「アキャ、アキャ、アキャキャキャ♪」
 突如、甲高く耳障りな笑い声が聞こえた。
 ファンシーだがどこか悪趣味なデザインをした異形の女が歩いてきた。
「あなたたち、とっても楽しそうなことをしてるわねぇ。私たちも、混ぜてもらえるかしらぁ?」
「……誰?」
 子供たちからの悪戯がひと段落ついた霞は、ハァハァと荒い呼吸をついて問う。
「私は、宇宙幕府ジャークマターの最高幹部・フクショーグンの紅一点――アキャンバー様よ!」
 アキャンバーと名乗った女の後ろに、五十人はいるだろう男が続いていた。
「ぐへへへ! おんなだぁぁぁっ!」
「犯す! 犯す! 犯し尽すぅぅっ!」
 明らかに正常ではない表情を浮かべる男たちは股間の獲物を剥き出している。これだけの量の男を前にして、霞の背筋に冷汗が走った。


「アキャキャ! 現地徴用慰安婦は他にも用意してるから、あなたたちも遊びなさい」
 アキャンバーが視線を傾けた先には、三人目の戦隊ヒロインが凌辱されていた。
「んっ、いやっ、ぐぅぅ……っ!」
 侍戦隊シンケンジャーのシンケンピンクこと白石茉子が両手首は手錠で繋がれ、全裸で俯せに倒れている。
「グヘヘェェェーッ!」
 精神解放された男は肉欲を露わにしながら茉子に跨り、何度も何度も肉棒を叩きつけていた。
「んぐっ、んんんぅぅぅ!」
 茉子は苦悶の表情を浮かべ、悔しそうな涙をこぼした顔を地面に擦りつけながら淫らに喘いでいた。