「厭よ……」
 過敏な刺激が殆ど未開発だった鶴姫には耐えられない。
「自覚してもらおうか、立場というものを!」
 ザンギャックという組織は、地球攻撃隊の指令官だった皇太子が死んだ今も地球に居続けている。
「自覚?」
 気が付けば、既に鶴姫は一糸纏わぬ状況になっていた。