はるなは四つん這いの姿勢で倒れ込んだまま、体に力が入らない。
 顔を傾けるだけしかできないが、状況を確かめようと思った。
 目の前に浮かんだ寄生蟲は、臀部が淡いピンク色の光を帯びていた。これはピンクターボのエネルギーを奪い取ったのだと、分かった。

「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」
 ブイィィィンッ!
 体力の消耗に陥った女教師から奪ったエネルギーがまだまだ足らないとばかりに、再び寄生蟲が左右の乳首と股間のクリトリスに貼りつく。
 猶予はなかった。
 もう一度あの快楽電流を食らうのは、避けるべきに決まっている。
「ま、まって……」
 はるなはかすれた声で寄生蟲に懇願する。