すでに何度目かの絶頂に導かれたモモコは、急な立ち眩みを覚えた。
 ぐっしょりと濡れた膣穴から粘っこい牝汁が溢れてくる。モモコは太腿に光る雫を滴らせて、身体が落ち着くのをひたすら待った。
 がさがさ……。
 そこへ、モモコの牝臭に誘われるように、静まり返った林の奥から草木を掻き分ける音があった。
「アングラー兵!」
 地底帝国チューブの下級戦闘員アングラー兵たちが、モモコを待ち受けていた。醜悪な骸骨のような頭には、笑った顔が貼りついていたのだ。
「ねぇ……あたしを、どうするつもり?」
 モモコは恐る恐る聞いてみる。
 切なげな表情を浮かべ、内腿をもじもじと擦り合わせるモモコを取り囲むように、アングラー兵たちが談話していた。
 その言語は理解できない。
(落ち着くのよ、モモコ……相手のペースに呑まれないようにしないと)
 呼び出しは受けた。
 だが奴隷のように凌辱などされてやるものか――そう思った瞬間、寄生武器がするりと後ろに回って、モモコのお尻をパンっと打ち払った。
 その衝撃はビリビリとアナルを刺激する。
「きゃぁっ!」