。
 観客であるインダベーたちに見せびらかすのが趣味だろうか。
「む、無理よ! こんな大きいの入らないわっ!」
 ぐしゅっ……。
 大きな椅子に座るエロインダベーの上に乗せられたモモコは、しなやかな両足を広げられた大開脚の姿勢で濡れそぼった股間に、赤黒い牡器官が押しつけられた。
「いくぞおおおぉぉぉ!」
 ずにゅううううううっ!
 エロインダベーの極太ペニスが、荒々しく押し入ってきた。
 またしても身体を許してしまった強姦の体験が、モモコの乙女心を苦しめる。
「ああああああ~っ!」
 お股が裂けたような圧迫感が襲いかかってくる。
「ハッハッハ! いいぞ、いい締まり具合だぞ、モモコ!」
「やめて……もう、抜いてよ……」
 エロインダベーの完全勃起はモモコの顔ほど太く、股骨が砕けそうだ。
「モモコのおかげでもうギンギンだ!」
「ひ、ひゃぁぁぁん……いい……っ!」
 ニガウリのような凹凸の突起に敏感な急所を刺激され、快楽がモモコを責め立てる。
「くぁあ……っ」
 ズブズブ……ズブンッ!
 先端が子宮口を小突く。
「んんん……はぁ、はあ……んぅぅっ!」
「くっくっく……俺に犯されてモモコは嬉しそうだな?」
「そ、そんなことは……んん!」
 モモコが悔しまぎれの言葉も、乱暴な突き込みで膣を責められれば、もう否定しきれない。
「んあぅう! やっ、やめ……あ、あっあん!」
 エロインダベーが汗かく引き締まった腰部を掴み取り、モモコの華奢な身体を上下にスクロールし始める。完全勃起した巨根が柔肉を潤滑する。
「もっといい声で喘いで泣け!」
「はぁ……あっ、あむう」
 グチュグチュ、ズチュンッ!
 淫らに濡れた牝穴と肉突起が抜き差しの密着音を掻き鳴らす。
 まだ完全には挿入し切らないペニスを、接合点から流出する愛液が妖艶に濡らしていく。粘り気の濃いモモコの発情臭は、むわっと生温かい湯気を立てて、室内にいるすべての観客をセックスに釘づけにしていた。
「んんんっ、はっ、んぐ! らめ、うっああ、んはあっ!」
 モモコは春声を広めの室内に響かせ、艶やかな黒髪を振り乱す。
 嫌だ。
 感じたくなどない。
 強引に犯されて気持ちいいなんてあるはずがない。
「もう……もぅ、だ……だめ……!」
「おいおい、モモコの奴は嫌がってるくせに自分から腰を動かしてるみたいだぞ」
「正義の女戦士とはいえ、チンポには勝てないってことだろ」
「こんぁの……ちが……うふぅぅ……あっ、んんっ、あぁぁんっ❤」
 だがセックスを導くようにしてモモコの細腰が勝手に動き、ツンと硬く勃った乳首を観客のインダベーたちに見せつけるように双乳を弾ませてしまう。
「イ、イクぅ!」
 犯されるままに呂律が回らないモモコは、絶頂近いことについ口を滑らせてしまう。
「や、やだ……犯されて……イクなんて、もう――」
「ハッハッハッハ! イク時にちゃんとイクって教えてくれるとは……モモコはかなり躾けられた牝奴隷だな!」
 モモコの絶頂が近いのを悟ったエロインダベーの突き込みが、一層激しくなる。
 ズンズンッ! グチャグチャッ!
 強弱を織り交ぜた強引な抜き挿し、円運動を交えた腰使いで、巨根の亀頭が淫らな膣壁を徹底的に責め立てた。
 ニュチュルニュチュルッ!
「ごほっ! くっ、くはあっ!」
 すでに調教済みの淫膣は、女の弱点を自ら受け入れるような動きでストロークを受け入れて、激しく蠢く。
(き、気持ちよくなってる! あ、あたし……犯されて、るのに……気持ちいいなんて、嫌なのに……も、もう……イキそうっ❤)
 エロインダベーの極太牡竿から汚くて熱いザーメンを搾り取るように制御不能の収縮感が、快楽の大地震となってモモコの精神を地底世界に引き摺り落とそうとしてくる。
「モモコのオ〇ンコは極上品だな! 俺様のチンポを握り潰さん勢いだ!」
「違うわっ! あたしはそんなこと、望んで……、くひぃぃぃ~ん! イ、イッちゃう……あっ、あぁっ、ダメぇ! ダメぇぇぇぇぇ!」
 エロインダベーの嘲笑を否定すべく、モモコは必死に下腹部に力を込める。セックスから逃れるように腰を引き上げようとしたのだ。
「くふぅ! 凄い締め付けだ。淫乱モモコにそろそろ出してやるか」
「いやぁぁぁ! 外に出して……膣内出しはやめてぇ!」
 敗北者の悲痛な叫びが聞き入れられるはずもなく、膣内奥深くまで突きこまれたペニスが、ブクブクっと大きく膨張してゆく。
 ドブドブドブゥッ! ドビュッ、ドヴュルッ、ドピュルルルルルルッ!
 モモコの膣を灼熱させて、侵略者の精液をぶちまけられた。神聖な子宮の粘膜が熱く煮え滾るザーメンを吸い込んでゆく。
「ひあぁぁぁ~ん! イク、イクイクイク! やぁぁっ、ダメぇぇ! イッちゃう、イッちゃぅぅぅ! くあぁぁぁぁぁ~ん❤❤❤」
 天国に打ち上げられる絶頂感。
 この一瞬だけは何も考えていられない。
 抵抗に疲れ果てた身と心を潤すような快楽の海に溺れてしまう。
「はあ、はあっ……く、くぅ……」