エネルギー搾取

「……メディテーション」
 モモコは波動を感じながら調息と共に、オーラパワーが膨れ上がってくるのを感じた。
 いや、それだけではない。
 下腹部の奥から得体の知れない力が溢れてくる。抑制するだけの体力は無い。
「あはぁあ、あ……んふ、はぁぁ……」
 高揚感に包まれ、秘所から熱いものがどろどろと流れ出す。
(こ、この感じだわ……)
 自らの胎内から、強烈なパワーが湧き出てくるのを感じた。
 今まで感じたことのない、オーラパワー。
 光戦隊マスクマンとして戦っていた時よりも、遙かに凌ぐ。
 それは皮肉にも、凌辱の渦中にあったモモコが淫気をオーラパワーに変換し、引き出してしまったものだった。
「オーラマスク!」
 モモコは自らを鼓舞し、心を奮い立たせて変身の合言葉を唱えた。
 だがピンク色の光沢感が眩しいマスキースーツを再び身に纏った瞬間、強烈な腹痛に襲われた。
「うあっ……」
 ガマロドグラーに抱き締められながらも、モモコの華奢な身体にジャストフィットするぴったりスーツが、尻孔に挿入されている肉棒に反発したのだ。
 凌辱を受けてぷるぷると揺れる桃尻に装着されるピンク色の強化スーツ。よりよい戦闘状態を保つためにお尻を締めつける。
 ぐしゅぅぅぅぅっ……。
 尻孔に挿入された異物を排除すべく、肉棒の根元を締め上げるような窮屈さに、ガマロドグラーは苛立ちで腰を振るう。
「フンッ!」
「うあんっ!」
 尻孔だけが強化スーツを装着しきれなかった不完全な変身だったために、ピンクマスクが短く呟いた。
「グルオオオッ!」
 さらに仇敵ピンクマスクの存在を認めたガマロドグラーが興奮する。腰で円を描くように激しく揺り動かし、モモコの尻孔を犯してくる。
 グチュッ! グチュルグチュルッ!
「はぁ、はぁ、はあぁぁ……んくぅぅんっ! ひあ……ん、んんんん……!」
 ピンク色のフルフェイスマスク越しから漏れる悩ましい喘ぎ声。
 身悶えるたびに先走り汁と腸液が絡まり合い、グチャグチャと嫌な音を鳴らす。
「くひあぁ……あ、ああ! く、苦しい……んくぅううう……ひぅっ!」
 銀色のベルトより上の腰部をガマロドグラーの両手で持ち上げられ、ピンクマスクの全体重が尻孔の肉棒に集中する。苦痛の声をあげるピンクマスクは座禅姿勢の両足の力が崩れ、M字開脚を晒してしまっていた。
「はぁ、はぁん、イクぅ……んはぁ、あ、あはぁぁあんっ! お、お尻はダ、ダメぇっ……はひぃんっ! ま、またお尻で犯されて……んああぁ、あっひいいいいい~❤」
 ビク、ビクビクビク!
 肛辱プレイの刑に処せられたピンクマスクの背筋が痙攣し、絶頂に向けて駆け上がってゆく。ピンク色の光沢感が眩しい太腿が跳ね上がった。
「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」
 ビリビリビリ……。
 普段なら強固な防御力を誇るマスキースーツは、尻に穴を空けられた不完全な変身だったためか、次第に裂け目が広がり始めていた。
 白色のラインが入ったV字のタイトスカートが派手に捲れ上がり、守るものなく曝け出された秘裂には、ピンクマスクの右側ベルトホルダーに装備されていた光線銃――レーザーマグナムが突き刺さっている。
「ほらほら、もっともっと泣き喚かないと、撃っちまうぞ!」
 インダベーによってレーザーマグナムを性玩具に見立てて膣穴を責められる。自らの武器で、ぐちょぐちょと掻き回されてしまう。
「くああぁ……ああぁっ! くふぅう、は、激しい、イ……イクぅ❤❤」
 ぷしゃっ、ぷしゃっ、ぷしゃぁぁっ!
 モモコの粘っこい愛蜜が噴き出し、レーザーマグナムをべとべとに濡らして銃口を詰まらせる。インダベーの指がかかったグリップ部分もぐっしょりと滴った。