「流石に窮屈な孔だな」
 リーダーは二ヤニヤと下品に笑いながら、リモコンのボタンを操作する。
 その途端、二つの女壺に埋まった性玩具が震え出す。強烈な快感が生まれて、モモコは思わず悲鳴を漏らす。
「いやぁぁぁっ!」
 妖しい痺れに誘われて愛液が吹きこぼれ、不良たちの指を奥へ奥へと吸い込んでしまう。
「……あっ、ひんっ!」
 子宮口と直腸壁に密着した卵型バイブの振動に、モモコは正常な表情をとろんっと崩してゆく。
「あたし……も、もうダメっ! はぁぁん
 性知識に乏しいモモコに抗う術はなかった。
 健康的に引き締まった腰は、不良グループを魅了するかのように上下に揺り動かす。
「うへへ、モモコのスケベな匂いがプンプンしてるぜ」
「いやあっ」
 くねくねと淫らに捻るお腹に鼻先を寄せられ、湯気の立ち上った牝汗をクンクンと嗅がれてしまう。
 あまりの恥ずかしさに、耳までが真っ赤に染まった。
「んああぁ……そんな奥まで……は、激しいあ……あうっ、いやぁああぁん
 チカチカッ、と瞼の裏で眩い火花が炸裂する。
 恥辱にまみれながら、朦朧とした意識の中で昇り詰めようとした――だが唐突に卵型バイブがぴたりと沈黙した。