「ん……」
気が付いた場所は、見たこともない場所だった。
「サスケ……」
つい弱音が出る。
「助けてよ……いつもならこんな事になる前に必ず来てくれたじゃない……」
一度の弱音が心をさらに弱くした。
「あ! 痛い」
立ち上がろうとした時に股間に刺激があった。
「何なの?」
ピアスの裏側から一本の紐が延び、床に直接縛り付けられていた。