「おっぱいの疲れも取ってあげるね〜」
「はうっ!」
 ローションに濡れた柔らかな乳房をそっと鷲掴みにされて、裸体の女囚人はビクッと背筋を震わせた。
「やんっ! ダメぇっ……そこは、やらなくていいから……っ」
「遠慮しなくてもいいよぉ〜。僕は、モモコ先生の身体の疲れをとって、元気になってもらいたいだけなんだからさ」
「んん……っ」
 小さな掌の生温かさもさることながら、乳肉にローションが纏わり尽く感触がひんやりと冷たく気持ちいい。
(落ち着かないと……。この子は、あたしのためにやってくれてるのよっ!)
 野球帽の少年の言葉に嘘はない。
 ただ乳房を餅つきのようにぐにゅぐにゅと揉み解されては、モモコの呼吸は切なそうに熱い吐息を漏らす。
「はんっ!」