音楽室に呼び出された数美は、拘束されてサリィに犯されているレミを発見する。
 助けようと、入って来た所をバスコに捕まってしまう。
「このお姉さんがね、なかなかファイブマンの大いなる力を渡してくれないからさぁ、
その気になるようにサリィに協力してもらってるんだよね。それとも、こっちのお姉さんが大いなる力を渡してくれるのかな?」
 サリィに犯されているレミを見せつけるようにして数美の体をいじりながら聞いていく。
 レミはサリィに犯されながらも
「姉さんダメよ。私なら大丈夫だから、そんな奴にファイブマンの力を渡さないで!!」
と気丈に振る舞ってる。
 レミの思いをムダにしまいと
「私達の力は、どんな事をされようと、あなたのような人には渡さないわ。」
 とキッパリと断る。
 バスコは想定済みの事態のため余裕で続ける。
「そうそう、今あのお姉さんを犯しているサリィね、精子の生命力ががとても強くて一年間は胎内で生きられるんだってさ。
ザンギャックの科学者の話だと人間の卵子とも結合可能って言ってたから、出したら妊娠確定だねぇ。」
と笑いながら
「まあ、どんな事をされてもって言ってたから、とりあえず、出しちゃおうか?」
 流石に顔色が変わる姉妹。
「いやあ、出さないで。」
 頭を振って嫌がるレミ。
 数美も顔を真っ青にして止めさせてとわめいている。
「サリィを妹の子の父親にしたくなければ、わかるよね?」
 レミは半狂乱になって「止めて」としか言えてない。
 数美も流石に宇宙猿の子供をレミに産ませるわけにはいかないと思い、苦渋の決断を下す。
「わかりました。ファイブマンの力をあなたに渡すから、今すぐ止めさせて。」
と涙ながらに懇願する。
 「ん〜大丈夫だよ。サリィは許可なく出したりしないからさぁ(笑)」
と止めてはもらえない。
「ほらほら、早くくれないと気が変わっちゃうかもしれないよ。」
とサリィの方を見る。数美はバスコから解放されると直立不動の姿勢をとって、目を閉じた。
 するとオーラを発し始めてそのオーラが頭の上で手の平大の塊になっていく。
 ファイブマンのエンブレムが浮かび上がるそれを数美から受けとると、バスコはサリィに合図する。
「サリィ。もう、良いよ。」
と。ぐったりとしている数美が妹の方を見ると、サリィが腰を振るスピードを上げた瞬間だった。
 レミは体をガクガクと揺すられて、更に悲鳴を上げる。数美はバスコを睨みつけて、約束が違うと抗議する。