鎖で吊るされた肢体を身じろがせながら、モモコは小さく喘ぎ声を漏らした。ローション塗れの乳房を舐めしゃぶられているだけでも、あまりの恥辱と快感に射乳絶頂に陥ったというのに、さらに股間をガルボドグラーの肉棒で挿入されたら――もう……!
「や、やめなさ……んひぃぃんっ!」
 くちゅっ!
 ガルボドグラーの生殖器が、太腿の付け根を撫でた。
 同時に媚薬効果を持った唾液が女体に反応し、緊縛されたモモコの下腹部へと妖しげな波動が送られる。
「っ……ふっ、うううっ!」
 整った美貌がムラムラと湧き上がる熱い感覚に、モモコは苦悩の表情を浮かべ、桜色の唇を噛みしめる。
「や、やめてっ! 身体が、熱くなるぅ……っ。うう、腰を、動かさないでっ!」
 両腕を鎖で吊るされたまま、両方の太腿が持ち上げられ、恥ずかしい海老ぞり体勢を強いられた。
 モモコの下半身が、クイクイと不自然なまでの前後運動を見せている。
「くあぁ!? あぅ、あっふあああぁぁぁぁ~!」
 扇情的な腰つきの卑猥さをさらに押し上げ、見る者にたまらない劣情を抱かせてしまう。
 ガルボドグラーの亀頭が接触した陰毛が、ジワジワと湿り気を帯びていくのがはっきりとわかる。エッチな二枚貝がパクパクと淫らな開閉を始め、ペニスを奥へ奥へと招き入れようとする浅ましい行為。
「お、お願い……焦らさないでぇ❤」
「あれれ~? なにかな~その切なそうな声は? なんていやらしいな! やっぱり、ピンクマスク先生って痴女なんだね!」
「……ち、違うの! これは……くっ、ふ……んんんっ!」
 凌辱行為をガルボドグラーに任せた野球帽の少年は、惨めな磔に処されたモモコを、これみよがしに嘲ってくる。モモコの反論の言葉もどこか弱々しかった。
「く……悔、しい……ん、はぁはぁっ」
 身体中を容赦なく駆け巡る確かな牝の衝動に、ムッチリと淫らに成長した肉体が、ピクピクと痙撃する。
「僕知ってるよ~。光戦隊マスクマンとして地球を守っていた時も、敵に敗北して体を隅々まで蹂躙されたかったんでしょ~?」
「だ、だから……あたしは望んでなんかないわ!」
 モモコは文句を言うが、女体が敏感に沸騰された身体は言うことを聞いてくれず、力が湧いてこない。
 ガルボドグラーの性欲を満たすだけの、憐れな虜囚モモコにすぎなかった。
「グルルル……」
「はぅっ、んんっ……んぁぁぁぁ!」
 ぐちゅっ! ぐちゅぐちゅっ!
 ガルボドグラーに打ち込まれたペニスによって目覚めさせられた牝本能は、さらに熱く淫らな方向へと容易く突き動かしていく。