「いまさら、こんな姿を観たいなんて変わりものね」
 数美は脅され、土下座をする。
 そう言う体裁になっているのに、数美の言葉に男を萎えさせるのだ。
「くぅうう! こうしてやる、もう詫びても許されないからな」
 男はタブレットを持ち出し、数美を女教師性玩具教室の教員登録に登録しようとする。
「あれ?」
「とうの昔に登録されてるわ……私達を好きにしたいならあなたの手には武器は山ほどあるのよ?」
 数美は長女で、そして教員だった、こんな状況でも言葉に説得力がある。
「くっそぉおお……」
 それが男を余計に苛立たせた。