「はい、吸って!」
「んっ! くぅぅっ!」
 モモコは奥歯を握り締めて強く息む。
 ぷしゅっ、ぷしゅぷしゅぅっ!
 甘酸っぱい愛液を滲ませながら、淫肉の割れ目から固い卵が顔を覗かせる。
「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……❤」
 息が続かず、苦しそうに喘ぐモモコ。
「もう一息だね!」
 野球帽の少年がいやらしく笑っている。
 その声を聞いた瞬間に心ならずもうなじが燃え上がって、モモコは悩ましく鼻声を漏らした。
「あっ……」
 モモコの官能が駆け上っていく。
 絶頂の波が徐々に近付いていくるのを感じる。
 地帝獣の卵を産み落としながら絶頂に迎えてしまうのが、すでに癖になっている。
「手伝ってあげるよぉ~」
 野球帽の少年はそんなモモコの様子に目を細めると、お腹から手を滑らせて内腿に小さな両手を這わせてきた。