「上にある浣腸器のテストプレイはそろそろですか?」
「えっ!?」
通過せずに立ち止まった参加者は、少し恥ずかしそうに鶴姫に開始時間を訪ねて来た。
そういえば、自分が立たされているブースは浣腸器コーナーだったということを浣腸器を両手で持ちながら失念していた。と言うか浣腸器を販売している場所に立たされていること自体現実味が無い。
参加者の指さしている上に視線を移すと……