「だいたい状況は掌握してるんだけど、数美さんから連絡があってね、なにやらこちらの想像を超える事態が起きてるみたいなの」
ペギーはそう言って話し始めた。
「解放された仲間も増えてるんだけど最終的にこれからも、開放されたいじゃないですか?」
つかさは、制服の下のASのマークが付いた首輪を指さして見せる。
「で、丸尾桃中尉にも協力願いたいのだけど」
「え、ええもちろんよ」
しかし、熱くなってくる下腹部が気になって気もそぞろの桃なのだった。