「はひぃ! いやっ、いやいやぁ……こ、こんなので、イキたくなんて……っんぁぁ!」
 ビクッ、ビクビクッ、ビクン!
 ピンクマスクの艶かしい肢体が跳ねまくった瞬間――ピンク色の粒子が弾け、マスキースーツは強制的に解除されてしまった。
「イクぅぅ……ダメぇ、イクイクぅぅ❤」
 ぷしゃぁぁぁあああっ!
 モモコの大股に開かされた股間から、粘つく愛蜜が噴水のように湧き上がる。引き上げられた両手を激しく痙攣させ、ロングの黒髪を振り乱してよがり狂う。
「ひぃ、はひぃぁ……あっ、はぁぁ……」
 モモコは顔を紅潮させながら、甘い喘ぎをあげて絶頂の余韻に浸る。
 涙の潤む瞳は快楽に蕩け、マゾヒスティックな愉悦に溺れきっている。口を閉じることもできず、だらだらと涎を流すイキ顔は、勝ち気なモモコとは裏腹に惨めで、そしていやらしかった。
 だがマスキースーツが解除されても、全身振動プログラムは止まらなかった。
『全身振動プログラムlevel3に移行します』
 ヴヴ……、ヴヴヴヴ……!
「はぁ、はぁ……っくふぅう! いひゃぁ、ま、まだ動いているの……?」
 熱い息を吐くたびに、噴き出す汗で白いブラウスはじっとりと湿り、乳房がプルプルと淫らに揺れされる。
「ダ、ダメぇ……い、いま弄られたら、あたし、もう……」
 ぶしゃっ、ぶしゃぶしゃっ!
 モモコの吐き出す絶頂汁は、エナメル質のピンク色のスパッツを透過し、プリーツスカートに恥ずかしい染みを作っていた。
「ああ……イクぅ! 止めて、止めて……んぁあ! またイクぅ❤」
 マスキースーツの加護を失ったモモコは、なおも断続的に快楽振動を送り込まれ、肉体は淫らに蕩けきってゆく――。