「ターボレンジャー!」
 変身の合言葉を叫ぶと同時に、左手首のターボブレスのスイッチを入れた。瞬間的にワゴン車のようなシルエットの光が輝いた。それが音もなく走り去った時、森川はるなはピンク色の強化スーツを装着していた。
「ピンクターボ!」
 女教師は胸を張り、凛たる態度で名乗りを上げた。