それでもモモコが両手をお尻を後ろで組んで、いつでも縛られていいように無抵抗のポーズを取ると、いくぶんかはお腹が楽になる。
「いくわ……。だからもうおとなしくして……」
モモコは仲間には聞こえないような擦れる小声で呟く。
その宣言を歓迎するように寄生武器は腸内を詰めるほどに肥大した後、シュルシュルと縮んでいった。
ビクビクッ!
「んんんっ❤」
凄まじい快感がお腹の中を駆け巡り、モモコは桜色の唇を噛みしめて耐え抜く。背筋を少し海老反りにする。太腿はガクガクと震えた。
「モモコ! 聞いてるのか!?」
姿長官が厳しい顔で怒鳴ってくる。その何もかもを見透かすような視線を受け、モモコは内に秘めた思いを言いたくなる。
「みんなはもうアキラを探しに行ったぞ。君も早く行くんだ!」
「は、はい……」
モモコの唇から漏れたのは歓喜の涎だった。頬を真っ赤に染めて、そのまま首を縦に振ることで返事する。
じゅわり……。
軽い絶頂に打ち上げられてしまったモモコは、太腿の付け根が潤んでいることを実感するのだった――。
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