「ぁぅぅぅぅぅぅ」
 クリピアスを動かすたびに、モモコが悶える様子を見たタケル少年は征服感を抱く。
「どういう仕組みかなぁ?」
 疑問に思ったタケル少年は謎を確かめようと、モモコに密着する。
「や、やめて……」
 モモコは拒否するも、身体は無抵抗のポーズを取ってしまう。
「あ、何か漏れて来た……お漏らしかなぁ」
「言わないで」
「けっけっけ」
 モモコが瞳に涙を潤ませたのを見て、タケル少年は嬉しそうに笑う。
「へぇ。面白いなぁ、このお姉ちゃん」
 タケル少年がさらに楽しげに、モモコのスカートのポケットに手を入れた。その中身にあった玩具のスイッチを、タケル子供にはそれが何か分かるはずもなく……。