「どうしたの?」
衣服はレミの分もある、でも最近では校長が許可しないとその棚を開ける事すら出来ない。
「校長にPTAの相手をしろって言われたのよ、ちょっと行ってくる」
それは、数日前にレミがした事ではなかったのか?
「準備は良いようだね、バスは待ってるよ」
校長は姉さんに声をかけながら、レミを見ていた。
「行ってくるね、レミは気にしなくていいから」
そのバスは今日、レミが生徒たちとコンクールに行ってきたバスだろう。
レミが裸で乗って来たバスだ。