「入れてやれ」
「え?」
 背後に立っていたのはリンちゃんだった。
「どうして……」
「ちゃんと、自分が毎日している事をこの女にも教えてやれ」
 ザンギャックの戦闘員に促されるままに、リンちゃんが超巨大な注射器の化け物のようなものを抱えて近づいてくる。
「それって?」
 初めて目にするそれが浣腸器なのだと、モモコの知識の中にはない。
「浣腸だよ、女を責めるには宇宙では常識だ」