「じゃあ、ストリップの逆だね!」
 子供たちに見られながらの暖かな服を着ていく。
「な……なんで」
「え? もう他人じゃ無いんだし良いじゃん」
「家族にだってそんな事させませんわ」
「へぇ じゃあ旦那さんよりも多くのはじめてを僕たちと経験していくんだね、これからも……」
 着替えを撮影されながら恐ろしい事を言われたと、まだ香は理解していなかった。