「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいい」
 目隠しを外されたそこにいた海洋生物が香の心を震撼させる。
「そいつよりは話が出来るよぉ」
 行動隊長と思える二人が入ってくる。
「新郎、ワルズ君の夜の負担を軽くするために、ボキラが頑張っちゃうんだな(笑)」
 サタラクラジュニアと、
「ワルちゃん、結婚おめでとさんね〜。」
 バスコ・ダ・ジョロキア……私掠船の船長だった。
「さぁ次は新郎の御友人からの愛を承ります」
「お? 中々良いのを連れてきたじゃないか?」
 監督がおかしな事を言う、当然ながらこのレイプ連続シーンには台本は無い……
 香にはただ犯されるだけで(抵抗しても良い)と言う風に書かれた台本が渡されていた。
「バスコは遺伝子再生による促成栽培です。宇宙猿以下の知能しかないですが、性欲は折り紙付です」
「夫の熱い友情に、新婦も感動の涙が止まりません。」
 とアナウンスのアドリブは的確だった。
「ひぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
 二穴同時挿入に香の意識はもたなかった。