ぼこぉっ……。
 その瞬間――汚く熱いマグマのような精液を受け止めた子宮から、重く固い球体状の何かが膨れ上がった。
「ひぐぁぁぁぁぁ~っ!」
 卵だ。
 大きな卵が子宮に蠢いている。
 どういう理由かは自分でも全く分からないが、また地帝獣の卵を孕んでいると実感した。
「あ、あああ……また、産まれるぅぅ~❤」
 モモコは天国に打ち上げられるような絶頂感に肢体を打ち震わせる。
 ぬぷぅ……。
 媚薬毒に汚染された淫らな女体は、卵が膣道をごりごりとこそげる感触にすら快感を覚えてしまう。
「はああっ、くふぅぁああ~、ひぐぅぅぅぅぅっ!」
 瞳がかぁっと見開かれた。
 プシイイッ! プシャッ! プシャァァァァ!
 海老反り状にのけ反ったモモコの股間から、激しい潮吹きが起こる。
「何だとぉ!?」
 霧状に飛散した絶頂水のシャワーの洗礼とともに、エロインダベーのペニスを押し出す形で、歪な卵が産み落とされた。
 どさっ!
「うあっ……」
 M字開脚で床に投げ出されたモモコは、艶かしく擦れた呼吸をする。魅惑の淫乱ボディは激しく絶頂痙攣の余韻に打ち震えていた。
「卵を産む地球人の女とは珍しいな……」
 エロインダベーは玉座の肘置きに身を委ね、満足げに笑う。
 どろぉ……。
 射精後で萎えた肉棒から生臭い牡汁がこぼれ、モモコの艶やかな黒髪に纏わりつく。
(こんなにおっきいモノが、あたしの膣内に挿入ってたの……?)
 パンパンに張り詰めた亀頭を垣間見たモモコは、思わず胸がドキドキと高鳴ってしまう。