「い、いいわけ、ないでしょ……あぁぁぁううう!」
 モモコが抵抗の意思を上げると、エロインダベーの大きな掌がモモコの頭頂部を鷲掴みにしてくる。ぐいぐいと頭を押し出され、その反面からドリラドグラーがパンパンっと腰を打ちつけてくる。
(……諦めるもんですかっ!)
 モモコは桜色の唇を震わせて、エロインダベーの顔に視線を移した。
「ほら、こっちの相手も忘れるな!」
「ちょっ、ちょっとぉ……! まだあたしを犯す気なの……」
 待ちきれなくなったエロインダベーが亀頭を口許に突きつけた。生臭いペニスの匂いが、理性をジリジリと焼き焦がしてゆく。喉が灼熱に渇き、呼吸さえままならなくなってくる。
(ダ、ダメ……お腹の中でドリラドグラーのペニスが暴れて、集中できない!)
 仇敵の挿入感が発火剤となり、エロインダベーに膣内射精された精液が、身体の内側から苛んでくる。
 そうとは知らないモモコは精神力まで弱体化されていた。
「あはぅぅぅっ! やめなさい!」
 頭部を押し下げられた海老反り状態にさせられたモモコの口に、エロインダベーの肉棒の先端が押し込まれた。
「んっちゅっ❤」
 圧倒的な膂力の差にモモコは桜色の唇でキスをしてしまう。
 ジュポジュポ、チュブブッ!
「んぐうぅう……んんっ……んんんぐごぐ……」
 しっかりと後頭部を押さえられた状態で、ズンズンと腰を前後に動かされた。
(苦しい……息が……)
 息苦しさに涙が止まらず、呼吸をしようと唇を動かすことで、エロインダベーの肉棒が刺激される。
「グルオオオオッ!」
 ドリラドグラーも負けじと太肉杭を打ちつけ、熱源を貫いてくる。
「んぐ! や、やめて……んっんむぐ❤」