「1+1はぁ?」
「2ーーー」
香も、不慣れだったとはいえ地球を守る為に訓練を受けたことのある身だ、何時までも子供たちの自由にされ続けるつもりは無かったのだが……
徐々に身体の麻痺が回復し始める、あと少しという所で……
「こっち見て」
「あ……」
何度も何度も画面を見せつけられながら、好き勝手なポーズで記念撮影と称されるものをさまくる。