妹の淫らな姿を見て発情した兄は自らの中にある欲望に勝てない状況に陥っていた。
 ジュル、ジュル、ジュル
「ああああ…………❤」
 兄の舌が桃のクリトリスに快感を与える。
「や……やめ……やめて……お……お兄ちゃん……ああん❤」
「桃、乗れ」
 最近ずっと優しかったはずの兄の口調が変わっていた。
 ズプッ……
 言われるままに桃は兄のペニスの上に跨って腰を下ろしていく。
「ああああぁぁぁぁ~~~~❤❤❤❤」
 パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ
「ん、ん、ん、ん、ん、ん、あん❤」
 桃も同時に腰を動かして、完全に愛しあう二人という面持ちだった。
 ドピュ!!
 ビュルルルルル!!
「ふああああぁぁぁぁ~~~~❤❤❤❤」
 兄の愛の塊が桃の奥で激しく噴火したのだった。
 こうして、ヨコザワルドによって兄妹として越えてはいけない一線を越えてしまった、しかもその最中下腹部に排卵誘発剤が投与された事を二人は気が付いていなかった。